実は長らく愛用してきた旅行用のバックパックを新しいものに更新しました。
(正確には用途に分けて追加した、ですが)
Photo by Tatsunori Iwamoto
今までは記事の中にもちょいちょい写り込んでいた「クレッタルムーセン」の「GNA35」というバックパックを愛用していたのですが、いかんせんこれは山登り用のエクストリーム系リュックですので、カメラやGOPRO系のガジェットを持ち歩きながら旅をする私には不便なことも多々あったのです。近年、よりガジェットを持ち歩く機会が増え、国内1泊のような旅行でも荷物がかさばることが多いことからより機能性の高いカメラバッグ系を一個追加しようと品定めに入ったわけです。今回はこの新しく私が相棒に選んだバックパックについてご紹介しようと思います。
●過去この「GNA35」をご紹介した際の記事はこちら!
●クレッタルムーセンで不便だったこと
その前に今までのリュックで何が不便だったのか?を少し書きたいと思います。・・・実際問題よくできたバックパックでしたので、致命的な不便さは少なかったのですが、まぁ「用途最適」ではないという点での不都合は多々あった気がしています。
【不都合点】
カメラ用の仕切りがなく、クッションもないので機材破損につながりかねない
中はこんな感じで寸胴構造です。
これは大きいですよね。カメラ本体、交換レンズを収納するのが「中に放り投げた状態」になりますので、中で動きますし、当然外部からの衝撃にも弱い形になります。小物を配置したり、クッション性の高い衣類などを無理に入れることで解決をしていましたがやはり海外の移動や車の助手席やトランクに入れて移動する際には若干不安になったものです。また、カバンの中の位置関係が安定していることにより作業効率もあがりますので、やはりしっかりと仕切りとクッションは欲しいなぁ・・・とずっと思っていました。
あわせて、この寸胴構造により中身をしっかりと積み上げていく必要があります。同時に仕切りがないため「ここにはこれを入れる」という作業ではなく「なんとなくこの辺にこれがある」に陥りやすいのです。さらに背負っている間、そして下ろしたり、背負ったりを繰り返す間にバッグの中で地殻変動が起きまして(笑)あるはずの場所にない!ということもしょっちゅうで、結構バッグの中をガサゴソする必要にせまられるケースが多かったんですよね。
すぐに写したい時のサイドアクセスがない
リュックの中にストン・・・としまわれているカメラなので「あ、ここ写したい!」と思った際には、一回リュックを下ろし、トップのジップを開け、取り出してからもう一度リュックを背負って撮影・・・という流れになっていました。数多あるカメラバッグ系のバックパックでは背負ったままサイドアクセスからカメラだけを取り出し撮影、というスムーズな動作が可能になりますのでせっかくのシャッターチャンスを逃さない、という意味でもこの機能は重要かと。・・・結局私はこのロスが嫌で日がなカメラを片手に持って歩く、というせっかくのリュックのメリットを失う行動が多くなっていました(笑)。
バッグの構造的に大きな物、重いものを入れるとディバイダー部分が圧迫され中身が取り出しにくくなる
メインのカメラなどはこの写真上部にある赤い仕切りと緑の外布の中間に仕舞われることとなります。
PCを入れるディバイダーの外側にフラップ型の中型ディバイダーと、そのフラップの外側にジップ式のポケットが付いていたんですが、ここにものを入れておくとメインコンパートメントにものがいっぱい入っている場合(特にカメラ、レンズなど)、それらに圧迫されてそもそもディバイダーの下部に手が入らない・・・なんてこと多発してました。ポケットの中にバッテリーを入れていたのですが、これを取り出すのに一苦労・・・みたいなこともあり意外と不便だったんですよね。袋とかで小分けにした登山グッズをボコボコ入れていくには最適な構造なのでしょうが、ガジェット向きではないな・・・と。
開口部がひとつなのでちょっとしたものの出し入れに不便
そうなんです。この「GNA35」は開口部がトップの一つのみです。サイドポケットなども付いていないんです(むしろそれ的なものは専用のアタッチメントで追加していき、拡張性を持たせてある・・・ってやつです)。故に、何を取り出すにもトップジップを開けて手を突っ込むので、セキュリティーは高いですが「ちょっとパスポート」とか、「ちょっとリップクリーム」みたいな時に意外と不便で(笑)。ガジェット系列の付属品がどう
しても嵩張りますので、それぞれ必要なときにささ!っと取り出せるマルチな開口部が私には必要でした。
中の仕切りが細かくないので小物の管理がやや不便
先に書きましたが、中は「名刺入れサイズの小型ポケットが2つ」、「ペン刺し2つ」、「小型の袋型ジップ付きポケット1つ」、そして「PCディバイダー」、「書類ディバイダー」、「書類ディバイダー外側のジップ付きポケット」、「最後にトップフラップ裏のジップ付きポケット」という構成でした。これだけ見ると結構あるように見えますが容量的に使える仕切りは、「書類ディバイダー」、「書類ディバイダー外側のジップ付きポケット」のみですので、数多あるガジェット付属品をしまうには足りないんですよね。・・・結果、バッグの中にしっちゃかめっちゃかに小物が入っているというカバンの中の汚い女子、みたいなヒドイことになるわけです。
◆◆◆
こんな感じでまぁ、私の最近の用途には少し不便という感じでしたので、もうちょっと旅のスタイルに合わせたバックパックを足そうかな・・・と思い始めていたんですよね。ちなみにこの「GNA35」は・・・
【GNA35の素敵なところ】
など、多少の不便さに目をつむれば最高のバックパックですので、これからももちろん使用は継続していきますけどね。またこの「GNA35」は今は新しいデザインに変わっていますので、私のモデルは絶版品となっており、より愛着が湧いてきます。カラーも比較的レアで入手困難だったカーキーグリーンですので、いまだに同じバッグを背負っている人に出会ったことがありません。
●以下のAmazonリンクは現行機種である「GNA33L」ですが、こちらもとても優秀です!
●新しい相棒は『Peak Design | Travel Backpack 45L』!
まぁ、商品名を見て「あぁ、そこ行ったのね」って人も多そうですが(笑)、やはりこのバッグは使い勝手がよろしいかと。今や様々な会社からカメラバッグ型のリュックが出揃っていますが、どこのプロダクトも私の触手を動かしてはきませんでした。まぁ、デザイン的なものが大きかった気がしますが、よくあったパターンは以下のような感じです。
【よく売られているカメラリュックが欲しいと思えなかったポイント】
(言葉を選ばなければダサい)
(言葉を選ばなければダサい)
(言葉を選ばなければカブりまくってダサい)
って感じでしょうか。実際結構いろんなカメラリュックを見定めていたんですが、どうしても最後の「ポチ!」が出来ずにいたんですよね。あと、必要以上にブランド感が出ていないバッグってのも大事でして、主張の激しいロゴがあったりすると逆に萎える、ってやつですね。この辺をクリアーするやつないのかなぁ?と思っていた矢先に出てきていたのがこの私の新しい相棒となっている「Peak Design」製の「TRAVEL BACKPACK 45L」だったのです。
代表作の一つとも言えるPeak Designの「Capture」(Photo by Peak Design)
「EVERYDAY BACKPACK」や「CAPTURE(カメラクリップ)」で一斉を風靡した西海岸のベンチャーですが、2018年の冬にローンチされた新しい「TRAVEL LINE」の第1作目となるのがこちらの「TRAVEL BACKPACK 45L」となっています。日本には2019年の初冬位から入ってきた感じですね。公式のプロモーション映像を見ていたければわかると思いますが、シンプルなデザインに数多の機能を盛り込んだ極めてクールなバックパックとなっています。
●この辺が便利!「TRAVEL BACKPACK45L」をご紹介!
優れたデザインと、容量変更可能な機能性
まずもってご覧いただいてすぐわかるのがシンプルなデザインですよね。「400d(デニール)」のナイロンキャンバスによる耐候素材で出来ており、色使いゼロの真っ黒なリュックです。表面ポケットも目立ちませんので、ぱっと見「これ使いやすいの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、さにありなん・・・と言いますか使い勝手が良いんです。・・・バッグの容量は名前の通り「45L」なのですが、実はこの写真に写っている状態ですとおおよそ「35L」程度の容量だと想定できます。というのも、下の写真のように畳まれているトップ部分を解放してやると「40L」仕様となり、サイド部にある圧縮ジップを一周開いて解放してあげると最大の「45L」仕様となるように用途に合わせて容量を増減できる使い勝手が設計されている点がなんともユーザーに優しいんですよね。
●35L程度の容量の際はこんな感じ
●40L程度になるのはこんな感じ
頭の部分のロックを外すと膨らんで容量が増えます。さらにサイドジップを解放して「+5L」が可能
二つの愛用バッグを並べるとこんな感じの大きさの違いがあります。さすがに「Travel Backpack」は全体的に大きいですが、いざ背負うとそこまで大きさを意識しなくて良い気がしています。
背負い心地も及第点!
長時間重い荷物を背負って登山をするために開発された「GNA35」ほどのクッション性や細かなポジション調整機能は備わっていませんが、予想外に背負った感じは良好です。しっかりと重さを分散してくれますので肩が痛くなる様なことも少なく、旅行時に背負ったままでも苦ではありません。若干肩ベルトの素材がツルっとしているので肩から滑り落ちやすい印象がありますが、今後改良されていくかもしれないですね。
尚、この肩ベルトは本体に収納しきることができ、ボストンバック形状に変身させ活用することができるのも面白い特徴です。(スーツケースなどに挿して持ち歩く際に便利)
カメラバッグ機能は用途に合わせて3種類を選択可能!
肝心のカメラバッグ機能ですが、実はこの「TRAVEL BACKPACK」を購入しただけでは手に入らない(笑)。バッグだけ購入すると、ただの寸胴な・・・中身の空っぽなリュックを手に入れることとなるわけです。そこで、用途に合わせたカメラバッグ機能として「CAMERA CUBE」という商品を合わせて購入します。これが用途別に「SMALL」、「MEDIUM」、「LARGE」となっており、それぞれのサイズ感は以下の写真の通りです。
「CAMERA CUBE」を入れた際の荷室の残り空間は上の写真でイメージできます。
私は1コンパートメント分スペースが残って別のものを収容できるスペースを空けたかったので「MEDIUM」を選択しました。カメラ本体、スペアレンズ2本程度あればこのサイズで十分だと思いますよ。もちろん区分け方を工夫すれば長玉も収納できますのでとても便利です。色々ものを詰めた状態ではないですが、おおよそ私のコンパートメントは以下の写真の様な設計で作っています。
Mediumをこんな感じで区切ってます。GOPROの下にはフラップ式の区切りがあり、スペアバッテリー類が入っています
また、この「CAMERA CUBE」自体も、別売のストラップを利用することで単体のカメラバッグとして持ち出すこともできますので、旅先でコンパクトに持ち出したい場合はリュックから脱着し、写真の様に持ち歩くことも可能ですので、単なる仕切りとして購入するというよりももう少し利用価値の高い商品として設計されている点も面白いなぁと思います。
Camera cubeを単品として使用している例(Photo by Peak Design)
ちなみにこの「CAMERA CUBE」はバッグの中で動いてしまうことがない様に4点のクリップポイントを活用してバッグ本体と写真の様に連結して使います。このクリップ自体、慣れてしまえば脱着が簡単ですので、入れたり出したり、又は上記の様に独立して使用するなど様々な用途、マウント方法を試すことができますのでその点もビルトイン型のカメラ収納コンパートメントを持つバッグに比べて優れていますね。
もちろんサイドアクセス可能!
はい、カメラバッグですのでもちろんサイドアクセスが可能です。写真の様にサイドに大開口部がありますので、極めてイージーに取り出すことができます。この開口部は左右に付いていますので、自分の仕切り方法や利き手などに合わせてチョイスすることが可能です。ジッパーもすごくスムーズに動きますし、防水フラップ付きとなっていますので多少雨が降っている環境で使用していてもまったく問題は起きないと思います。雪が降る環境などで使用する場合にも重宝しそうですね。
旅のグッズを効率的に収納できる設計!
現代の旅は充電器や配線との戦いとも言えます。USB-Cケーブル、Lightningケーブル、Micro USBケーブル・・・嵩張るケーブル類に各種充電器・・・、それに加えてモバイルバッテリーや外部HDDなどガジェット関連でもそこそこの分量です。さらにパスポートやペン、メモ、ボーディングパス類、お財布、本、パソコンにタブレット・・・、サングラスやマネークリップ、リップに保湿クリーム、化粧水や替えのコンタクト、簡易なアロマ・・・挙げればきりがないほど身の回りの持ち歩きグッズがあるかと思います。そういったアイテムをパパっと目的別に収納できるのがこの「TRAVEL BACKPACK」の良さでもあるんですよね。
◆◆◆
例えば、カメラコンパートメントではないフロントサイドのトップをあけるとこんな景色です。
ここは表、裏双方にジップ式のポケットが上下1個づつ、合計4つの仕切りポケットが備わっています。表側上部ポケットは最も使用頻度が高いパスポートなどを入れておくのに都合がよく、また中にはストレッチ素材でできたミニポケットが4つありますので、ペンを指したり、保湿クリームやコンタクト、Lightningケーブルなどを私は突っ込んでいます。背面上部はメッシュポケットなのでここには例えば「OSMO Pocket」などの小さな撮影用ガジェットを転がしておくのに便利です。表裏双方の下部ポケットはやや手を突っ込んでアクセスしますので、例えば書類や、タオル類などを入れておくのに便利でしょう。
また、最前面トップには「Glass Pocket」としてサングラス程度の小物を入れておける底の浅いポケットがあります。写真は参考までに外付けハードディスク(86mm x 135.1mm x 26mm)を入れてみました。普段はここに名刺だったり、海外で使用するWiFiを入れたりしていますが、底が浅いなりに重宝します。
今までカバンのなかで所在なさげに点在していたグッズを機能的に分類し収納できるので、気分的にも安心しますし、なにより様々な作業効率が圧倒的に高まりました。・・・もちろんこれらのポケットの間の空間もメインの収納空間ですのでTシャツや簡単な衣服類を入れておくこともできますし、より本格的に入れたい場合はエクスパンドジッパーを開け、ここの容量を解放しますと(いわゆる最大45L仕様)結構な枚数の衣類を収納することができます(収納スペースの嵩が4cm程度広がるイメージです)。
まだまだ収納余力がある!
フロント部分にもたっぷりと物が入りますが、背面のカメラコンパートメント部はほぼほぼ「CAMERA CUBE」が占めているものの、容量の1/3が残っています。私はここにヘッドフォンを入れていますが正直余力バリバリです。このバックパックだけで2泊3日をする・・・などというときはここにもものを満載で入れることができますので45Lを使い切ると相当な旅行グッズを持ち歩くことができると思いますよ。
そして上の写真でわかるのが、前面収納スペースの背面仕切となっているメッシュポケット達はこの様にジッパーを回すことにより外すことができます。これにより前面、背面の仕切を貫通させワンボックスとして活用することもできますし、前面から背面へアクセスすることもできるというこれまた「使い方次第」の便利さを備えています。さらに「Peak Design」の見事な部分はこの仕切となっているポケットのジップを全て回して中仕切りを外した場合、それらをクルクル!っと丸めてしまっておけるポケットが底面にあらかじめ用意されているんですね。全ての収納をスマートに自分らしく設計できる工夫が随所に散りばめられている点は脱帽です。
セキュリティー意識も高い!
正しくはもうちょい違う結び方だった様ですが・・・すみません
海外を旅行しているとやはり「後ろからカバンを開けられる」、「座っているときに横から内部を探られる」などの防犯的側面への対応はちょっと気になると思います。・・・実際私はその様な目には遭っていませんが、転ばぬ先の杖・・・防犯を意識している商品であることはとても重要です。その点この「Peak Design」のバッグはスマートにこの辺も解決されていまして、例えば「使わないサイドアクセス側のジッパー」は、以下の写真の様に隠すことができます。
写真右上のジッパーが隠れているのがわかるでしょうか?
さらにこの隠しているジッパーをバッグの中にあるフックに引っ掛けることにより、外部から絶対に開かない状態にロックすることが可能となっており、サイドアクセス側もこうしてしまうことにより、サクドアクセス部を一時的に使用不能にすることが可能です。
写真左上の棒状のフックにジッパーヘッドを引っ掛けることで外部から開かなくなります
また、背面部のジッパーは、最初の写真の様にジッパー同士を連結してしまうことによりここから内部にアクセスすることも出来なくできますし、あらゆるジッパーを内部に隠せる設計になっていますのでセキュリティが心配な方にも安心していただける様な工夫が随所に盛り込まれています。また、この背面と前面のジッパー同士を南京錠でつないでしまえばよりセキュリティーは上がる様に作られています。
PCは15インチまで、タブレットは13インチまでの大容量PCポケット!
最後に何はともあれ、パソコンも入らないといけないですよね。パソコンは背面部の開口蓋となる部分に収納できるのですが、これまた大容量となっており、PC用部分は15インチのMac Book Proがすっぽりと・・・、そしてその前面にあるタブレット収納には13インチまでのタブレットがこれまたすっぽりと収まる設計です。故に私の13インチのMac Book Proなどお茶の子さいさいで収まっちゃうんですよね。ここにひっそりとご覧の様に「Peak Design」のロゴと商品名である「TRAVEL BACKPACK 45L」の文字が印刷されています。
収納グッズも充実!
この「TRAVEL LINE」で地味にバズっているのは、収納グッズ系です。
などがリリースされており、特に「TECH POUCH」と「WASH POUCH」にファンが多い様です。「PACKING CUBE」はいわゆるジッパー式の圧縮袋で衣類を小さくまとめこのバックパックに入れる際に重宝します。サイズ感がぴったりで作られていますので、内部のスペースを無駄にしないのも美点でしょう。
私は必要性から「TECH POUCH」を一緒に購入し、ガジェット系の小物をここに集約し持ち歩いています。今までも似た様な機能のポーチは持っていたんですが、バッグに最適な大きさである点と、収納への工夫がちょうどよかったので購入してみましたが、結果大正解でした。PCとの比較で大きさ感はなんとなくわかっていただけると思いますが、大容量だけあり小さいサイズではありません。2Lの容量で大きさは24cm x 15cm x 10cmとなっています。「WASH POUCH」はわずかに大きく、2.5Lの容量で26cm x 15cm x 11cmだそうです。バッグと同じ剛性感の強い素材でできており、中にはハードシェルと、ストレッチ素材の仕切りが無数に用意されており、ジッパー式のポケットも装備されていますので一通りのガジェット関連小物を持ち歩くことができます。
例えば、「USB-Cケーブル」、「Lightningケーブル」、「Micro USBケーブル」、「USBハブ」、「カードリーダー」、「Quick Charge2.0対応急速充電器」、「GOPRO充電器」、「OSMO Mobile充電器」、「コンセント変換コネクタ」、「SDカードのスペア」、「レンズケアキット」・・・などなど。レンズのフィルター類は今は「CAMERA CUBE」の方に入れていますが、ドローン用のフィルター系はここに入れてしまう予定です。他にもまだまだ余力がありますので、使い込むうちに中身が増えていきそうです。これだけのものを入れても原型を変えることなくスマートにジッパーが閉まります。
通常は空いている残り1/3のコンパートメントに入れるのですが、普段の旅行ではそれほどレンズを持ち歩きませんので、今は「CAMERA CUBE」にこの「TECH POUCH」を入れるスペースを作ってしまい、そこへ保管しています。それにより残り1/3コンパートメントが大きく使えて余裕ができるので、こういうしまい方もありだと思います。
いづれにせよ小物収納に困っている方にはオススメのソリューションです。「TRAVEL BACKPACK」を使用していない方でも使えますので、検討の価値ありかと!
●ガジェッター向けオススメ旅グッズ9選はこちら!「TECH POUCH」もご紹介しています。
よく見ると細かく入っている「Peak Design」ロゴ類
これ見よがしなブランディングはされていませんが、バッグの様々な場所にひっそり目立たないかたちで「Peak Design」のロゴが隠れています。地味に表面が光の当たり方により偏光で輝く表面処理をしているのか「pd」ロゴの場合は、ピカッと光るんですよね。控えめですが、なかなかニクイ演出です。・・・余談ですが、愛車のデザインブランドでもある「Porsche Design」のロゴにも似ている・・・という点はちょっと好きです(笑)。
こっちは「Porsche Design」のロゴ・・・似てますね(笑)
こんな感じでご紹介してきましたが、ちょっと使った印象でも非常に使い勝手もよく重宝しています。少しサイズが大きいので小柄な女性の方ですとかなり辛いかもしれませんが、背負ってしまえば重さはあまり感じなくなります。あとは真っ黒なデザインですので、旅行で乱雑に使っていると少し表面の汚れが気になりますが、拭けば消えますのでメインテナンスさえちゃんとしてれば気にならないレベルかと思います。(※私のバッグはブラックですが、TRAVEL BACKPACKは2色展開でセージがラインナップされています。)・・・個人的にはこのバッグ、非常に気に入っています。ほぼ同じスペック、コンセプトの商品で2020年に登場するものとすれば、これまたカメラバッグ系で有名な「Nomatic」と、トップフォトグラファーである「Peter McKinnon」氏のコラボ商品として現在クラウドファウンディングが行われている以下のバッグはちょっと気になります。
まぁ、いづれにせよカメラバッグの世界も新しい風が吹いている様ですし、カメラやGOPRO、ドローンを持って世界中を旅するブロガーやインフルエンサーが増えたおかげで界隈のガジェット、バッグその他のアイテム進化がここ数年で著しいので楽しみも増えました。実際これだけ持っておけばなんとかなるってガジェットが増えてきましたので必要以上に重装備化しなくても良い時代になったなぁ・・・と。まぁ、重装備には重装備の意味もありますし、実際本気でなにかをしなければいけない場合はバッグパック一個で旅なんか当然できませんけどね(笑)。でも、ガジェットやカメラを片手に旅をする方には本気でオススメできる素晴らしいバックパックです。丈夫で収納豊富、容量に余裕があり全天候型、ミニマルデザインでファッションの邪魔もしないし旅先で悪目立ちもしない・・・素晴らしすぎてとっても愛着が湧いてきています。
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これからもこの「Peak Design | TRAVEL BACKPACK 45L」を背負って世界中を旅したいと思います!
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●「Peak Design | TRAVEL BACKPACK 45L」
●「TECH POUCH」
●「TECH POUCH(セージ色)」
●「WASH POUCH」
ではまた!
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●ガジェッター向けオススメ旅グッズ9選はこちら!
●このPeak Designを背負って旅をしてきました、ニューヨーク「The Room」の旅はこちら!
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