7ヶ月ぶりに空へ!ニューノーマル環境のANAプレミアムクラスで福岡に移動(ANA239 / HND-FUK / Premium Class)

トラベル(国内)

空を飛んでいたのはどれほど昔のことか・・・。

そう思いたくもなる程今年は「空」に縁がありません。それは皆さんもご存知「COVID-19」が世界中で猛威を振るったためであり、プライベートもビジネスも一変した世界が目の前に広がっています。感染拡大状況は予断を許さない状況なれど、最近では徐々にリセッション(中断)を受けていたビジネスもできる限り平静を取り戻そうと様々な活動が増えてきました。普段は依然としてリモートワークですが、今回は必要に迫られ福岡など九州を旅する機会がありましたので、久しぶりにライブな旅ブログを更新できることとなりました。

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● 懐かしくさえある羽田のルーティーンを経て7ヶ月ぶりの空へ!

思えば今年の1月にニューヨークに行って以来、空の旅からは遠ざかっていました。もっと言えば国内での移動も限定していたため、ほぼ東京・・・よくて関東近郊で生活をしていたわけです。ポルシェのツーリングで新潟の奥只見へは出かけたものの、1月以来という意味ではこの新潟移動が最長不倒となるわけでしょうかね。日常的にアメリカ、ヨーロッパを往復していた私からは想像もできない移動の少ない半年が過ぎ去ったわけです。

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●今年1月のニューヨークの旅はこちら!まさかこれが今年の海外便納めになるとは・・・

●ポルシェで新潟へ走りに行ったお話とVLOGはこちら!

復活の空の旅は朝1番便の福岡行きから!

7ヶ月のブランクを経てようやく羽田空港に到着した私は「久しぶりすぎてなんか新鮮」な気分でANAの優先チェックインカウンターエリアに入ります。朝一番ということもあり、さらにはコロナでの需要の低迷もあり、普段ならある程度混み合っているカウンターはガラガラ。15秒程度でチェックインは終了です。マスクをしたまま保安検査場を通れば懐かしの制限区域!飽き飽きと眺めていたボーディングゲートを案内するゲート番号を目にするだけでウルッとくるような懐かしさです。

コロナの飛沫感染防止用の透明ビニールがいたるところにある以外は、時が止まっていたかのように全ての景色は以前のまま目の前に広がっています。お互い距離をとって座るまばらな乗客たちの顔は以前ほど楽しそうな表情ではないな・・・というのは印象的でした。

以前と違う今は「ニューノーマル」なのだ、と感じさせられたのはこれです。今回私はプレミアムクラスで移動をしたのですが、最前方座席となるため「搭乗時の旅客同士の接触を最低限にする」という意味から現在では「最後尾座席の旅客から搭乗」となっているため我々FFPエリートの優先搭乗はありません。・・・いやむしろ最前方座席なのでもっとも最後の搭乗となるわけで・・・初めて自分のボーディングパスに「Group4」と印字されているのを見ました(笑)。全然いいんですけど軽いカルチャーショックです。

私が座り終えて程なくしてドアがクローズし、そのまま定刻の6時30分にプッシュバック開始です。窓の外には今や日本の空の主役になりつつある小型機勢(A320、B737-800)が多く駐機しています。バンバンBoeing777が飛んでいた空に戻るのはもう少し後のことなのでしょう。朝の光を浴びて神々しく光るトリトンブルーの機体を眺めつつ本日二度目のウルウルタイムです(まぁ、かなり大げさに書いてます)。

本日私たちを福岡まで連れて行ってくれるのは、「ANA239便(羽田→福岡)」、機材は「Boeing737-881(JA84AN)」、予定飛行距離「567mile」、予定フライト時間「1時間50分」となっています。本日の座席は「1A」のプレミアムクラスだというのはお伝えした通りです。

地味にこのくだりを書くのが久しぶりすぎてちょっと感動しました(笑)

機体はスムーズに地上滑走を続け、6時35分にタイヤが滑走路を離れ空の乗り物となりました。眼下にD滑走路を眺めつつ、朝日を浴びてシアーな光を放っている東京湾の美しさに目を奪われながらの上昇です。晴れ間が続いている日本ではやはりあまり大気の透明度がない状態ですので、景色は残念ながらこんな感じとなっています。

写真映えの難しい大気状態ですが「あ〜空に帰ってきたなぁ」って気分にさせてくれる朝日を浴びる東京湾。

唯一あまりクリアではない大気の中の上昇中に見えた素敵な景色。遠くには霊峰富士がその頂を讃えていますし、右下にはスカイツリーが顔を出しています。このまま機体は左旋回をして、富士山北側を通過することとなります。冬の大気がクリアーな朝だったら最高の景色を見ることができたでしょうね。

プレミアムクラスの「ニューノーマル」。離陸後には座席にアルコールシートが配られます。通常ですとおしぼりですので、より除菌等の意識が高まったサービスとなっています。しっかりと拭けるようにアルコールシートならもう一回り大きなものがいいな、と思いましたし、せっかくのプレミアムクラスなのであればアメニティ的に除菌ジェルなどを配布しても良いのではないかと思いましたけどね。ANAがよく利用しているあのアロマの香りの除菌ジェルがANAロゴなり、なんらかのデザインの可愛らしいボトルに詰められて配布されたら嬉しいと思いますが。・・・これからの機内サービスにおける付加価値、しつらえはもっともっと研究されるべきでしょうし、まぁもっと頑張って考えて欲しいなぁというのが正直な感想です。

富士山の横(北側)を通過です。朝靄が富士五湖界隈を覆い尽くしており、とても美しい大気と地表温度によるパノラマを見せてくれました。まったく雪を讃えていない富士山の姿もこれまた見事に美しいものです。

737のウイングレットが映り込む角度で。こうやってみると大気の流れみたいなものが手に取るように分かるのが空の旅の醍醐味ですね。先ほどの撮影ポイントからわずかに進んだだけですが、大きく光線の具合が変わり富士山はより影を濃くしています。分かりづらいですが「山中湖」「河口湖」「西湖」「芦ノ湖」が写真では確認ができます。

プレミアムクラスの食事、一体いつぶりだろうか。

ちょっと懐かしすぎるんじゃないの、この景色(ウルウル)。

プレミアムの朝食は、今まで通りなのかなこれ?あまり記憶が。よく変わるんで、まぁこんな感じだったかな?と思いつつ(笑)。ただこれ全部美味しかったです。スープも含めてハズレなしってのはプレミアムにしては珍しい気が。隣に座っていた妙にせわしないオッサンがものすごい勢いでご飯食べるんでこっちもゆったりと食べてる雰囲気でもなく、若干あれは嫌だったなぁ(笑)。・・・それにプレミアムクラスって密な気がするんですが、これ販売する座席数1/2じゃなくていいんですかね?

【プレミアムクラス 朝食メニュー】

・チキンとトンナートソース
・オムレツサンドウィッチ
・小エビのサラダ バターミルクドレッシング
・生ハムとクリームチーズのパニーニ
・リンゴ、パイナップル、オレンジ
・トマトとオクラのスープ

普段はこれでもか!とコーヒーのおかわりなどを聞きに来るプレミアムクラスですが、人との接触を避けるサービスに切り替わっているため食後のコーヒーなどもなく、朝食後はひたすら座席を倒して寝ていたら気づけば福岡です。7時56分に福岡空港の「RWY16」に降り立ち、そのままスポットイン。窓からは自分が乗ってきた機体と同型機・・・に見える「Boeing737-700」が駐機しています。

「Boeing737-800」は「Boeing737-700」よりも胴体長が約6m長くなっています。それぞれ166席、120席仕様となっています。

朝早いからか、空港も閑散としていますね。帰り便で立ち寄った際はかなり人出がありましたので、時間的な問題だと思います。しかしリニューアルが終了した福岡空港は、古の福岡感が消えましたね・・・。綺麗すぎじゃないのか?(笑)

どこをどうみても最新の空港建築。羽田よりスタイリッシュだと思います。朝のこの光の入り方がいいですね、福岡空港を撮るなら朝かな(笑)。

てことでチームと合流するまで少し時間がありますので、3Fのタリーズで茶をしばくこととします。ここも居心地良い空間ですね〜。コロナのせいなのか座席間隔を詰めすぎていないのでゆったりとコーヒータイムを過ごせます。私がいた時はご覧にように誰もいません。ハニーミルクラテと共に、極上の福岡の朝が始まりました。

なんか福岡に到着するまでに随分と文字数が行ってしまったので、宿泊した私の大好きなシリーズ「ホテル・ルートイン編」は別記事にしたいと思います。・・・えぇ、懲りずに今回も泊まってますよ!ルートイン!!

 

●ホテル・ルートイン編って何?ってあなたはこの過去記事をチェック!!

やっと楽しみにしていた空に帰ってくることができました。10時間を超えるロングホールへの復帰はまだまだ先になりそうですが、まずは日本国内を感染拡大に気をつけつつ、楽しんでいこうと思います。乗り慣れた航空機の旅も様々なニューノーマルの直面し、帰りのラウンジでも新鮮な驚きがありました。また、皆様と一緒に旅の時間をご一緒できればと思います。

ではまた!

 

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●福岡→羽田をANAプレミアムクラスで!当時最新のB787-9で向かいます。

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