ブリュッセル旅行記 : BRUGGE excursion(Part of Brussels travel)/ ブリュージュ

トラベル(海外)
【この旅の前編にあたる記事はこちらです】→「ビジネスクラス旅行記 : TOKYO to BRUSSELS (NH203 / NHD-FRA & LH1004 / FRA-BRU / Business Class)

ブリュッセルの日程を無事消化した我々は、次なる予定の地であるアムステルダムへ移動する前日に予定消化が早かったために運良くDAY-OFFを作ることが出来ましたので、ブリュッセル観光ではなく、少し足を伸ばして郊外の古都「ブリュージュ」へ赴くこととしました。ホテルで今までの仕事のラップアップを朝食がてら行った後、ブリュッセル中央駅に移動し、いよいよDAY-OFFのスタートです。
珍しく機内、航空機がらみじゃない企画の今回。お届けするのはブリュッセル郊外のブリュージュという街での一日です。古の情緒を身体中に浴びることができ、素敵な休日となりました。
今回我々が目指す街「ブリュージュ」へは急行鉄道である「Inter City」を活用すると約1時間程度です。我々も適当にチケットを購入し、目指すこととします。位置関係的にはブリュッセルの北西にあり、大西洋側へ移動するという感じです。平日移動だったのですが、結構様々な人が利用する路線の様で、車内はブリュッセル中央駅の段階でかなりの混み具合、途中駅でも降りる分乗ってくるという感じで終始混雑しているというのは予想外でした。
さて到着です。「ブリュージュ(Brugge)」は、別名「ブルッヘ」とも発音されますね。街全体が世界遺産とも言われる中世の街並みがそっくり残っていることで近年ものすごく観光客が増加傾向にある街です。残念ながら?ANA直行便がブリュッセルに飛んでしまったおかげで今頃日本人の老年旅行パック集団で埋め尽くされている可能性がありますけどね。。。
そんなことはさておき、駅に降り立ち中世の街並みへの橋を渡った瞬間から今自分が何世紀に生きているのか分からなくなる軽いタイムスリップ感のある景観に包まれます。
街の地番を示す各建物に埋め込まれたサインもご覧の様に現代の味もそっけもない記号ではなく、数字そのものをアートとして消化し、柔らかいデザインで包み込んだ温かみのあるものになっています。再建されたものも多いでしょうが街の雰囲気を尊重して作られているので地番一つ一つが見るに値する造形物になっており、歩く速度がどんどん遅くなることに気づきます。

ちょびっと「カリオストロの城」を思い出す様な自然と人工建造物が見事に調和した景色です。曇りがちな日だったのがちょっと残念ではありますが、一年を通して様々な気温、天候を楽しむことができる街なんではないかと、ゆったりスタッフと会話しながら歩くだけでもさらなる魂の浄化が進む様子が分かります。
街の中心部にあるマルクト広場はとても絶景なのですが、結構撮影は難しいですね。この日はカメラレンズの広角度合いが足らず中途半端な景色ばかりを切り取ってしまったのが悔やまれます。ただ、車と同じ量くらいの自転車が街の交通の要になっているのが近代ヨーロッパのある種の最先端をこの街もいっているのだなという感覚もあり、古と現代の融合の様なものを感じる風景です(別に自転車自体は新しいものではないですが)。
とかいいつつ、マルクト広場の中心には馬車の待機場も用意されており、ブリュージュを歩いていると何台も何台もの馬車とすれ違い、馬の蹄のカポッカポッっという心地よい音を聞きながら散策することが可能です。多くの観光客が馬車を楽しみ、そして思い思いにカメラのレンズを向けている風景はゆったりとした人生の時間の楽しみ方として偶然その場に居あわせたもの同士の人生の交流を楽しむことが出来ます。
マルケト広場のシンボルでもある鐘楼です。1300年代に現在のこの姿になったそうですが、そう考えてももう700年以上この姿で人々の営みを見続けているかと思うと凄みがありますね。・・・ちょうど街のランチタイムが終わった頃、我々も少しお腹が空いてきましたので、駅方面へ足を戻し目についたベルギー料理のお店「De Koetse」に入ることにしました。ランチがFixed courseで25EURO均一になっており、日本円で考えると3,500〜3,750円程度となります。高いか安いかは別として、実際にここで食してみた結果としては、十分価格に見合った美味しい料理を頂くことが出来ました。
メインは牛肉のワイン煮込みです。お肉も柔らかく、味付けは少し寒い地域独特の塩が効いたものであるが強すぎず美味しいものです。エスカルゴは絶品でした。特に、この日は1日を通して肌寒い1日だったので、最初に出てきた「Soup of the day」は体の芯まで温まる優しい味(野菜とジャガイモのスープだった様です)で、スタッフ一同生き返る心地というものをガラス一枚隔てた寒空を見やりながら味わっていました。このスープ、本当に美味しかったのです。
最後に少し濃いめのコーヒーをいただきながらワッフルをかじりベルギーな空気(笑)を堪能します。もし、ブリュージュにお出かけのチャンスがある場合はこの「De Koetse」、一度訪れてみてはいかがでしょう。偶然入ったお店ではありますが、お勧めできる雰囲気、味、ホスピタリティだと思います。
食後に街を歩きながら我々が目指したのは写真の様なボートツアーです。ブリュージュの中には生活用の運河が張り巡らされており、この運河を観光ボートで一巡りしてくれるのです。川から直接家に入れる様に作られている中世の構造などを水面に近い目線で楽しむことができるのはこのボートツアーならではですし、周囲のホテルが何年に建造されたものか、などの解説を聞きながら世界遺産である古都を目に焼き付けるのは素晴らしい経験です。
ボートからの景色はこんな感じになりますが、一応すべての人が全員景色を堪能できる様に配慮はされています。ボート自体は非常にゆっくり進みますので、船が苦手な方でも問題なく楽しめると思いますよ。観光時間は約30分程度、確か価格は一人8EURO程度だったと思います。
ベルギーといえば、ベルギーレースの産地として有名ですが、このブリュージュも古くからこのベルギーレースが主要な産業のひとつでした。それを象徴するかの様に、ベルギーレースで編み上げられた観光用の街案内地図が置かれていることには驚きました。非常に繊細な仕事で編み上げられており、写真でその精緻さを伝えられないのは残念なのですがこれはしばし正面で立ちすくんで眺めてしまうほどインパクトのあるものです。
右を向こうが、左を向こうがフォトジェニックな街並みが広がります。目や感覚が麻痺してきますが、二、三日滞在してじっくり写真をとっても満足しきれないほど(夕景も美しいと聞きます)の被写体の塊の様な街です。一度このブリュージュ内のホテルに宿泊してみたいものです。時にカフェを買い込み飲みながらゆっくりと夕方まで街歩きをして、我々は明日の移動に備え、ブリュッセルに帰ることとします。
ちなみに、街中にはこんなお洒落なポストーカードなどを仕入れることができるお店もありますし、当然ショコラティエも数多店を構えていますので、ショッピングに困ることもありません。このブリュージュのショコラティエで購入したチョコ、本当に美味しかったです。
本当に後ろ髪を引かれる思いではありますが、ブリュージュを囲む運河の外側から水門を最後に眺め、帰りのICに乗り込むことにします。
帰りも行きと同じく所要時間は1時間程度。夕暮れの郊外の景色をぼんやり見やりながら各人がカメラの写真を眺めたり、ブリュージュについて再度調べるべくスマホを眺めたり思い思いの時間を過ごします。
そういえば書き忘れましたが、ブリュッセル中央駅は綺麗な駅ですがスリのメッカですので、行動する際はお気をつけを。また、ブリュッセル北駅の方は治安がぐっと悪くなりますので、慣れていない方は一人では行動しない、特に夜には出向かないことをお勧め申し上げます。
さて、明日はアムステルダムへ移動です。数日間でしたが、ブリュッセルという街の魅力を十分堪能しました。・・・と思ったらまだまだ奥行きがあったのはこの後の再訪で知ることになるのですが(笑)。
ヨーロッパ出張は街、食、人、歴史、様々な側面で素敵な経験ができることが多いですね。この奥深さは次のアムステルダムでも感じることになりますが、写真が好きな方は個人旅行でしたらまずヨーロッパ、とりわけ北側、東側へ向かわれることをお勧めします。
今回アントワープは行きそびれましたが、この地球上死ぬまでにどれほどの土地を見て歩けるのでしょうか。楽しみで仕方がありません。
さぁ、アムステルダムへの移動に備えて寝るとしましょう。
ではまた!

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この記事を書いた人

東京でプランナーとして働きつつ、様々なフィールドで遊ばせてもらっています。

ON / OFF問わず日本各地、世界各地へ出かけることが多いこと、そして移動手段
である航空機が大好きなことを理由に「航空機を活用した旅」をメインとしたブログ「Days of StyleDept」を書いていたものの、もう少し幅の広い話題を取り扱うブログへの進化を目指してこの「Life with curiosity」へ全面移行。

記事には出て来ない日常も垣間見れる「Instagram」(gulf9_styledept)もぜひフォローしてみてください。

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