ANAビジネスクラス搭乗記 : フランクフルト → デュッセルドルフ (LH0082 / FRA-DUS / Business Class) & デュッセルドルフ探訪!

トラベル(海外)

さて、フランクフルトの旅もいよいよクロージングが近づいています。すべてのフランクでの予定を終了した私はいつもの様に同僚と別れ、個別に帰路につきます。今回はわざわざ直行便が飛んでいるフランクからダイレクトに帰らず、一旦デュッセルドルフに立ち寄ってから帰ろうという「まぁ、ほんとに無駄」な旅程を組みました。

実質1日トランジットが発生する旅程のおかげで、デュッセルドルフの街を堪能することができたわけですが。。。

今回は少し街歩きの写真を多めに、この「無駄な旅程」の帰路をお届けしたいと思います。

***

●過去のフランクフルトの旅の様子は以下の2記事を参照ください。

フランクフルトの正午すぎにゆったりと空港へタクシーで乗り付け、チェックインを済ませます。この日はデュッセルドルフへの移動だけですのでとっても楽ですので、ゆっくりと空港を撮影しながら移動する余裕があります。フランクに来ていつも思うのは圧倒的な「ルフトハンザ」の存在感。なにせ「ファーストクラス専用ターミナル」まで存在するその凄さには、毎度圧倒されます。次回ここを訪れる時は是非あのターミナルを活用して帰路につきたいものです。

いつもどおりの「Luhthansa Senator Lounge」で軽く軽食を食べながら今日はとってもゆっくりラウンジ活動をします。ラウンジでゆっくりしていると、窓の外がにわかに暗くなって行き・・・そのうちとんでもないゲリラ豪雨に空港がみまわれていました。作業スタッフの様子も見えたのですが、気の毒なほどの降りっぷりです。20分ほどでその雲は抜けて行きましたが、フランクフルトでもゲリラ豪雨は遭遇できるものなのか・・・と世界的な気象の変化を感じざるをえません。

バスボーディングにて、デュッセルドルフまでの短い距離を運んでくれる「エンブラエル195」へ搭乗です。座席に座って横を見れば、先ほどのゲリラ豪雨の雲が奥側へ抜けていった様子をまざまざとその目で確認することができます。

まず帰路の第一レグ「デュッセルドルフ」まで私を運んでくれるのは「LH0082便(FRA-DUS)※Lufthansa Cityline運行」、機材は「エンブラエル195(シップナンバー不明)」、飛行距離はなんと117mile!ブロックタイム30分ほどの極々至近距離フライトとなります。

雨の影響で空路が若干混雑し、空港内が混みいっていたせいでやや離陸まで時間がかかりましたが、無事フランクフルトを飛び立ちます。・・・離陸後一気に右旋回を続け、本日の離陸方向に対しては「背後」の方向に位置するデュッセルドルフへ向けヘディング(機首方位)を直して行きます。

離陸後すぐの右旋回後に私の視界に入ったのは、先ほど通り過ぎたゲリラ豪雨の雲と、今まさにゲリラ豪雨にみまわれているエリアの景色でした。雲から地上へ向けまっすぐに灰色のベールが落ちて行っています。なんともわかりやすい景色・・・。先ほどこの雲が空港直上にあったことが容易に推察されますし、なんとも雄大な景色です。機体はこの雲の空域を避ける様に大きく旋回し、高度を上げて行きます。

この一切の様子をカメラが捉えていますので、ぜひごらんください。すごくラフな編集ですが、フランクフルトからの離陸、旋回、そしてゲリラ豪雨のエリアの様子をお楽しみいただけます。

如何だったでしょうか(笑)。今まで編集などに結構手間がかかるので出してきてはいないんですが、実はこのブログに搭乗するフライトのほぼ全ての離発着動画はストックされていてですね・・・(汗)。世界中の空港の離発着特集の動画でも作ろうかと思っていたんですが、今回初めて出してみました。

さて、機内ではおぞましい程(おそらく前回ご紹介している羽田→山形便以下)の短距離フライトにも関わらず、ビジネスクラスでは軽食(この時間帯はお菓子)が出ます。それも短時間で食べきるには苦しいほどのポーションです。・・・必要なものを必要な時に必要な分量だけ提供する。そういう姿勢は海外の航空会社では多く見られますが、もちろん食べ残しなどはありつつも、様々なシチュエーションで搭乗している旅客のことを考えると、この姿勢はとても乗る側としては歓迎すべきものです。

いつものルフトハンザのコーヒーもいただき、お腹が満たされた頃、機体はグングンと高度を下げ、なんともカジュアルな「近くのコンビニにでも行く様な雰囲気」でささ〜っとデュッセルドルフ空港へ着陸し、ゲートインです。僅かに30分程度、極めて短い空の旅が終わりました。

写真は搭乗時のものですが、本当に毎度エンブラエルの挙動ってなんとも合理的で好きです。スポーツカーっぽい動きですね。そして制御が入りすぎていなくて、パイロットが飛ばしている感じがとてもします。

そのまま私は荷物を引き上げ、宿泊するホテルへとタクシーを急がせます。

トランジットの1泊のためだけですし、実際寝るだけなんですがデュッセルドルフの宿は「Hyatt Regency Dusseldorf」にすることにしました。メディエンハーフェン(MedienHafen)地区の半島状のエリアの先端に位置するこのホテルは、現在のデュッセルドルフでは最もスタイリッシュなエリアで開業する最新のホテルだと言えると思えます。

寝るだけですので通常のダブルルームを予約していますが、それでもファニチャーの雰囲気はどんずば好みの雰囲気で、シンプルモダンでありつつも存分にリュクスな雰囲気を随所で醸し出してくれるもので「最近ホテル運いいなぁ」と思わずにはいられないくらい、外さないですねぇ。

表はあいにくの雨ですが、この部屋であれば十分にフランクフルトでの疲れを癒しつつ、明日の帰国に備えることができそうです。

ベッドルームの感じはこんな感じです。以前ご紹介したクレッタルムーセンが無造作に置かれていますね(笑)。Wi-Fiも十分な速さを出していたので、雨に曇るデュッセルドルフの夜景を楽しみながら、温かいコーヒーを飲みゆっくりとします。

アメニティはアメリカなどで人気の「Portico SPA」のものですが、この「White Gingerシリーズ」は「Hyatt Regency」へのエクスクルーシブ提供だと聞きます。清々しいレモンジンジャーの匂いが、疲れた体をバスタイムで一気にリフレッシュしてくれる、日本ではあまり馴染みがない?ブランドではありますがハイアットステイ時の楽しみの一つです。

部屋にはもちろんリンゴなどのフルーツが置かれています。少しだけ頂きましたが、シンクでしばらく冷やしておくと食感もまたフレッシュで良いですよね。部屋のミニバーなど撮影していませんが、結構充実しており、またルームサービスの内容もなかなかのものでした。・・・なんかこう、部屋の居心地が良すぎると籠っちゃうんで、都市に旅行する際は少し「居心地悪いくらい」がいいかもですね(笑)。ビーチリゾートなど「何もしない休日」を目指して行く時などは圧倒的に部屋の居心地に旅の充実度が左右されますけどね。

さて、ぐっすりと快適なベッドで眠った翌日はなんとか天気が持ち直してくれました。川沿いの内湾状なエリアの半島風な土地に建っているホテル(写真右側)ですので、ホテルを出てすぐに水辺があり、対岸ではレガッタレースのお祭りが開かれているという様な空間でとってもリフレッシャブルです。

これもホテルを出てすぐの景色です。中央にあるビル、よく見ていただくと、大きなニンゲン型のオブジェがビルを登りまくっています。デュッセルドルフはアートで有名ですが、建物ぐるみでクリエイティブなので目の保養になります。2-3日の滞在で十分かとは思いますが、アート好き、写真好きな方には強くお勧めできるデスティネーションです。

ちょっと歩くとこんなシュールなビルが出てきます。アメリカの建築家「Frank O. Gehry」によるこのメディアハーバーに3棟ある「Neuer Zollhof」シリーズの1棟です。

そしてこちらが残りの2棟。もう平衡感覚もへったくれもありません(笑)。でも、右の建物はミラーファサードを活用しているのにケバケバしさがなく、むしろ妙なクラシックを感じしてしまうくらい風景に調和しますし、その日の天候で表情が変わるという点でも強く印象に残る建物ですね。しかし・・・写真に撮るのはとっても難しいです。

場所場所によって、その表情・・・全然違いますよね。一瞬ピーカンになったんですが、その際の照り返しは殺人級でした(笑)。

「Neuer Zollhof」シリーズであることを示すビルのプレートです。真っ白の建物がどうやら「No.3」なんですね。ちなみに、このビルにはふつーの企業がオフィスとして入居しているんです。東京でこういうビル建ててくれたら入居したいなぁ。隅田川沿いとか本気で開発すればこういう感じ、すぐに作れると思うんですけどね。東京は河川沿いの開発が圧倒的に下手なので頑張ってほしいものです。

さて、次は写真にもちょこちょこと登場していたこちらラインタワー (Rheinturm)に登ってみようと思います。高さ172.5mのタワーであり、世界的なタワーから見れば大した高さではないんですが、デュッセルドルフがある州の中では最大の高さを誇るタワーです。しかもこの形状・・・バウハウス的ななんともいえないドイツ人が考えてくれそうな物騒だけど美しいという、この手の情緒が好きな人にはたまらない形をしています。

どうです、この見事な「聳え立っている感」。むしろ曇天だったのが迫力を引き出してくれた気もしますが、ゲルマン魂!って感じでめちゃくちゃ好きですこのタワー。

登ると展望台から下界を360度自由に見ることができます。バーというか、喫茶コーナーや、さらに上層階にはレストランも備わっておりなかなかの施設です。私も喫茶コーナーでケーキとコーヒーを思わずいただきながら、この景色をゆっくり眺めさせてもらいました。もちろん、下に流れている川は「ライン川」でして、いやぁヨーロッパ(笑)って気分も満喫できますよ。・・・ちなみにケーキはワンポーションが無駄にめっちゃデカイので、お腹いっぱいになります。。。

しかもこのタワーを上り下りするエレベーターには専用の「エレベーターおっちゃん」が備わっており、彼らが人数をコントロールしながら我々観光客を超高速エレベーターであげさげしてくれますのでお楽しみに。

もーちょっと時間があるのでフラフラしてみます。デュッセルドルフは日本人が多く住んでいることで有名ですが、このお散歩中にはあまり遭遇できず、自分の中では結構「海外」な雰囲気を満喫しながら歩くことができましたかね。

あと、先ほども書きましたがデュッセルドルフは「アートの街」。諸外国の人にも有名な「K20」「K21」の両美術館を要していることでも知られています。ということで、私もこの両美術館で目の保養をさせていただきました。

「K20」は名前の通り「20世紀までの美術作品」を収蔵・展示している美術館でオールドスタイルないわゆる美術館〜という雰囲気を醸し出しています。そして「K21」は「国際アート美術館」ですので数カスの先鋭的な展示物(いやぁ、本当に先鋭的です。箱に蜘蛛の巣をわざと張らせただけのもの・・・とか。今にも祟られそうな部屋の再現・・・とか。)がそこかしこに展示されており、私的にはこのK21の方が満喫できたかな、と思っています。

(古めかしいですが、こちらがK21です)

さて、街歩きもいよいよ終盤に差し掛かります。

趣のある路地を抜け・・・。

路地を抜け・・・。

路地を抜け・・・。

ちょうどミサを行っていた教会に出くわしたり。

ペタンクで遊ぶ地元住民の間を通り抜けたりもしながら。

無駄にこういうの好きなんですよね。

レンガ造りの壁と地番・・・本来は日本もこういう古の重みを街に残すことができたと思うんですけどね。いまだ東京にも残っている下町なエリアは防災の問題とかはありますが、できる限りあの趣を残して行く方向で都市計画を進めてほしいなぁと個人的には感じています。

ディスプレイを眺めたり、公園の木々を眺めたり、本当にきままに1日街をほっつき歩きます。天気は悪目ですが、気温がそれほど低くないので活発に行動が可能だったんです。

ライン川沿いは開放的な遊歩道が整備されているので、晴れている日など最高の観光日和になるでしょうね。行き交う船の姿をみるだけでも十分旅気分が味わえると思います。

色気のある中庭を持つ施設も多く、歴史を感じつつ、日常の生活への興味もわいてきます。石畳に自生した一面の苔・・・なんちゅーかカリオストロな世界ですね。こういうのって妙にワクワクしません?

何気ない道沿いの倉庫の壁さえアーティスティックですが、これよく見ると「事故」の絵ですよね。どういうメッセージなんでしょうかね。何かに反抗する類のものなのだろうか・・・。残念ながら私の知識ではこれがなんであるかは特定できず、ですが。

ホテル近くまで帰ってきました。

ホテル近くまで帰ってきたところで、どう考えてもここから飛行機乗って帰るまでをこの記事で収録すると写真多すぎやろ!と思いますので分割することにしました。。。(汗)。恐縮ですが、すぐにアップする次号にて、帰国の様子はご報告したいと思います。

軽くなぞっても、これだけのボリュームになってしまうデュッセルドルフ・・・。本気でやったら凄そうです。なにせ5-6時間しか歩いてないですからね。でも、これだけ日中歩けば、帰りのスタッガードシートでは良い眠りが取れそうです!搭乗便はANAの210便、成田への直行便です。出発は現地時刻の夜、暮れ行くヨーロッパの空を眺めながら漆黒のロシアを越えていきたいと思います。そんなミッドナイトフライトの様子、どうぞお楽しみに。

ではまた!

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この記事を書いた人

東京でプランナーとして働きつつ、様々なフィールドで遊ばせてもらっています。

ON / OFF問わず日本各地、世界各地へ出かけることが多いこと、そして移動手段
である航空機が大好きなことを理由に「航空機を活用した旅」をメインとしたブログ「Days of StyleDept」を書かせてもらっていましたが、もう少し幅の広い話題を取り扱うブログへの進化を目指してこの「Life with curiosity」を立ち上げ。

アイドルから航空機までをカバーする明るいオタクとして、日々好奇心の赴くままに暮らす二人の娘のオヤジでもあります。

記事には出て来ない日常も垣間見れる「Instagram」(gulf9_styledept)もぜひフォローしてみてください。

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コメント

  1. lwc より:

    >bmwpopoさん

    ありがとうございまーす!面倒ですが、徐々に動画がそろってゆくとそれはそれで面白そうです~。写真じゃ伝わらないものも伝わりますよね~。

  2. bmwpoppo より:

    動画、良いですね~!