悲劇のラガーディア!ユナイテッド航空搭乗記 : ニューヨーク→シカゴ (UA3564 / LGA-ORD / Economy Class) 2019年/12月

トラベル(海外)

弾丸のニューヨーク滞在を終了し帰路につこうと思います。往路はANAビジネスクラスを活用し直行便の旅を満喫。美味しくなった料理に舌鼓を打った様子はすでにご紹介しましたね。

さらに短い滞在ではあったものの比較的精力的に動いた方ですので、現地での食やブルックリンの様子もご紹介していますね、このブログでは珍しい現地の様子の記事ですのでお時間あればぜひ。

またすぐ来年の1月に訪問予定があるので後ろ髪を引かれる思いは全然ないのですが、クリスマスシーズンのニューヨークをほどほどに満喫し、万事順調に終えた私は早朝のウェスティンの前で同僚とコーヒーを飲みながらの一服中です。キリリッと冷えた外気はこの時期のニューヨークならではの空気を感じさせてくれますし、朝の慌ただしいマンハッタンの喧騒が先ほどまで部屋のベッドで惰眠を貪っていた私の脳を活性化させてくれます。さぁクルマに乗って空港へ移動することしましょう。

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帰りはシカゴ経由で帰ります!

座席数の関係で直行便はイマイチでしたので、今回は「ニューヨーク→シカゴ→羽田」と刻むことにしました。このブログをよくお読みいただく方であれば周知の事実の経由便フェチである私ですが、今回は直行便でも良かったんですが結果的に「私っぽい」移動となりました。使用する便は「UA3564」でまず「ラガーディア→シカゴ(オヘア)」を移動し、次に「NH111」を使用して「シカゴ(オヘア)→羽田」の移動です。前回ラガーディアを使用したのは「ワシントン→ニューヨーク」の国内移動の時ですかねぇ。絶賛リノベ中のラガーディアは導線が荒れていたり、と同僚から「時間かかるから気をつけてくださいね」との報を受けてはいました、・・・が結果いつも通りの時間配分で動いてしまいました。

ラガーディアで事件発生!

万事順調でありルンルン気分で「あとは飛行機乗るだけー」と、ラガーディアに降り立った私ではありますが事件発生です。・・・出発前にラガーディアの景色をブログ用に撮っておこうとリュックからカメラを取り出した瞬間、見事に私の手元が滑りカメラがそのまま地上にドカーン!・・・バシャー!っという金属音とともに足元でガラス片が散乱していく様子がスローモーションの様に見えています。・・・まぁお察しかとは思いますが・・・

 

カメラ落として、レンズ大破(号泣)

 

あーあーあー、やっちゃいましたね。地味に外装を見るより内部損傷が激しかったようです(泣)

落として意気消沈なるも、動いていたので気合いでブログ写真を撮っていました(笑)

慌てて拾い上げてみるとレンズの前玉(一番表面のレンズ)は割れておらず、どうやら保護につけていたフィルターレンズがバリバリに割れた様です(こういう時のためにやはりフィルターレンズはつけておくべきかも)。とはいえ無傷という訳ではなく、地上1.3~4mから一気に硬いコンクリに打ち付けられた一眼レフの自重によりフィルターレンズが変形しレンズ本体に食い込んでいます。・・・カメラ本体が機能するのか心配で作動させてみたら運良くAF(オートフォーカス)は作動し、しっかりシャッターは切れる状態。前玉も無事ですのでギリギリ帰りのフライトの写真を撮ることはできそうです。しかしながら本体にも何が起きているかはわかりませんので、帰国後整備入りなのは確実ですね(汗)。

作動する様子にほっと胸をなでおろし、チェックインに向かうこととします。(※この無事だとおもったカメラが後日エラー連発で完璧に壊れることはまだ知る由もない)

分かりますかね、このねじ曲がったフィルターフレームの悲惨さ・・・

まずはシカゴまでですので「UNITED」の「Premier Access」専用カウンターでチェックインを行います。そこそこ列を作っている一般のカウンターに比べ誰もいないこのカウンターの恩恵は毎度旅をするたびに感じるんですが、やはりFFPの良さは時短にあります。・・・クリスマスリースが飾り付けられ雰囲気のあるカウンターで手際よく羽田まで荷物を預けたら、そのままラガーディアの「UNITED Club」(ラウンジ)へ向かいます。早い朝でしたのでここで軽く朝食を取ってから搭乗することとしましょう。

【作者追記】
結局キヤノンのサービスセンターに持ち込んだカメラ本体、レンズ、そしてこの騒動で一緒に落としてしまったレンズの修理費用の合計は約10万ちょっとでございました。注意一秒怪我十万ってやつですね。

UNITED Clubで朝食を

嬉しかったのはラウンジにあったベーグルです。トースターで温めることができ、横に並んでいるジャムなどを塗れば完成のセルフ方式ですが、ザ・ニューヨークといった感じの朝食を出発前に頂けるのは気分があがります。シナモンベーグルにたっぷりのクリームチーズとほんの少しのブルーベリージャムを塗り、スクランブルエッグやポテトサラダ、ヨーグルト等とともにユナイテッドの朝を満喫です。通常の待合フロアを見下ろす2階に設置された開放的なラウンジでしばし出発までゆっくりとくつろぐことにします。ここのラウンジは空間もゆったりしており、ソファー、テーブル、仕事用ハイテーブル、個人用の一人がけソファーなど様々な空間が提供されていますので居心地は「良好!」の一言です。

「United Club」の反対側にも別キャリアのラウンジがありその様子を伺うことができます。綺麗に磨かれたクリスタルガラス越しの風景は反対側のラウンジにいる私が見ても、なんだか羨ましい空間に見えてしまいます。

UNITED EXPRESSでシカゴまで!

時間がきましたのでボーディングゲートへ移動です。朝の光を浴びて幾多の短距離国内線用機材が行き交う景色を眺めているのもトランジットならではの光景です。やはり海外の国内線移動は海外旅行の醍醐味でもありますし、よりその街や国に馴染んでゆくのにためになる経験だと思います。その点でも経由便を使うのは「現地の様子をより知ることができる」という観点から私はお勧めしたい旅のスタイルの一つです。

気がついたらもうお昼になっていますが、ラガーディア空港の「44番ゲート」よりシカゴまでの機材へ搭乗します。使用機材は「エンブラエル170」。短距離便ではおなじみの機材ですが、日本でもJALが短距離便に飛ばしていますので日本でも乗ることが可能です。

●日本国内で乗れる「エンブラエルE170」搭乗記事はこちら!

ビジネスファーストが満席でしたので久しぶりのエコノミー移動ですが大した距離ではない移動ですので、多くの現地在住者に混ざって機内を楽しみます。大概こういったトランジット拠点を結ぶフライトでは機内に日本人が一人みたいなケースが多く現れますので異国情緒を最大限楽しむことが可能です。グローブトロッターとしての醍醐味はまさにこういう瞬間にあるんですよね。

ほぼ定刻でプッシュバックが行われたあとは、慣れきったシークエンスで滑走路まで向かいそのままエンブラエルの轟音とともにアメリカの空へ飛び立ちました。改めて整理しますと、シカゴまで私たちを運んでくれたのは「UA3564便(LGA-ORD)」、使用機材「Embraer E170SE(N656RW)」、飛行距離「約731mile」となっています。

・・・離陸後機内ではスナックとして大好物の「STROOPWAFEL」が配られました。本来はコーヒーカップの上において挟んであるキャラメルを柔らかく溶かして食べるんですが、溶けていなくても超絶美味です(笑)。

定刻より5分遅れで出発した3564便ではありますが、わずか1時間53分のフライトで無事シカゴ・オヘア空港に早着です。季節は冬ですのでまだ現地時刻は14時を過ぎたばかりですが、空港内には西日が差し込み美しいアンバーの世界を作り始めています。

◼︎参考までに「STROOPWAFEL」がきになる方はこちらで買えるみたいですよ?

私の帰路はここからさらに12時間のフライトが待っていますので始まったばかりと言えばそうなのですが、なんだかすでにとても長い距離を旅した気分になりつつあります。日が暮れ始めるってそういう効果ありますよね。。。乗り継ぎのANA便のゲートを確認した後、ゲートの目の前にある「UNITED Club」に本日2度目のお邪魔をさせていただきます。

こちらは「シカゴ・オヘア空港」内の「UNITED Club」エントランスです。

さて・・・と筆を進めようとしましたが、すでにここまでで3000文字行ってしまいましたので、乗り継ぎ便となる「NH111」に関しては次の記事に譲ることとしようと思います。朝のマンハッタンを気持ちよくスタートし、ラガーディアでカメラを破壊、ユナイテッドで再度心地よくシカゴまで到着した私は気持ち良いまま羽田まで帰れるでしょうか?次の記事でお会いしましょう!

 

ではまた!

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