マニア垂涎・・・ジェットスター「下地島限定グッズ」ご紹介

ひこうきネタ

なんとも感動的なジェットスター・ジャパン初便就航の朝でしたが、ジェットスターはこの下地路線に搭乗されるお客様向けに、ちょっと粋な仕込みを空港にしています。

それは「下地島空港限定のジェットスター下地島グッズ」です。

そもそも下地島は航空機マニアには垂涎の地として知られていましたが、民間定期便はなくただの訓練空港だったため目立った下地グッズは存在していませんでした。めちゃくちゃあこがれの地ではあるものの、そこへ行ったことを示すのは自身が撮影した写真のみ・・・という感じで、あまり旅グッズや、撮影機材で「下地」を主張することはできなかったんですよね。

唯一存在していたのが、地元の商店で購入することができた訓練生向けのお土産となるステッカーでした。訓練時代の下地を訪れてこれの存在を知らなかった人はかなり可哀そうなことになりますが、今はレガシーな記念品としてその価値(情緒的な意味で)は高まっているものかと思います。当時訓練生や教官たちと一緒にその商店へ行き購入しておいて本当に良かったですね、コレ。。。(747がダブルデッキでもないし、エンジン2発だし、767に天測用の小窓が描かれていたり、ディテールは相当に怪しいというか、いい加減ですが・・・それも味ですね。)

激レア?訓練生向けに当時存在した下地島ステッカー。

しかし、今回の定期便就航で年間30万人を目標などともいわれていますが、おそらく下地が経験したことがないほど多くの旅客がこの空港に降りることでしょう。そんな旅行客の思い出の品となるべく、ジェットスターが今回下地記念グッズを作っているんですね。

そしてその記念グッズは「結構航空機マニアに寄せた」ものとなっており、我々のような旅好き、飛行機好きにはたまらないテイストの商品となっていました。今回すべてを購入して帰ってきましたのでご紹介したいと思います。

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「ジェットスター・下地島Tシャツ」

どこが下地島やねん?!と思うなかれ。

かの有名な「17エンド」(滑走路北側末端の意味)をでかでかとデザインした上に、「下地島空港」を意味する航空用語のIATAコードの3レター「SHI」と、ICAOコードの4レター「RORS」がデザインされ、就航機材である「Airbus A320」の機影がプリントされるマニアにはたまらない、そして意外と夏場のオシャレ着的にも活用できる(記号っぽいデザインなので)Tシャツになっています。

意外と気づかないポイントですが、文字のフォントは滑走路に実際に書かれている数字のフォントにかなり寄せてデザインされていて、その辺も気づいちゃうと飛行機好きにはたまんないポイントのひとつではあります。

加えて、普通だったらめいっぱい主張してくる企業名は袖口に控えめにプリントされるなど、普段使いにも気を使ってくれている印象があり好印象です。カラーバリエーションは「ホワイト」「ブラック」の2種類。サイズは「S」「M」「L」となっています。

ま、さっそく両方を購入し、ホクホク現地で着ていましたが意外と「それ売ってるんですか?」とすれ違う人に声を掛けられました(笑)。

「ジェットスター・フライトタグ」

う~ん、これも航空機マニアであれば必携の一本ですよね。よく空港などでカバンに赤い長方形のタグに「REMOVE BEFORE FLIGHT」と書かれたやつをつけている人を見かけることもあるんじゃないかと思いますが、もともとこれは、航空機が駐機しているときに塞がないといけない穴や、安全上差し込むピンなどに「出発時には取り外してね!」というミス防止用につけられていたタグなんです。それをデザインアイテム化して、現在では有名な飛行機グッズとして流通しているわけですが、これをジェットスターも作ってくれました。

一般的な「赤」ではなく、ブランドカラーの「オレンジ」になっているあたりはご愛敬ですが、「REMOVE BEFORE FLIGHT」と書かれている裏側には、なんと!下地島の滑走路を模したデザインとなっており、なんとも下地フリークにはたまらないデザインとなっています。有名な北側の「17」そして、南側である「35」双方の文字が刺繍され、実際の滑走路と同じデザインです。

「ジェットスター・フライトデカール」

旅行用のコロコロ(キャリーバッグ)に一杯色んな旅先のシールを貼る人も多いですが、他人のキャリーとの視覚的識別を兼ねてワンポイントだけ貼る人も多いですよね。そんなワンポイント用にも使えますし、PCや小物入れ、はたまたそのほかの用途に使用できる手ごろなサイズのデカールが売り出されています。これも17エンド推しのデザインで、先ほど述べました3レターと4レターに加え、下地島空港の緯度経度が記載されている点もおしゃんてぃです。

フライトタグと、デカールの用法?はこんな感じでしょうか。

試しに貼ってみました。ぜひぜひ、皆さんもお好きな場所に、お好きな使い方で付けてみてください。

グッズはもう一種類作られていました。

それが、初便の機内でも配布されたという・・・

「ジェットスター・フライトリングノート」

使いやすい方眼が敷きつけられた自由ノートですが、これも一目で「17エンド」推しであるとわかるデザインですね。今回はあえて「Shimoji-Shima」の様な就航地推しじゃなく、あくまでも下地島空港の偉大なるアセットの一つである「17エンド」をリスペクトし、焦点を絞っているあたりがジェットスターの中でも飛行機が好きな人がこれ企画したんだろうなぁ・・・って印象を受ける理由でしょう。

このノート、実は「2種類」のデザインがありまして、「シンプルに17推し」と「Jetstarのブランディングが施されたデザイン」が発売されています。また、背景には17エンドに着陸する機材のイメージ写真がおごられ、なんとも搭乗記念によさそうなしつらえになっているのが特徴です。

「Rollbahn」の様なリングノートですので使い勝手が良いですし、作りのしっかり感もありますので、旅先の出来事をメモメモするために、いつも旅カバンに忍ばせておくなんて使い方もいいかもしれないですね。

初便が就航するにあたり、一気にオリジナルグッズを4種類も出してきたジェットスターのこの路線にかける意気込みが伝わってくるようです。まだまだあまり知られていないグッズではありますが、今後知られるにつれ、空港でシールやフライトタグを見かける機会も増えるかもしれないですね。

ゲート近くの売店ではこんな感じで売っています。

チェックインエリアの売店はこんな感じですね。

ちなみに、タイトルにある「限定」ですが、2019年4月現在このグッズは「下地島空港」でのみお買い求めいただけます。機内販売にもリストされていません。また、下地島空港では「出発チェックインロビー内のお土産物コーナー」と、「出発ゲートロビー内のお土産物エリア(保安エリア内)」の両方で売っていますので、下地島空港発着便を利用しなくてもグッズは手に入ります。宮古島旅行ついでに伊良部大橋をわたって、このグッズを仕入れに来るのもオツかもしれませんよ?聞いた話では初日に想定以上Tシャツが売れたとかで、多少品薄であるという話を聞きました。

人気次第ではもう少しグッズが増えるかもしれないし、増えないかもしれないですが、とりあえずこれだけあるだけでも十分な「下地島記念」になると思いますのでご紹介させて頂きました。個人的には最高っす(笑)。Tシャツなどは普段使いもできると思いますので、是非是非このオリジナル限定グッズ、皆さんも楽しんでください!

ではまた!

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