ANA国内線搭乗記:ANA19便プレミアムクラスで伊丹へ!/ 羽田 → 伊丹(NH19 / HND-ITM / Premium Class)

トラベル(国内)

今年はちょいちょい国内での移動が重なる流れらしく、本日も一泊二日での大阪です。この時期にしては冷たい雨が降りしきる東京湾岸を車で移動し、いつもの羽田空港「P3」へ車を滑り込ませます。

ちゃちゃっとチェックインを済ませ「ANA Suite Lounge」へ。朝なので、日本各地へ出発するビジネスパーソンで混み合っていますが、意外にも喫煙室は空いています。最近はタバコを吸う人が少なくなってきたんでしょうね、時代の流れを感じます。

そうこうしていると、iPhoneにピコンピコンとメールが届き続けます。何事かと内容を読んでみると「搭乗口変更のご案内」。どうやら私の搭乗する便のゲートが変更になった様です・・・が、さらにそのメールにかぶせる様に再度「搭乗口変更のご案内」・・・結構混乱していますね。

この変更により奇遇にも私がいまタバコを吸っている喫煙室の正面(真下)が搭乗ゲートとなり、そこへ雨に濡れたBoeing777-200がゆっくりとタキシングして入ってきました。最近意外と搭乗機が到着する様子を目撃できる印象ですが「伊丹までよろしく!」という気分でゲートインを見守ります。

9時42分、ダイヤモンドメンバー優先搭乗が始まり、機内へ足を進めます。本日はプレミアムクラス「3K」の座席を予約しましたので、プレミアムクラス最後方の座席に座りとりあえずゆったりとします。・・・本日のプレミアムはどうやら満席の様で、次々と座席が埋まり、CAの方々もご挨拶に、新聞に、上着の預かりに・・・と大忙しの模様です。私はそんな様子を眺めながら、窓の外の雨の様子を見やり周囲の確認です(笑)。隣には本日の機材よりわずかに古い「JA702A」が駐機しています。

・・・そしてそろそろ定刻でドアクローズかと思われた時間にコトは起きました。・・・まったく締まらないドアを不審がって見やっていると、グランドさんが入ってきてなにやらCAさんたちと打ち合わせをしている様子。というより「まだ搭乗していないお客さん」がいる様ですね。

10分後やっとその数名の旅客が搭乗し、いよいよ出発かと思えばさらにそこからなにやら確認が始まり、どうもプレミアムクラスの旅客がチェックイン時になんらかのエラーをしている様子。その方のボーディングパスを機械的処理する様子を固唾を飲んで見守るプレミアムの旅客(笑)。最前方に座るオジサマは「いつ出発するんだ!」とややお怒りの様子で、キャビンの空気がピリピリし始めます(笑)。

結局24分遅れの10時24分にドアクローズとなり、いよいよ出発です。幹線の一つである伊丹便でここまでの遅れはなかなか珍しいですし、搭乗客の9割以上がビジネス系旅客だという構成を考えるとCAさん達は嫌だったでしょうね。到着時間含めてそうとうキャビンのイライラ度が高かったと推測できます。

気を取り直して本日私を伊丹まで運んでくれるのは「ANA19便(HND-ITM)」、機材は「Boeing777-200(JA704A)」飛行距離280mileの短い旅です。

10時25分にプッシュバックが始まり、28分に滑走路に向けてタキシング(地上移動)が始まります。・・・このタイミングでいつも気になっているのは「搭乗直後にスリッパに履き替える人」です(笑)。一刻も早く寛ぎたいという気持ちはわかるんですが、航空機事故の多くは離発着時に起きています故、なんかあった時にスリッパで脱出できるんでしょうか?自分自身のリスクマネジメントの意味も含め、私は離陸後のイニシャルクライム(初期上昇)に入るまでスリッパが必要な場合も絶対に履き替えないんですが、結構航空機旅行者が増えたとはいえ、まだまだ日本人のこういった部分のリテラシーって低いなぁというのが個人的な感想です。

さてさて、機体は順調に滑走路へ向け移動をしていますがその途中で衝撃的な光景を目にしてしまいました!・・・というのも・・・

787のエンジンがないいいいいいいー!

のです(笑)。整備中でエンジンが丸ごと取り外されている光景は過去何度も見たことがありますが、フェアリングの一部を残して取り外されている光景を見るのは初めてです。真正面から見えるとスカスカになっているエンジン部分、ちょっと気持ち悪くもあり、こういう分解整備もできるのかーと感心する部分でもあります。おそらく全取り外しは、機体への負荷や、再取付時の精度問題含めてシビアな要素が多いので、エンジン内燃部のみを取り外して整備できるように、ロールスロイス?またはボーイングが787で導入した新しい手法なんだと思いますが、いやぁ、斬新。新鮮です。

(正面から見ると不気味な空洞感で思わず二度見してしまいます・・・)
(な・・・ついてないっ!!!)
(あまりにも斬新な光景・・・シェブロンノズルだけ残っています・・・)

ちなみに、このエンジンを外されていた機材は「Boeing787-8(JA819A)」でした。

そして、やっとこさ本日の使用滑走路である「RWY05(D滑走路)」の手前まで来たと思えば「You’re NO.6」・・・そう、私たちの離陸順番は6番目だそうで、まだしばらくは上がれそうにありません。この時点で10時39分(笑)本来なら三重の上空から伊丹に向け降下中の時間帯でしょう(汗)。

最終的に我々が05から離陸をしたのは10時47分、10時発ですからね・・・、この機材の一日の予定はぐっちゃぐちゃですね(汗)。

この日は雨でしたので、離陸直後から雨雲へ突入です。シーリング(雲底)は600ft(約200m)ですので、離陸後数秒で窓の外は真っ白。醍醐味もクソもない景色が広がります。その後東京湾上を旋回しながら上昇してゆく最中に低い雲の層を突き抜けながら上がっていきますので、部分的に青空を視界に捉える様な「雲のミルフィーユ」状態の空を777はグングン登って行きます。

(十数秒晴れ間が見えますがすぐにまた曇天のなかに突っ込みます)

まだイニシャルクライムが続く頃、機内では朝便用の「Premium GOZEN」が配布され始めます。当然朝食メニューですので、軽いサンドウィッチと、暖かいスープが中心のメニューです。・・・が、この「完熟トマトのスープ」・・・いただけません(笑)。酸味はあれど深味はなく、しかも具材もスッカスカ。誰がこんなの提供しようとしたんだ!というレベルのスープです。サンドウィッチの方は美味しくいただきました。

そんなイケテナイ朝のスープの飲み干そうとしている頃、眼下には先日お世話になったばかりの「セントレア(中部国際空港)」が見えてきました。・・・不思議な浮島感のある形、そして極めて人工的なその佇まいは上空からみるとなかなか味があります。ちょうど我々の機が通過する頃、眼下に離陸するどこかの航空機を見ることができました。
セントレアを通過し、三重県上空へ差し掛かる頃、寝ぼけたあたまを起こすためにコーヒーをオーダーです。GOZENを食べた後にゆっくりコーヒーを飲む時間など伊丹便にはないのが悲しいところではありますが、サービスされたコーヒーには私の好きな「いわてまり」シリーズの新作がお供として付けられていました。本当にここのお菓子は美味しいですね、大好きです。
遅れを取り戻すため、この日は総じて低めの巡行高度をとっていたせいか、ところどころ揺れが入る環境でした。雨の東京から、雨雲が過ぎ去った土地に向かっての西行きですので天候は飛べば飛ぶほど回復を見せ、三重県上空で伊丹に向け降下を始める頃には機窓の景色はかなり良好な天気に回復しており、日が照っている地上の様子も確認できます。
できる限りのショートカットの航路をリクエストして飛んだのでしょう、八尾空港の上空を3,500ft程で通過する頃にはかなり短い時間で大阪まで来たなぁという印象が強いほどで、なかなか難しい上空での遅延の取り戻しを少しはできたんじゃないかという印象でした。・・・この右旋回の後、機体は一気に高度を下げて行き、伊丹空港に向けた最終進入が始まります。眼下に見える大阪の景色もグングン近づき、この短い空の旅の終わりが近づいていることを告げてくれます。
(どうも空気がヘイジーで遠景が霞みます)

(雨だった東京とは打って変わり、晴れ間がのぞく地上が近づいてきます)
(ぐんぐん地上が近づいてきます!)
いよいよ地上!というランディング直前、航空機好きには有名な伊丹空港の撮影スポットの一つである「千里川土手」を一瞬で通過します。機内のビジョンには一気に大写しとなるランウェイ(滑走路)の姿が見え、姿勢も安定している様子です。
(白いシャツの人が立っている場所が千里川の土手です)
「RWY32L」へのスムーズな接地の後、強いブレーキングアクションを伴いながら一気に機体の速度が低下して行きます。そのまま最初のハイスピード誘導路へ離脱し、RWY32Rを横切りスポットへ移動して行きます。小型機中心の離発着に使われる32Rは、接地帯でのタイヤマークの幅が狭く、通常の大型機共用の滑走路とは少し模様が異なって見えるのが面白いところです。
(奥に見えるのが管制塔、手前に見える道が滑走路32R/14Lです)
(32Rを横切るところ、ちょうど着陸機が接地するあたりです)
そのまま東京行きとして折り返すだろうこの機材は、東京行きの印象がとても強い10番スポットへ入り、遅延を取り戻そうとするビジネスパーソンがガンガン降りて行きます。最終的に着陸時刻は11時35分、上空で結構遅れを取り戻せたということでしょうか。
面白いもので、この上の管制塔側を向いている写真(東側向き)、最後の展望デッキからの写真(西側向き)を比べていただくとわかるかと思いますが、雨雲が通り過ぎた東側はまだまだ天候の悪さを想像させる曇天域ですが、西の空は快晴ですね。同じ場所の東西でこんなに景色のイメージがかわるのもなかなか趣深いです。
私も無事降機し、そのままバゲージクレイムへ移動です。
このレトロな雰囲気のバゲージクレイムが伊丹の良さですね。なんでも液晶化しちゃうのもつまらんもんです。やや薄暗いくらいの照明が逆に空港の施設という印象を持ってしまうのは私だけでしょうか。ここから一歩出れば明かりが煌々としていますが、空港は適度に暗い場所がある方がかえって旅情をくすぐります。
さぁ、やってきました大阪!わずか一泊の旅ですが、仕事含め大阪を堪能したいと思います。・・・この日は少し時間に余裕がありましたので、この後展望デッキからしばしの間離発着するする機体を撮影することもできましたので、その様子や、ホテルのご紹介などは別の記事でお届けしようと思います。
もちろん、航空機撮影用の大型機材を持ち込んだわけじゃないので撮影が趣味の方や、本職の方々にはかないませんが少しでも楽しんでいただければと思います。
さ、リムジンバスで梅田へ向かうこととします。
ではまた!

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この記事を書いた人

東京でプランナーとして働きつつ、様々なフィールドで遊ばせてもらっています。

ON / OFF問わず日本各地、世界各地へ出かけることが多いこと、そして移動手段
である航空機が大好きなことを理由に「航空機を活用した旅」をメインとしたブログ「Days of StyleDept」を書いていたものの、もう少し幅の広い話題を取り扱うブログへの進化を目指してこの「Life with curiosity」へ全面移行。

記事には出て来ない日常も垣間見れる「Instagram」(gulf9_styledept)もぜひフォローしてみてください。

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