「下地島(しもじしま)」・・・この島の名前に独特の郷愁と感情を抱く人は世の中では少数派であることでしょう。
しかしながら、この島は飛行機オタク系には聖地でもあり、近年はインスタ映えを求める女性たちにも密かに人気スポットとして知られつつある空間なのです。
下地島って?
その小さな島は宮古島の西側に位置し、周囲17.5km程度(宮古島の周囲は7倍強の117.5km)の本当にこじんまりとした八重山の離島です。どこが境界なのかわからない程度の海(川にしか見えない)で事実上陸続きとなる伊良部島に隣接し、かつてはパイロットの訓練専用として使用されていた下地島空港が島の面積のほとんどを覆うような特殊な島でした。
Google map
2015年に「伊良部島」と「宮古島」を結ぶ全長3.5kmの「伊良部大橋」により両島が地続きになったことから一気に利便性が向上し、現在「伊良部島」は宮古島アネックス的に、高級リゾートやおしゃれカフェなどが軒を連ね始めるまさに注目の沖縄離島として進化を続けています。今回私が宿を置いたのもこの伊良部島です。
伊良部大橋全域はこんな感じです。
一方の「下地島」は、2015年のANAパイロット訓練撤退後、定期訓練はほぼ消滅し、一時バニラエア、琉球エアコミューターや海上保安庁などが不定期でタッチアンドゴー訓練に使用していた程度の、まさに過疎空港となり果てていたのです。最盛期はANA、JALの訓練生や、それを撮影に来る航空機マニアでにぎわったこの島も、現在は登記上の住人がひっそりと暮らすのみの、南国の果ての閑散とした島の一つになっていたと思われます。(下地島の登記上の住人は48人と記載されています)しかし「下地島空港」に三菱地所による再開発が計画されたことにより、宮古島への玄関口としてその新たな人生を手に入れることになろうとは、私自身も想像していなかった展開です。
●航空機マニア憧れの地「下地島空港」訓練見学の様子は以下の記事で!
新装・下地島空港へ約25年ぶりの民間定期便が就航!
かつてこの下地島空港には「南西航空(現在の日本トランスオーシャン航空)」の「YS-11」が那覇発の往復便として定期便を運用していました。那覇から宮古島までが現代の飛行機でおよそ40分程度の飛行時間(ブロックタイムは約1時間)ですので、当時は飛行時間だけでも1時間を超える路線だったと想像ができます。・・・この南西航空による定期便は利用客数の低下により1994年7月に運休、以降同空港への定期便は飛んでいない状況が続いていました。
そんな下地島空港が、2019年の3月30日に新空港ターミナルを竣工し開業。同時に約25年ぶりとなる民間定期便が就航するというビッグニュースが出たのが2018年の夏ごろだったと記憶しています。約25年ぶりの民間定期便を下地島空港に飛ばすのは、今や日本全国に路線網を持ち、国内航空輸送のカジュアル化を一気に推進し、旅のスタイルを劇的に変えてきた「ジェットスター・ジャパン」です。オーストラリアが本拠地のカンタス航空子会社となるLCCですが、日本ではJAL資本との合弁により事業を展開しています。
新しく就航するこの「成田(NRT)→下地島(SHI)」便は「GK323便」として採番され、下記のフライトスケジュールにて当面は運行されます。もちろん機材は「Airbus A320」です。
便名 | 出発地 | 出発時刻 | 到着地 | 到着時刻 |
GK323 | 成田国際空港 (NRT / RJAA) | 07:25 | 下地島空港 (SHI / RORS) | 10:25 |
GK324 | 下地島空港 (SHI / RORS) | 11:10 | 成田国際空港 (NRT / RJAA) | 14:05 |
※当該スケジュールは2019年10月26日までのスケジュールとなります。
※3/31-4/8、4/30-5/6、7/1-10/26 は毎日の運行
※それ以外の日程は個別に運航日が変動しますので、各自お調べください。
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●ジェットスター・ジャパンで小豆島へ行った際のお話はこちら!
●ジェットスタービジネスクラスを利用してゴールドコーストへ旅をしたお話はこちら!
ジェットスターは「関西→下地島(宮古)」便も7月就航へ!
「成田⇔下地」の就航だけでも大きな驚きでしたが、なんと2019年3月にジェットスターは、同年7月3日より「関西⇔下地」便を就航することを発表します。成田、関西から1日1便下地島に定期便が出るなんて夢のような展開です。併せて今回の記事の対象ではありませんが、2019年の7月19日には初の国際線となる「香港エクスプレス」による香港便(週3運用)も就航する見通しで、今後の下地島空港への就航便動向が気になる空港となったのです。
便名 | 出発地 | 出発時刻 | 到着地 | 到着時刻 |
GK377 | 関西国際空港 (KIX / RJBB) | 15:50 | 下地島空港 (SHI / RORS) | 18:15 |
GK378 | 下地島空港 (SHI / RORS) | 18:55 | 関西国際空港 (KIX / RJBB) | 21:15 |
※当該スケジュールは2019年10月26日までのスケジュールとなります。
※7/3-7/19、9/1-10/26 月水金日の運行
※7/20-8/31 は毎日の運行
※その他個別に運航日や運航時間が変動しますので、各自でお調べください。
前置きが長くなりましたが、そんな「ジェットスター、成田→下地島(宮古島)」の初便のランディングをこの目に収めるために私も現地へ行っていたので、そのお話を今回はご紹介しようと思います!
憧れの地「下地島空港」へ!
ジェットスター就航前まで、下地島空港へ東京から行くには、宮古島に入ることが通例です。ANA、JALの直行便を利用するか、沖縄でトランジットをすることによりANA、又はJTAを活用して宮古に入るか・・・という方法になります。私は結構ギリギリで下地初便を見に行くことになりましたので、既に直行便はソールドアウト・・・沖縄も卒業旅行や春休みシーズンで満席便が多かったためかなり綱渡りでの予約作業となってしまいました。
結果私は「羽田→那覇」をANA便、「那覇→宮古」をJTA便という変則コネクションにて移動することとなったわけです。詳しい宮古までの道中は以下のエントリにて紹介させて頂いていますので、併せてお読みいただければと思います。
●ANAプレミアムクラスを利用しての羽田→那覇移動!
●JTAクラスJを利用しての那覇→宮古移動!
猛烈な曇天の東京を出発し、朝食を食べながらま~ったりとこれまた曇天の沖縄に到着した私は、那覇へのランディングが「RWY18」という北側からのランディングだったことに一縷の望みを感じていました。・・・というのも下地島空港でのランディング写真は「RWY17」という滑走路北側からの着陸の絵がとても有名で、多くの航空ファンもこの絵が見たい、この写真が撮りたい!と彼の地へ赴くわけです。
しかしながら春の沖縄離島は基本「北風」が吹いていまして「滑走路の南側」からのアプローチが多いんです。それはつまり「我々の希望している絵は見れない」・・・という残念な結果が多い季節でして。しかしながら、那覇に南風でランディングしたという事実は、ひょっとしてこの初便の時期は運よく「南風」で乗り切れるかも?!と少し明るい展望を感じながらJTAへ乗り継いだことを覚えています。
さらに、宮古島へのランディングは「RWY22」であり、南西へ伸びた滑走路(=北側の進入)です。かなりの期待に胸を躍らせますが、実際に街へ降り立ってみると既に宮古地域は北風気味であり、天気も前線の影響が強まっており曇天からとりおきりの降雨。なかなかハードなイベントのスタートを予感させてくれました。
伊良部島では注目度の高まる「ソラニワ ホテル & カフェ」に宿泊!
旅の拠点となるホテルも重要です。今回の旅は多少空港で本業も絡んでいましたので、空港へのアクセスが良く且つ現在の伊良部島を体感できる宿を探しました。
結果今回選択したのが「ソラニワ ホテル & カフェ」。
元々伊良部島の南西岸にてカフェ営業をしていた「ソラニワカフェ」に、ホテルを追加した「カフェinホテル」という面白い形態の宿です。朝食、夕食などは営業時間外の「カフェスペース」で取ることができ、屋上にはジャグジーも備えている絶景の宿なんです。
このお宿は別途ご紹介するに値する素敵な宿でしたので、本記事ではこのさわりだけを書くに留め、別記事にてご紹介をさせていただきました。
●ソラニワカフェ滞在記はこちら!
結果大満足のステイが実現し、再訪が強く望まれる宿となりました。
ついにJetstar「成田→下地」初便がやってきた!
2019年3月30日(土)。
朝起きればどんよりと曇った空が部屋のバルコニー一面に広がっています。
快晴の空に降りてくるシルバーとオレンジの機体を撮りたかったので、なかなかに萎える寝起きではありますが、気を取り直して機材を準備し、レンタカーで「17エンド」へ向かうこととします。ちなみにこの「17エンド」というのは、滑走路の北端に位置するフォトスポット(もともとは空港整備道路)であり、滑走路末端の先に延びるAGL(着陸誘導灯)や、周囲に広がる真っ青なリーフと一緒に着陸進入機を撮影できる航空マニア間では有名な場所です。冒頭にも書きましたが、近年ではこの17エンドの西岸の浅瀬で写真を撮るインスタ女子が増えており、そういった意味でも注目されている場所となっています。
一説では航空ファンや地元住民で17エンドがごった返し撮影どころではないのでないか?という恐怖予想もありましたので、早めに宿を出て場所を確保しようと出向いたのですが・・・。
全然人がいないな(笑)
場所取り放題です。
先客は「宮古テレビ」のクルーと「Jetstarのオフィシャルカメラマン」に加え、初便を取りに来た旅行客が2名。・・・まぁこんなものなのかなぁ?と思いつつ現場に居合わせた人たちと雑談をしながら時間をつぶしていきます。
時間をつぶしつつも気になるのが、さっきからガンガン吹いている強めの北風です。東、西、南どこからか吹いてくれれば「17」へのランディングが叶いますが、体感上ほぼ真北(涙)から強い風が吹いてきています。試しにiPhoneで下地島空港のMETER(空港気象)を取得してみると「36014KT」との表示。絶望的に真北からの強風です。
「だめですかね~」「35だと取れる絵がないんですよね~」「35になっちゃうと望遠が足りないなぁ・・・」などと周りの人々もこの風の状況を憂いていますが、コンディションは結構絶望的です。・・・あとは我々と初便のキャプテン、そしてお客さんが「持っているか否か」って感じで、ある程度の運を天に任せる感覚と、ギリギリまで初便のキャプテンが頑張ってくれれば実現する部分もあるので、そこへの期待をまぜこぜにしながら待ち続けます。
初便となる「GK323便」は順調に成田を出発していますが、ここ数日の強いジェット気流の影響で名古屋を超えたあたりから遅延が始まり、どうやら下地にも遅れて到着しそうです。常に「Flightradar24」で位置をモニターしつつ、表示されるETA(Estimate Time for Arrival)を気にします。
初便が遅れている間に17エンドを覆いつくしていた雲が、上空の強風にあおられて散っていき、陽が差すようになってきました。目の前には太陽の光を浴びて「下地ブルー」を取り戻した青い海が広がり、予想を覆してなかなかよいコンディションに景色が作られ始めています。肌を刺す日光により、じんわり身体も南国の雰囲気を感じるほどです。
いよいよ「Flightradar24」上で機体が空港まで50km圏内に入ってきたことを示す「先島APP」を通過し、那覇から乗ってきていた「Y576」のエアウェイから逸れていく様子が見て取れます。もう少しするといよいよ「下地タワー」への無線交信が始まるはずですので、耳に刺したエアバンドのスイッチを入れ、チャンネルを「118.30」へセットします。このころには雲はさらにまばらになり、視界には多くの青空が見え、17エンドは「晴れ」といった表現が似合う景色にまで天候が回復しています。う~んなんという僥倖!到着に合わせ朝見た絶望的な天候からは考えられる中ではほぼ最良の天候になってきました。
が、しか~し!
北風だけは強まるばかり。
まばらに吹いていた北風が、今では常に吹き込む状態に変わっており、風速も早朝17に到着した時よりも明らかに強くなっています。基本的に追い風に乗って着陸することのない航空機の運用を考えると、風向・風速共に「今日は35に降りる」という事実が明白に想定される状況だけに、17に集った人たちはみな祈るような気持ちで風が弱まるのを待っているのです。
滑走路に接近!強い追い風との戦いはいかに・・・!
コックピット)「・・・Shimoji Tower, Orange liner 323 request ILS 17 approach.」
下地島タワー)「Orange liner 323, cleared for ILS17 approach.」
聞こえてきました。まずは17に向かってアプローチしてくるようです。ここでまずは一安心、というか「やるなー機長!」という感じです。ATCに乗って聞こえた声は、1ミリのよどみもなく17への進入を希望しています。追い風なんのその、今日は17に降りるんだ!という強い意志を感じる宣言のようなファーストコンタクトでした。
下地島空港は訓練用に開発された空港ですので、ほかの地方空港より設備は充実しています。地方空港ではおよそ考えられない3,000mもの長さを誇る滑走路に、悪天候でも着陸が可能なILS(Instrument Landing System / 計器着陸装置)のカテゴリー1が滑走路に備わっていますので、滑走路ギリギリまではこの電波に乗ってくればある程度の風のコンディションでも進入が可能です。
機体は「Y576」を離脱したのち、伊良部島の北方向から下地島空港の最終進入コースへ乗ろうと飛行しています。機体は「先島APP」に入ったあたりで意図的に管制許可をもらい北側に進路を膨らませ、そのまま最終のウェイポイント(通過地点)となる「DIANA」へのダイレクト(直行許可)を貰っていたようです。・・・そわそわしっぱなしの17エンドの住民たちは「こっちに来るのか?」「やっぱり35へ行っちゃうのか?」と滑走路の奥の景色を北側、南側・・・ときょろきょろ見回しながらその瞬間を待ちわびています。
風はより強まり「35017KTG21」と、北側から風速9m近い風が吹いています。飛行機は基本向い風に向かって降りなければならず、様々な理由でどうしても追い風で降りる場合も機体が失速や、逆に失速回避のためにアプローチスピードが速すぎた結果滑走路をオーバーランする可能性を消すために制限値が決まっています。翼の端にぐいっと上に向かって翼が反っている、通称「シャークレット付」モデルのA320の追い風(Tailwind)制限値は15kt、これに横風(Crosswind)成分などを足し引きして最終的なリミット値が決まりますが、現状の17ktの追い風はこらまた絶望的にギリギリです。まさに綱渡り・・・、待ち続ける我々も異様な緊張感に場が支配され始めました。
コックピット)「Shimoji Tower, Orange liner 323 request continue ILS17 approach, please advise wind condition.」
下地島タワー)「Orange liner 323, cleared for ILS 17 approach, wind 350 17knots」
コックピット)「Shimoji Tower, continue ILS17 approach, when exceed the wind limit, change RWY35 circling approach.」
相変わらず17命でガンガン突っ込んできます。
しかしながら最後の交信では「万が一風が制限値を超えた場合には、35側へのサークリングアプローチに切り替える」旨を伝え、ギリギリまでこの滑走を目指し降りてきてくれることが分かりました。その状況を周りに伝えると、皆祈るような気持ちで北の空を見上げるのです。・・・すごい一体感が場に形成されています。
北の空にLEDの真っ白なアプローチライトがついに見えました。まだ機影を確認するほど大きくないですが、確かに北の空にこちらへ向かって飛んでくる航空機のライトが輝いています。周りもその光を見つけ「あ!来た!」と、いよいよ興奮も最高潮に加速を始めています。しかし、ここまで来ても最後の最後で旋回をして、南側の空へ消えていく可能性は十分に残っており、高まった期待が一瞬にして失望に変わる可能性が依然として高い極限の緊張感に包まれた時間が流れていきます。
風は真北からわずかに10度西に変針した350度からの風。METERの更新は17ktのままで止まっており、現時点でのリアルタイムの風速は分かりません。ひょっとしたら風の方角もさらに変針するか、または再び真北に戻っているかもしれないのです。
さぁ、どうなる・・・。
下地島タワー)「Orange liner 323, RWY17 wind 350 15kt, cleared to land.」
コックピット)「RWY17 Cleared to land, orange liner 323.」
ついに聞こえた“Cleared to land(着陸を許可する)”!!!
これで確実に滑走路17へ着陸します(※)。激烈な北風が奇跡的に制限値内(話によるとコンマ3,4程度の猶予しかなかったそう)に収まり、それを狙ってギリギリまで北側進入を継続したコックピットの粘り勝ちです。
すぐさま周囲に「着陸許可が出た旨」を伝えると、沸き起こる歓声の後、カメラを一気に北側の機体へ構えなおす人たち。場が一体となり最高の盛り上がりでジェットスター初便の着陸を出迎えます。
機体はグングン大きくなり、カメラのフレーム一杯に広がったのち、追い風に乗ってシルバーとオレンジの機体は我々の頭上を静かに飛び越して滑走路へ吸い込まれていきます。接地姿勢も美しく、長い滑走路を優雅に使って減速していく様子が17エンドからも見て取れます。
ついにやりました、追い風の悪環境の中でもコックピットがしっかりとリミットを計算し、ギリギリまで粘ることで活路を見出した(はず)最高の初便ランディング。しかと見届けました。
機体はその後到着前のランプにて歓迎の放水(ウォーターキャノン)を受け、ついに成田からの25年ぶりの民間定期便初便として出来上がったばかりの下地島空港に到着しました。噂では機内でも機長から「追い風が強いけど制限内なので17へ降ります」とアナウンスがあり、大歓声があがったとか。飛ばす人、乗る人、待つ人・・・すべての人の記憶に残る最高の初便就航の目撃者になれた気分です。
何度も下地へのランディングは見てきましたが、今日ほど心に来るランディングを見たことはありませんでした。最高のフライトを提供してくれた機長の黒瀬さん、副操縦士のハナシロさん、本当にありがとうございました。また初便に乗られていたお客様も、最高の体験となったことでしょう、おめでとうございます。
私も、近いうちにこの下地便に乗るぞ!と心に決めて、初便就航の記事は終わりにしようと思います。いや、本当に最高の朝を過ごせました!
ではまた!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今回は徹底的に17ランディングを納めてやろうと使い古したサブ機も持ち出しての撮影でしたが、慣れない二刀流により、本来の17ランディング直前の撮影がバタついてしまい、あろうことかシャタースピードまで設定ミスをする体たらくで「最高のランディングを目撃」はできたものの「最高の写真を撮る」ことは叶いませんでした。メンテされていないサブ機のピンの甘さや、構図を自分のものにできなかった反省はすげーっす。次の機会がありましたら、すべての反省をいかした最高の写真を切り取って来たいと思います。写真の奥深さに完敗した1日でもあったのです。。。
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