【NEWYORK】ニューヨーク滞在中のぶらぶらの記録(2019 Winter)

トラベル(海外)

通常のブログに比べたらほんの豆コーナーみたいなものですが、NYC滞在中の様子を少しだけ書こうと思います。今回は到着日を含めて4泊の滞在でしたので、それほど現地でゆっくりする感じではなかったんですけどね。・・・さらに冬のこの季節のマンハッタンは凍ってますので、あまり外出する気にもなれず・・・で、結構出不精な滞在ではあったのですが。

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●滞在は「WESTIN New York」

今回の宿は再びMarriott系列に帰ってきまして「WESTIN New York Grand Central」です。年明けはロワーマンハッタンの「ANDAZ」なんかにも泊まっていましたが、意外とニューヨークはミッドタウンを中心に色々宿を変えていますねぇ。割とインターコンチも良かったですけど、場所の利便性重視でこの街では宿を取っていることが多いですね。その点、このWESTINはいわゆるグラセン(Grand Central Station)からまっすぐイーストサイドへ歩くだけで到達できる「42nd Street」に建っている宿ですので、近くの「Grand Hyatt」共々場所的に便利!な宿であることが特徴かと思います。

なんだかしらないけど普通の部屋を予約していましたが、チェックイン時にほぼ最高階をアサインされましたので無駄に景色は良かったのですが、ごくごく一般的なお部屋がこんな感じです。4泊程度であれば必要十分な広さですよね。個人的には一人で泊まる場合はこの位の機能的な広さの部屋が好きかもしれないですね、狭すぎるのは窮屈ですがちょっとリラックスできる場所があり、且つビジネスデスクのスペースがしっかり取られていればブログ記事や写真の整理、動画の編集に至るまで全ての作業をストレスなくやれちゃいますもんね。

玄関から部屋までの距離が短いので実際はそんなに占有面積ないんですが、部屋に圧迫感を感じさせない作りは優秀だと思います。

「STARBUCKS」とコラボしていますので、1Fのカフェや部屋含めコーヒーは全てスターバックスブランドのものが置かれています。結構部屋での作業中にお世話になりました(笑)、ちゃんとしたコーヒーを飲める設備が部屋に備わっているのはとても重要なポイントかもしれないです。コールドドリンク系は部屋に帰るときに近くで買って帰りますが、それと暖かい作りたてのコーヒーはマストですもんね。ネスプレッソではなく、なんともアメリカンなコーヒーマシーンが置かれている点も(実は結構いっぱいの量を増やせるので)わたし的には好きです。

WESTINは「Sleep Well」を実施してますので昔からマットレスや枕などへのこだわりが強いことで有名ですが、近年はベッドサイドに睡眠用アロマが置かれています。ラベンダーの香りのものなのですが、非常にクセのない香りですので寝る前に手首や耳元などに軽く塗って寝ると顔の周りなどがラベンダーの香りに包まれて心地よく眠りにつくことができます。これ結構気に入っていて、実は旅行用のポーチの中にこれまでの宿泊でゲットしている分を個別に入れていたりします。サイズが小さいので重宝するんですよね。ちょっと前までは「AVEDA」の出しているものを持っていたんですが、無くなったタイミングでちょうどよくこれを手に入れました(笑)。

どうでもいいですが、冷蔵庫はご覧のように常に満たされているのは素晴らしいのですが、これ一つしか部屋に置いてないので自分で買った飲み物などを冷やしておくことができないのがちょっと不便ですね。サラダやヨーグルトなどは絶対に買ってきてはいけない・・・ってヤツです(笑)。

●WESTIN New York | ルームサービスで朝食を

なんだかんだ部屋でやりたいことも多かったので朝食はルームサービスを頼み続けていました。宿泊時に「Marriott Bonvey」の会員特典で朝食含めアップグレードが効いていたので普段ほとんど朝食をとらないので付けていないのですが、全宿泊分に付帯してしまったので食べることにしました。「American Breakfast」が付けられるんですが、これ十分ですねぇ。少食な私には多すぎるくらいですが、フレッシュジュースもコーヒーもセットになっているので、早朝のニューヨークの部屋でやりたい作業をバンバンこなしながら過ごすには最適なアイテムだと言えます。ご覧の様にジャムは4種類ついてきますし、タップリのバターもあるのでトーストをもぐもぐしながら最高の夜明けを迎えることができました。

写真はないですが、同じバウチャーを使って1Fにあるバーで朝にコーヒーとパンやヨーグルトをピックアップすることもできるので、出がけに軽く食べて街へ繰り出すといったスタイルも取ることができてなかなかWESTIN便利です。このバウチャーを使って帰国日の朝、同僚と涼しい大気の中仕事のラップアップをしながら外で一服しつつコーヒーを飲むという最高の出発の朝も迎えることができました。

●小籠包に迷ったらここへいけ!

ニューヨークでフルチャイニーズはちょっと重いけど美味しい小籠包でも食べたいなぁ・・・なんて時はロワーマンハッタンのチャイナタウンにあるこのお店「Joe’s Shanghai(鹿鳴春)」をお勧めします。数ある小籠包はもちろんのこと、炒飯や野菜料理、スープに至るまで全て熱々で味付けも絶妙に美味しい最高のチャイニーズを食べることができます。

もともとはチャイナタウンの奥地のあまり綺麗ではないエリアに、これまたあまり綺麗ではない狭いお店を構えていたんですが、1年ぶり位に食べに行ってみたらチャイナタウンの大通り沿い(Bowery St.)にこれまた綺麗な店舗として移転をしており、店内のキャパも広がっていました。儲かってるんですねぇ。もちろんお味は落ちることなく、リーズナブルな価格にも関わらず量はふんだんに出てくるというチャイニーズスタイルを守っている優良店です。

この酸辣湯もおすすめです。特に寒いNYCでは温まりますし、最高ですね。

なんだか定期的にここの小籠包が食べたくなるんですよね。チャイナタウンの雑多な感じを楽しみつつ、食後は歩いてSOHOの方まで上がっても良いですし、チェルシー方面のおしゃれなカフェに寄っても良いですしね。ぶらつくにはなかなか優良なエリアだと思います。

●なんとなく日本っぽい食事で一息つきたいときに・・・

わざわざ和食を食べるほどではないけど、普段東京で食べなれているような味を胃に入れたい。そんな気分に海外の滞在ではなることもあるでしょう。そんなときに活躍してくれるのが上記の中華であり、今回ご紹介するコリアン料理ですね。チャイナタウンほどの規模ではないものの、ミッドタウン手前の28thくらいに「Kタウン」と呼ばれるコリアン街があります。そこの街角でお店を営んでいる「Korean BBQ Grill Hee」は結構おすすめです。

夜は普通の焼肉スタイル(Korean BBQ)も楽しめますし、チヂミやチゲ(鍋)を楽しむことができます。店員さんたちは若く、サービスも安定していますので不愉快になることはないですし、お店の規模も適切な(大きくもなく、狭っ苦しくもない)サイズ感なのでスタッフ同士で夜ご飯を食べたい・・・なんて際には重宝すると思います。

特に今回はランチで寄ったのですが、ここの「スンドゥプ」がめっぽう美味しくてですね、魚介のダシが効いているのと、無駄に辛すぎない味付けが上品でついついご飯が進んでしまう一品なのです。コリアンの特徴でもあるお通し?の量、味もバッチリでして、ついつい思い出しては寄ってしまうお店の一つです。

●WESTSIDEのハドソン川近くにおしゃれなショッピングモールが!

ニューヨーク情報に敏感な人ならすでにもう既知の情報でしょう。W30th/10th Ave付近のもうハドソン川にでちゃうぞーてな、かつては治安の悪いエリアだった区画に「ハドソンヤード(Hudson Yard)」というショッピングモールが出来上がっています。名だたる高級ブランドやご当地ブランドが入っていますので、色々歩いて買い物をしたくない人にはここで全てが済むでしょうから便利でしょうね・・・という新しいランドマークです。

今やニューヨーク観光には欠かせないとされる「ハイライン(Highline)」に直結していますので、チェルシーあたりからハイラインを歩いて、そのままこのハドソンヤードを訪れることができるのです。このハドソンヤードにはセレブ御用達として知られる高級デパートの「ニーマン・マーカス NY フラッグシップ(Neiman Marcus NY flagship store)」や、スペイングルメのフードホールとなる「メルカド・リトルスペイン(Mercado Little Spain)」、そして写真好きにはたまらない異形建造物である「ベッセル(Vessel)」などが控えている、今NYCを訪れるならマストビジットなエリアだと思います。

かつては高架鉄道が走っていた跡地を空中歩道にしているハイライン。最高のマンハッタン散歩ができます。

まぁ、クッソ寒かったしまたくるか・・・ってことで今回はささっと見回った程度ですが、春→夏とかはこのハイライン、最高の観光ができると思います。ぶら〜っとアイスラテでものみながらタラタラ歩いてみてください。

そうそう、このハイライン沿いに故「ザハ・ハディド(Zaha Hadid)」氏がニューヨークで初めて設計し、建築された「520 West 28th」という超高級コンドミニアムがあり、間近で見ることができますのでこちらも必見かと思います。参考までにですがこの超高級コンドの最上階のお部屋は1階と2階部分に書斎や合計5つのベッドルーム。3階部分はガラス張りになっており、プライベートバルコニー付きの主寝室の他に、237㎡という意味のわからない広さのルーフトップテラスも完備。屋外キッチンやダイニングエリアなんかもくっついているそうです。このペントハウスは売り出し価格で57億円(笑)。一番ちっこい部屋でも5億6千万円だそうです。一部屋いかがでしょうか?

ま、建築費用とかにヒヨらず新国立もザハの案でやっときゃよかったと思うんですよね。今出来上がった新国立なんてなんの観光価値もないですもんね・・・。どうせお金を使うなら将来にわたって観光資産になるようなものを作るべきだったでしょう。木を見て森を見ずというか、日本人の国民性が招いた損失の一つだと思っちゃいますよね。

「520 West 28th」の居室風景(Photo by Scott Frances/Related Companies)

噂の237㎡を誇るルーフトップ・・・最高すぎやろ。(Photo by Scott Frances/Related Companies )

●ブルックリンをブラブラと・・・もいいですね

たまたまブルックリンで暮らす友人宅で食事を・・・と、立ち寄る機会があったので少し早めに行きブルックリンを散策していました。まぁ、メジャーなウイリアムズバーグ(Williamsburg)ですけどね。日本でも家の近所に「Blue Bottle Coffee」はありますが、まぁせっかくだし・・・とブルックリンの1号店にお邪魔して休憩。そこそこ気温が上がった日でしたのでアイスラテを頼んでしまいました。

暮れゆくウィリアムズバーグ。基本レジデンシャルエリアなので慌ただしくなくて心地よいです。そういう意味では確かに清澄白河方面の雰囲気に似ている部分はありますが、清澄はまだここまではお洒落ではないですね(笑)。中目と裏青山と清澄が合体すればこんな感じでしょうかね。

目一杯クリスマスシーズン、現地でいうところのクリスマスホリデー直前だったため街はきらびやかでしたし、夜になって冷え切った大気のおかげで景色もクリア〜となり、目の保養になりました。何を撮っても勝手に絵になってくれるのは旅人に対して優しい街だと思います(笑)。

窓の内側では素敵な会話と、最高の人生を謳歌する人たちの幸せな空気で溢れかえっていそうな心温まる窓景色です。やはり暖色系の光の使い方が上手ですよね。こんな街に住みたいです。

イーストリバー沿いを散歩すればまさにマンハッタンの奥に夕日が沈んでゆくタイミングでした。三脚を持って来ればよかったと、この日はちょっと悔やみました(笑)。マジックアワーがもう終わってしまった・・・ってタイミングですね。またゆっくり撮りに行きたいです。

もうちょい別アングルも。景色はロワーマンハッタンを見ているので、意外と高層建築が少なく摩天楼って雰囲気ではないですが、ウイリアムズバーグ橋が素敵なシルエットをアクセントで残して来れています。

どっぷりと暮れた街は夕食に急ぐ人たちで静かなる喧騒感を楽しませて来れます。私たちもそろそろお呼ばれしている友人のコンドミニアムへ足を向けなくては・・・という感じですね。

クリスマスシーズン万歳なイルミネーションの雨。暗いけど明るい。そんな海外の夜が大好きなんですよね。東京はちょっと明るすぎる。・・・でもその明るさも一つの個性なのでそれはそれで楽しまないと、ですけどね。

ここでは暮れ行くマンハッタンを外側から眺めたり、写真を撮ったりできますので単なるマンハッタン観光に飽きた方にはおすすめだと思います。少し歩くとやや田舎のロンドン郊外のような雰囲気も少しニューヨークを離れた気分になれますのでおすすめです。

最後は夜になったマンハッタンをブルックリン側から夜撮して、夕食に向かおうと思います。これは撮りがいがあるのでもっと研究できそうな場所ですね。ここだけを一年間撮り続けるフォトグラファーがいるというのも頷けます。四季もありますし、景色に動きもある。旅の醍醐味ですね。ドローンで上空からタイムラプスしても楽しそうですが、飛ばせないエリアですね(笑)。

・・・という感じで今回のNYCネタはこの辺にしておこうと思います。まだまだネタはありますので少しづつご紹介していこうと思います。年末の慌しい時期に訪問しましたが、この時期ならではのワクワクと騒々しい街の雰囲気を堪能することができました。

次の記事では帰りの飛行機の様子を書きたいと思います。

ではまた!

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