日本とは思えない高級リゾート : Sankara Hotel & Spa (Japan / Yakusima / 屋久島) Vol.2

トラベル(国内)

さて、前回の「高級リゾートホテル : Sankara Hotel & Spa (Japan / Yakusima / 屋久島) Vol.1」に引き続いて「Sankara Hotel and Spa」をご紹介します。

サンカラリゾート
到着した日はご覧のように台風の影響を受け残念な天候だったのですが、天候の悪さを吹き飛ばす圧巻のホスピタリティ、清潔かつリュクスなデザイン・装飾の施設、そして何より圧倒的に美味しいお食事・・・などたっぷりとサンカラでの滞在を満喫したわけですが、徐々に天候が好転するにつれ、いよいよその真価とも言える国内にいることを忘れてしまうような眺望を楽しむことができました。いよいよ滞在も後半となる今回は、ホテルの周辺環境や快晴のホテルが見せてくれるそれはそれは素晴らしい景色をご紹介しようと思います。
サンカラリゾートでは、前日にお願いをしておくと早朝にバトラーが車を出してくれ、まだ眠りから覚めたばかりの屋久島の名所を1時間強で回ってくれる朝のお散歩ともいえるサービスを提供してくれます。
真っ白なプリウスの後部座席に乗り、まだ薄暗い屋久島の道を海沿いに走り、最初に到着したのは「千尋(せんぴろ)の滝」です。

この「千尋の滝」は、落差60メートルだそうで、屋久島南東部のモッチョム岳(標高940メートル)東側の斜面に広がる250メートル×300メートルの巨大な花崗岩の岩盤に面し、その岩盤の大きさが千尋、すなわち千人の人間が手を結んだくらい大きいという例えから名付けられた・・・と言われています。

この後訪れた滝もそうですが、我々の滞在時は台風の影響による降雨が幸いし、滝の水量が非常に多くなっていて、バトラー氏曰く「こんな勇壮な状態の滝はなかなか見れないんです」ということでした。そういう意味ではラッキーでしたね。非常に低い雲が立ち込めている様子も屋久島っぽく、自然の真っ只中に自分はいるんだというなんとも言えない周囲の環境との一体感を感じることができます。

この「千尋の滝」を後にした我々は、次の滝となる「大川(おおこ)の滝」を訪れました。

ここもまた、水量が増えており、右側の水流は普段は非常に弱い水量だとのことですが、この日は力強い水流が2筋見事に迫力のある滝音を伴って落ちてきていました。この大川の滝は落差88m、日本の滝100選にも選ばれているそうだ。周囲の岩盤に大量の苔が自生している様子が、年間を通して湿度の高い屋久島ならではという風景ですが、機会があったら屋久杉を見に、もう一度こんどは奥地まで足を伸ばしたいと思わずにはいられない感動をあたえてくれる滝でした。
(左:千尋の滝、右:大川の滝)
その後も海岸や、カニが多く生息する砂浜などをめぐり、お腹がすいてきた頃に車はホテルに向かい方向を転換します。海はまだ台風の影響を受け波が高く荒れていますが、盛り上がった並の内部はアイシーブルーとでも言いましょうか、氷河のような美しいブルーをしていまして、屋久島周辺の透明度の高い海の様子を思い出させてくれます。
ホテルに戻れば、朝食です。
この朝食はなぜかほとんど写真を撮っていないのですが(あまりに空腹で一気に食べてしまったのでしょうか・・・)、バゲット、サラダ、卵料理・・・すべて夕食のクオリティと同様極めて高く、普段より多めにお腹に入れてしまう点は注意が必要です。
その後は、プールサイドで読書をしたり、部屋に戻ってサンベッドでダラダラしたり、ライブラリーでコーヒータイムを楽しんだり、自由気ままに「何もしない贅沢」を楽しみます。

◯「OKAS」の食事

さて、夜はおたのしみの2Fにあるレストラン「OKAS」での食事です。武井智春氏が、プレゼンテーションキッチンで腕をふるうスタイルですが、予約を入れていた数組がプレゼンテーションキッチン前のカウンターで、大人数及び、ゆっくり食べたい方々は後方にあるテーブル席や個室で食事をとることができます。
サンカラリゾート
(栗生沖・ジンナゴのフリット)
サンカラリゾート
(小瀬田産・車海老と水イカのタルタル/ブラックオリーブとソースピストー、クリュスタッセの薫り)
サンカラリゾートサンカラリゾート
(左:フォアグラと松茸の温製フラン、コンソメ和え 右:一湊沖・インノハのブイヨン仕立て/麦生・仙田さんの有機野菜と山野草(長命草・つわ葦・ハンダマ))
サンカラリゾート
(長島町・なかやま黒牛のロースのグリエ、佐賀・柚子胡椒添え)
サンカラリゾートサンカラリゾート
(左:ココナッツ風味のブラマンジェ/屋久島産・ドラゴンフルーツとパイナップルのシャーベット添え
右:コーヒーの時の小菓子 )
サンカラリゾート
如何だったでしょうか?自分のいる場所、時間、理由・・・それらすべてがわからなくなるような非日常空間で、ただ無心に目の前の素晴らしい料理と会話に心を注いで行く快楽ってものをこの「OKAS」では味わうことができます。料理が出来上がって行くプロセスの音、匂い、調理器具が放つ鈍い光・・・完成されたエンターテイメントとしてのディナータイムを心から満喫し、最後のコーヒーを飲み終えた瞬間、形容しがたい満足感と、この幸せな時間が終わってしまう寂しさが同時に訪れ、結果またこのオーベルジュに足を運ぼうと思うモチベーションへと変わってゆきます。食事を終えるとプールは夜間照明で照らされつつも、パブリックスペースには人影もまばら。ヒュミドールが完備されたライブラリーで一人シガーを燻らせつつ、一日の終わりの時間に感謝を捧げます。日が暮れればもうその日は終わりなんですよ、と言わんばかりの静寂と柔らかい室内の照明が自然の中で営まれているこのオーベルジュの性格を表しているようです。

◯部屋の小物などなど

前回の記事で紹介しきれなかったお部屋の小物などを簡単にご紹介したいと思います。

サンカラリゾート
(ヤモリの置物、本当に欲しかったので売って貰えば良かったと今も物色中・・・)

サンカラリゾート
(ルームキーはスタンダードなカードキータイプ)
サンカラリゾートサンカラリゾート
(部屋はバリニーズ風ですが、色調含め私の好みのテイストです)
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(部屋にはハーブティーが様々な種類備わっています)
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(アメニティは「THANN」で統一、なかなかアガるアメニティですね)
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(室内のメモセットは、リサイクル系の素材で作られたものを使用)
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(タオル類はふんだんに用意され、かつすぐに取り替えてくれます)
サンカラリゾート
(このクッション結構好きなデザインです、派手なのに嫌味な感じがしないんですよね)

パブリックスペースの居心地が良いので、ついついメイン棟へ行ってしまうのですが、部屋の快適性も素晴らしいものでした。水圧や温度管理も十分な性能で、雨が降っている日でも部屋が湿っぽくなることはなく天井が広い割には湿度管理が計算されている様でした。ヴィラ同士も結構距離が離れているため、他ヴィラの話し声や生活音が気になることなく、ときたま「この広大な敷地内に自分たちしかいないんじゃないか?」とやや恐ろしくなるほど、夜は静寂が空間を支配します。

あぁ、そういえばヤモリの置物がとても可愛かったですが、場所柄「本物のヤモリ」も部屋に遊びに来ますので、苦手な方は・・・まぁ気をつけてください(笑)。名前の通り「家守」なんで、梁の上の方で私たちを見守ってくれるだけであり、人間になにか危害を加える子達ではありませんので、見かけてもそっとしておいてあげればなんら問題ないんですけどね。

◯晴天の「Sankara Hotel and Spa」

さぁ、お待ちかねの晴天時のサンカラです。

目の前には太平洋、上空には沖縄、そして台湾や香港、シンガポールなどの東南アジア航路を取る航空機の姿、背後には宮之浦岳・・・360度素晴らしい眺望を提供してくれ、且つ視界にはほぼ一切宿泊者以外の他人や人工構造物が目に入らないまさに隠れ家としての眺望を完璧に提供してくれるこの宿は、晴天時にプールサイドからモヒートなどを飲みつつ景色を眺めていると本当に非日常に足を踏み入れた開放感に浸ることができます。

サンカラリゾート

では、晴天のサンカラを様々な方向から写真でご紹介したいと思います。

サンカラリゾートサンカラリゾート
サンカラリゾートサンカラリゾート
サンカラリゾートサンカラリゾート

特に説明をしなければおそらく写真だけでは国内のリゾートだという印象がないのではないでしょうか?流行りのインフィニティプールではありませんが、プールからの景色も最高です。そして、周囲に配置されたガゼボ、サンデッキからの眺望も最高です。

そして、非常に目配りの行き届いたスタッフが「ちょうど飲み物がなくなったな・・・」というタイミングを見計らって声をかけてくれますし、タオルやその他「必要だな」と思うものに関しても非常によく観察をしてくれており、不自由を感じる瞬間がありません。また、余談ですがバトラー氏達は非常に気さくであり、私が一眼をブラブラさせつつ歩いていると、なぜか必ず私達を撮影しようといろいろ提案してくれる感じで、家族やカップル、仲の良い友人達・・・どんな人たちと遊びに行っても良い記念写真を残してくれると思いますよ。

サンカラリゾート
もうちょい作りが違えば、サントリーニ島のホテルといってもわからないくらい、晴天時は強い日差しが降り注ぎます。最後にバトラー氏達とプールサイドでゆっくり雑談をして、再び私たちは屋久島空港への送迎用であるアルファードに乗り込み、至福の非日常滞在となったサンカラでのオフタイムを終えるのです。
到着した日とは打って変わって真っ青な空が戻ってきている屋久島空港。本当に日本は北から南まで様々な観光資源を持ち、我々日本人でも発見しきれていない魅力が詰まった国だと思います。一部に超高級リゾート、そして一部にむかしながらの旅館・・・といった旅の目的に合わせた滞在スタイルを選択できるオフタイムの過ごし方で悩める様な素晴らしいバリエーションを持つ国に、これからも成長していってほしいと願ってやみません。

それぞれが、それぞれのスタイルで過ごした屋久島の思い出を胸に、ボンバルディアへ乗り込みます。ローカル空港ならではの徒歩で搭乗するスタイルはもっともっと残していってほしいものですし、多くの日本人旅行者にこういった小型機での旅というものへの理解を深めていっていただき、なんでもかんでもジェットを飛ばせばいいのだという地方行政も変わっていってくれれば良いなと思います。

短いオフは終わりを告げますが、また真っ青な空を眺めに旅に出たいと思います。

国内で本当の意味でのスローな非日常を探している方には「Sankara Hotel & Spa」心からお薦めします。ぜひ一度訪れてみてくださいね

サンカラリゾート

さぁ、次の航空機搭乗は出張でしょうか、遊びでしょうか?
羽田空港に着陸してから新しいスケジュールに思いを馳せたいと思います。

ではまた!

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この記事を書いた人

東京でプランナーとして働きつつ、様々なフィールドで遊ばせてもらっています。

ON / OFF問わず日本各地、世界各地へ出かけることが多いこと、そして移動手段
である航空機が大好きなことを理由に「航空機を活用した旅」をメインとしたブログ「Days of StyleDept」を書かせてもらっていましたが、もう少し幅の広い話題を取り扱うブログへの進化を目指してこの「Life with curiosity」を立ち上げ。

アイドルから航空機までをカバーする明るいオタクとして、日々好奇心の赴くままに暮らす二人の娘のオヤジでもあります。

記事には出て来ない日常も垣間見れる「Instagram」(gulf9_styledept)もぜひフォローしてみてください。

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