今回はグローブトロッター!刷新されたANAファーストクラスアメニティをご紹介!(Anew ANA First Class & Business Class amenity)

ひこうきネタ

ANAファーストクラスのアメニティが更新されましたのでご紹介しようと思います。過去ご紹介した際は「RIMOWA」のケースに「THE GINZA」が封入されているものでしたが、その後ケースが「Samsonite」に変わり、この度「Globe Trotter(グローブトロッター)」に変更となりました。(「Samsonite」時代がとても短かったということになりますね・・・)また、これまではファーストクラスとビジネスクラスでアメニティは異なっていましたが、今回からケースは両クラスともに「Globe Trotter」で統一(ケースの質感などは異なります)、中身のみが異なっているという仕様となりましたのでより統一感が生まれています。

※「Samsonite」のレビューをあげていませんでしたね。近日歴代一覧!という感じでご紹介したいと思います。

 

今回はその刷新されたファーストクラスアメニティと、ご参考までにビジネスクラスアメニティをご紹介しようと思います。

スポンサーリンク

ファーストクラス・アメニティ【FIRST CLASS】

ご覧の様にファーストクラス・アメニティのケースは「Globe Trotter」です。世界中を旅するフリクエントトラベラーの間で重用されるキャリーケースと言えばやはり「RIMOWA」、「Globe Trotter」をイメージする方が多いのではないでしょうか?よりビジネスパーソン寄りであれば「TUMI」や「Samsonite」あたりも候補に上がるかと思いますが、プレミアムイメージがあるのは最初の2ブランドかと思います。(※ただ単にキャリーという意味でLouis Vuitton等を活用する方もいらっしゃいますが、この辺は一旦無視します)

そんな世界中で重用されるキャリーブランドと歴代でコラボしてきたファーストクラス・アメニティのケースではありますが、いよいよ今回は「Globe Trotter」です。

グローブトロッターって?

グローブトロッターの特集記事ではないので簡単な説明にさせていただきますが、「Globe Trotter」は1897年に、イギリス人のデイビッド・ネルケンにより創業されたトラベルトケースのブランドです。自社工場でハンドメイド生産される英国流のラグジュアリーを追求したトラベルケースとして、瞬く間に世界中に名を馳せるようになり、今日では、その伝統的なクラフトマンシップへの称賛とともに、時代を超えても変わらずに愛されるスタイルアイコンとして多くのファンを持っているブランドです。

ちなみにブランド名称ともなっている「グローブトロッター」は“常に世界を旅する人”、”いつも世界を飛び回る人”という意味があり、ワールドトラベラーの私たちには親和性や思い入れのできやすいブランド名であるのは確かです。「ジェットセッター」よりも自由な香りがする単語ですよね。質実剛健で無機質な「RIMOWA」よりもファッション性が高いこのブランドはオシャンな方々や自称オシャンな方々に愛用されており、高いファッションアイコンとしての地位もあるブランドかと思います。

あ、ちなみに私はブログにしょっちゅう出てくるのでお分かりかと思いますが「RIMOWA」派です。

そんなグローブトロッターがANAファーストクラス・アメニティのケースに!

ということでついにANAのファーストクラス(※正確にはビジネスクラスも)アメニティのケースに「グローブトロッター」が採用されました。現在配布されているのはご覧の様なスカイブルーにベージュの革が巻かれた仕様となります。ギリギリ男女兼用という雰囲気のカラーリングですので、どなたが手に入れても十分に使える配色です。・・・この手のミニケースはスーツケースの中での小物収納に威力を発揮することが多いので中身を取り出したあとにも十分な利用価値が残る点でありがたい一品です。GOPRO等を周辺機器と一緒にしまいこんでおくのにも活用できますし、充電器の束をまとめて入れておく、旅先でのティーバッグや粉末ミルク他のインスタント系をまとめておく・・・などでも活躍します。

早速アメニティキットを開封!

なんかめっちゃレビュー系のブログみたいになっていますが・・・(汗)。まぁ、このミニケースを開けると中身はこんな感じです。実際には写っていない背面にもANAのアメニティが入っていますので、結構ぎっしり感ありますよ。ということで、内容物を一覧化したいと思います。

【ザ・ギンザ エッセンスエンパワリング セット】

・クリーミークレンジングフォーム(洗顔料) 5g
・エッセンスエンパワリング・デー(日中用美容液) 5ml
・エッセンスエンパワリング・ナイト(夜用美容液)5ml


【ANAアメニティ】

・歯ブラシセット
・アイマスク
・イヤプラグ

 

となっています。

中身は継続で「THE GINZA」ですが毎回少しづつ仕様が変わっている様で、より高級感が高まってまいりました。機内での保湿などに有用ですので、結構こういうアメニティは移動用かばんの中身として役に立つのでありがたいものです。なにせ移動中の機内は「Boeing787」出ない限り基本的に極限の乾燥空間ですからね。。。

ちょっとした部屋のインテリアとしても重宝?!しますし、旅バッグの仕切りとしての実用性もあり、コレクターズアイテムの心も刺激しますので毎回の更新が楽しみな品物でもあります。別の色も集めたいですよね。ANAの公式ページを見る限り「5色」のラインナップがある様なんですが、まだ私は1色しか見たことがありません。。。

ANA公式サイトより引用

ANAビジネスクラス・アメニティ【BUSINESS CLASS】

ANA公式サイトより引用

ビジネスクラスは数年ぶりにアメニティを全面刷新!

はい、同じタイミングでビジネスクラスのアメニティもケースが更新されています。またビジネスクラスに関しては中身も更新されていますので全面刷新ということになりますね。・・・今までは長らくそのケース(ポーチ)の形状、デザインを変更しながらもず〜っと「ニールズヤードレメディーズ」が使用されていたんですが、今回からケースは「グローブトロッター」に、中身は「雪肌精(株式会社KOSE)」に一新されています。また、私はまだ出会っていないのですが「グローブトロッター」のポーチではなく、なんていうんですかね?最初の公式写真を見ていただければと思いますが袋?の様な入れ物で配布される路線もある様です。(同じ時期に私はケース、知人は袋ということがありました。違いは私がニューヨーク線、知人はブリュッセル線だったという違いなので、ヨーロッパ路線は別仕様なのかもしれません。)

いざ開封の儀

中を開けてみるとこんな感じです。両面に「雪肌精」、「ANAアメニティ」が綺麗に収納されています。ケース自体の厚みはファーストクラスに比べると薄いのであまり容量がなく小物入れ的な用途は限られますが仕切りもあり活用法次第では便利そうです。

全ての中身を出してみるとこんな感じ。ANAアメニティはファーストクラスとなんら変わりませんのでこの点においてはファーストクラスもう少し頑張れよ・・・という印象でしょうか。(ちなみに座席で配布されているスリッパもファースト、ビジ共に同じものです)

・・・まぁ、ニールズヤードの時から思ってはいたんですが今回の「雪肌精」は“美白”をメインに掲げるブランドです。どうもアメニティの選択が女性を意識しすぎている気がするんですがね。ぶっちゃけビジ乗ってるのオッサンが多いわけですしね、もう少しこう男女平等に使いやすいアメニティの選択にしてもらえると(または男女で中身が異なる)ありがたいんですが。・・・ということで中身をリスト化します。

【KOSE 雪肌精MYV】

・雪肌精MYV トリートメント ウォッシュ(洗顔料)10ml
・雪肌精MYV コンセントレート ローション(化粧水)13ml
・雪肌精MYV コンセントレート クリーム 6g

【ANAアメニティ】

・歯ブラシセット
・アイマスク
・イヤプラグ

まぁ説明文にも「透明感」がウリになっていますのであまりオッサンを意識した選定ではないというか、すでにもう雪肌精の入れ物自体が我々がターゲットではないことが伺えますね(笑)。そう想う人が多いのか、降機時に結構座席にアメニティが置きっぱなしという光景を目撃しています。いろいろ機会損失してるんじゃないかなと想うんですが、最近のANAはメニューやデザート、アメニティに至るまで異常なほど女性を意識しているというか、意識しすぎておかしなことになっている印象が強いですね。ニールズヤードの時もそうですが。そのうち機内で出てくるコーヒーがデカフェだけとか、オーガニックハーブティーだけとかになったら爆笑しますけどね。・・・ま、タピオカドリンク積んでないだけマシかな(笑)。意識高い(風)の社員がこのへんの選定やってんですかね?自分の思い込みでサービス組まないでほしいですねぇ。

一応考え方の補足をしておくと、この手のアメニティは出張族のオジサマ方が帰国して家族にお土産を渡す際、奥様向けのお土産のひとつとして渡せるという機能を視野に入れているというのはあると思うんです。仕事とは言え自分だけビジネスクラスやファーストクラスで旅行しちゃってさ・・・みたいな反応あるでしょうし。そんな時に「アメニティ」で思い出を共有するといいますか、もっと端的に言えば罪滅ぼしとして少し高級な化粧グッズが入ったもので溜飲を下げさせる的な機能を与えることで、搭乗者たるオジサマ方を助ける効果があるのかな・・・と。そう思えば中身がややババクサ大人の女性を狙ったブランドが入っている点には合点がゆきます。

アメニティ一つとっても様々な狙い、効果、機能・・・あるんですよね。その辺の配慮は非常に日本っぽい気もしますが、そんなもん搭乗者の自助努力でなんとかしてほしいですし、そのために我々が使いにくいものが含まれているのはあまり歓迎できませんね(笑)。

てなことで、ケースの刷新は大ウェルカムなファーストクラス、ビジネスクラスのアメニティをご紹介いたしました。

ではまた!

 

◆◆◆

●【人気記事!】ユナイテッド747退役記念・限定アメニティキットの記事はこちら!

●かつてニールズヤードが使用されていた時代のビジネスクラスアメニティの記事はこちら!

●RIMOWA時代のファーストクラスアメニティーの記事はこちら!

【コメント・メッセージ】