驚きの透明度!宮古島・伊良部島・下地島の景色をご紹介

トラベル(TIPS)

ジェットスターの下地初便を撮りに来た私ですが、空き時間を活用してちょっとだけ「宮古島」「伊良部島」「下地島」を巡ってみました。滞在中はあいにくの曇り空、そして時には雨という超絶バッドコンディションではあったのですが、それでも東京近郊では見ることができない驚きの透明度と、サンゴ礁による素晴らしい色合いを見せる海の様子を少しでもご覧いただければと思います。

●ジェットスター初便到着ドキュメントはこちらをご覧ください!

しかし、本当に「最強コンディションの海」を見れたらなぁ・・・と思うような天候だったことが悔やまれます。そんな曇天でも苦心して雰囲気をお伝えできていると良いのですが、まぁ行ってみましょう!

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●池間島

宮古島の北端に位置し、池間大橋を渡ることで到達できる離島です。宮古観光ついでに訪れる方も多いのではないでしょうか?今回あまり池間島をゆっくり見回る時間はありませんでしたが、それでも下記のような素敵なビーチが点在し、真夏だったら「ココすげ〜んだろうなぁ!」って感じですし、プライベートビーチ感もあるこじんまりしたビーチを豊富に抱える素敵な島でした。

う〜ん、透明度も色もやばいですね。

●宮古島・西平安名岬

まずは、池間大橋の麓にある「西平安名岬」です。
雰囲気的に宮古島の北端だと思いますが、地名的には「西の果て」です。ここ、普通にアクセスできますが、ご覧の通り気をぬくと簡単に海に落ちることができます。この辺の海流は強いと思われますので、落ちたら結構キツそうですから、くれぐれも用心して散策してください。

普通に強い波が打ち付けていてやや恐ろしいのです。
奥に見えるのが「池間島」です。

池間大橋はこんな感じで臨むことができます。

透明度が・・・

ぜひ肉眼で見ることをお勧めします!

●宮古島・東平安名岬

先ほどは「西の果て」でしたが、こちらは「東の果て」です。感覚的には宮古島の南端という印象ですが。。。岬までは素晴らしい観光道路もあり、晴れていればこれからご紹介する写真の100倍は素晴らしい眺望と真っ青な海が見れることでしょう!

晴れの日を想像すると、もう一度しっかり撮影に行きたいスポットですね。。。

撮影ポイントの入口にこんなものも置かれたりしていて、おだやかな島の風土を思い出させてくれます。まぁ、この時期には用無し・・・って感じで、誰も売り子さんはおりませんでしたが(笑)。

団体旅行用ですかね?記念写真用の台もございまして。奥にうっすら見えているのが東平安名岬の灯台です。まぁ、この写真見てもらだけでもどんだけ悪コンディションで風景写真撮ってんだよおまえ・・・っての分かっていただけるかと。実際この日は雨もぱらついており、更に凶悪な風速10m級の強風が常に吹いていましたので構えたカメラが風で持っていかれる・・・というようなコンディションでした。つくづくツイてないなぁ・・・という天気です。

●宮古島・吉野海岸

東平安名岬から少し移動するとこの「吉野海岸」に出ます。宮古島北岸です。もー写真からして「シーズンオフ」!って事実を突きつけられていますが、こんなシーズンオフのビーチってのも味わいがあって大好きです。ここ、シーズンに訪れたら全然イメージ違うんでしょうね(笑)。

チーン・・・

残念なことに写真に写っている自動販売機すら、稼働していません(笑)。一服ついでにコーヒーでも買おうかと近づいたんですが・・・瞬殺。古びた「更衣室」って看板が地元の海水浴場って感じでなんとも旅情満点です。

ビーチには親子が1組遊んでいらっしゃいましたが、吹き付ける強風の中、根性あるなぁ・・・と。また、ビーチにはあまり売店や休憩所が設置されておらず、夏の様相がどんなものか伺いすることはできませんでした。

●宮古島・新城海岸

「吉野海岸」のお隣には「新城海岸」があります。グーグルマップのストリートビューでは駐車場のない寂しい海岸として撮影されていますが、私が訪れた時には駐車場が完備されており、もうちょっとちゃんとしたビーチとなっていましたね。

さらにここは海の家がビーチに面して設置してあり、当然訪問した時期は運用されていませんでしたが夏の雰囲気を感じることはできました。うん、ここ良さそうです。

マイアミ感あるパラソルが点在しています。

ビーチも遠浅で遊びやすそうです。

夏を待つ・・・って感じですよね。

真夏に映える色調のものがたくさん置いてありました。

海を眺めるラクダってやつですかね?(笑)。この流木絵になりすぎです(笑)。今年の夏まで残っているかなぁ?

新城海岸から少し移動したところにある元「パーラーけんちゃん」の廃墟。いや、これ夏はちゃんと営業しているのだろうか?いや廃墟にしか見えなかったなぁ・・・。どっちなんだろ。手作り感満載の看板が妙に写真心をくすぐりましてね・・・えぇ。

●伊良部島・三角点

伊良部島好きの方には有名なスポットですね、この「三角点」。断崖の頂上に少しだけ眺望を取れる猫の額のような場所がありまして、そこから宮古島方向の景色を眺めることができます。しかしここは先ほどの「西平安名岬」の比じゃないくらいの「デンジャースポット(危険地帯)」であり数十メートルの切り立った断崖のヘリの部分ですので、間違えて足を滑らせたら確実に助かりません。ヘリの部分に樹木が生い茂っている関係上、どこまで地面があるのかも判断しづらく、勇気試し的な無駄な根性は捨て、安全な奥側から鑑賞するようにした方がいいと思います。

まぁ、写真をみるだけで落ちたらヤバいと判断できるでしょうが、同行者に体を支えてもらい、且つ腕だけを伸ばして撮影していますので、実際体はかなり内側にいます。

この女性が立っている左側数十センチ先は奈落ですので・・・。絶対にギリギリまで行ってみようなどとは思わないことです。地面が突然崩れる可能性もあります。

三角点へのエントリーはこのようなマングローブ?の林をかき分けて進む必要があり、一体だれがここを見つけたんだ?というような場所です。

道からのエントリーはこんな感じですが、この後一気に狭くなります。快晴の日には最高の眺望を楽しむことができると思いますが、かなりのリスクを伴いますので自己責任でのご訪問と、決して無茶をしない鑑賞を・・・という感じです。

●伊良部島・渡口の浜

伊良部島西岸に位置する有名なビーチです。下地島空港至近ということもあり、多くの人が訪れていますが、この渡口の浜も見た目ほど安全ではありません。

というのも渡口の浜は離岸流が起きやすい浜でして、ライフジャケットを付けてのんびりシュノーケリングをしていると、気がついたら相当な沖に流され、且つ離岸流に乗っているので人力では岸方面に引き返せない(横方向に泳ぐなど離岸流からの離脱方法を知っていれば別ですが)・・・という水難事故が起きやすい環境でもあるんです。

一見超平和そうなビーチなんですが・・・

平らなビーチなのでかなり離岸流は起きそうです。

晴れていたら本当にフォトジェニックでしょう!

とても素敵な浜なのですが、私が海を撮影している最中ず〜っと視界に入っていたのはひと組のカップルでした。なんとウェディングドレスを着た女性と、正装の男性二人でずーっと自撮りをしています。ちゃんと三脚も用意してい色々とやっている姿・・・これは確実にウェディングの記念写真を自分たちで撮っているわけですね。とても楽しそうで微笑ましかったので、思わず私も声をかけさせていただき数枚記念に写真を撮らせていただきました。なんでも鹿児島から来られていた二人のようで、この日に鹿児島に帰られるとのこと。あいにくの天気なのが少し可哀相でしたが、ここでの二人の時間はきっと長きにわたって二人の良い思い出になるんでしょうね。

自前なんでしょうか?なんの躊躇もなくウエディングドレス姿のまま海に入って撮影されていました。いやぁ、心洗われる瞬間ってこういう瞬間を言うのでしょうね。

●伊良部島・牧山展望台

伊良部島に数少ない標高の高いポイントにこの「牧山展望台」は聳えています。伊良部大橋のほど近くですね。この展望台は「伊良部大橋」を一望できるという点で超絶景の展望台なのですが・・・まぁ晴れた日に来たかったですよね。

駐車場からこんな感じの道を数分歩くと・・・

なんや、岡本太郎か?という展望台が出てきます。

眺望は素晴らしく、曇りの日でこれほどの青さの海と伊良部大橋を眺めることができました。これを目にした瞬間はやはり「すげぇ・・・」と言うしかなく、なんとかしてこの景色の素晴らしさを写真に残したいと色々工夫して撮っておりました。・・・しかし、標高が上がっているので吹き付ける風の強さは凶悪度を増し、長時間ここに止まる気にはなれなかったのですがそれにしても絶景です。

これはドローンでゆっくり撮りたい・・・。真夏に撮りたい・・・。青さが違うだろうなぁ・・・。感動も違うだろうなぁ・・・。

●伊良部島・佐良浜港

伊良部大橋がない時代は唯一宮古島から伊良部島へ渡る交通手段だった高速船とフェリーが接岸していた港です。私も訓練時代の下地詣出の際にだいぶお世話になりました。当時は船の時間になるとどこからともなく島民が集まり、出かける人、出迎える人、観光客が入り混じってかなりの賑わいを見せていた港で思い入れも強かったんですが・・・。

船着場はすでに使用されておらず、物置のような使い方となっておりまして大変寂しい景色が広がっています。「え、こんなになっちゃってるの・・・?」というのが正直な感想です。

かつての発着場待合室だった建物はお土産物屋さんになっており、地元の人が買い物に来る程度の使用感でして、あの頃を知るものとしては涙がこみ上げてきてしまいます。

なんかもう・・・本当に一部の用途にしか使われていないんですね。とにかく寂しい景色です。漁船や、地元のレジャーボート的なものは使っているでしょうし、真夏にはもう少し賑わいを見せるんでしょうが、ここだけ時間が止まってしまっている感は否めないのです。

●下地島・17エンド

最後は今回の旅のメインステージだったココ、17エンドで一回だけ訪れた3月なりの「最強コンディション」の日の写真で締めくくりたいと思います。・・・実はジェットスターの初便が到着した後の午後イチくらいまではピーカンになりまして、まだ真夏の太陽ほどの高さはなかったものの、この時期としてはありえないほどのコンディションを拝むことができました。

ちなみに車はここまで来ることが可能です。ここから先の約1kmは17エンドへ向かい歩いていく必要があります。

 

・・・では行きましょうか。

 

3月の最強コンディションの「17エンド」。

 

どうでしょうか?真夏にはこの左側の浅瀬がもっと露出し、白さが増しますので本気中の本気の「最強コンディション」を見ることができますが、いやいや、この日もやばかったです。

うわー。

マジかー。

青さがー。

涙なしには語れない景色です。

もう車は入ってきませんので「徐行」看板のお役目は終了しています。一説ではこの看板は「世界一フォトジェニックな徐行看板」と呼ばれているそうです(笑)。

同様にもう「Uターン」する車はありません。

同じようにこの景色を収めようと多くの写真愛好家の方々がいらっしゃいました。みんなで「今日はやばい」「夏前なのにコンディションすげぇ!」とお互い大喜びしながら撮りまくっていたことを思い出します。知り合った多くの方が「宮古ジャンキー」な方々で、年に10回前後宮古へ渡ってきているとのことで、本気の海がいかにすごいかを色々教えていただきました。これは、また夏に再訪する際に生かしていければと思っています。

まぁなんか色々工夫して撮っているので、散歩している地元に人に笑われながらのやや微笑ましい時間が流れます。車が入ってきませんので、お互い場所を譲りながら和気藹々と撮影し、この場所が長きに渡って撮影ポイントとして「進入禁止」にならないよう保全していこうと、現場の撮影マナーはかなり良かったと思います。

ちょっと心配なのはインスタ系でココが話題になると多くの人が訪れますので、ゴミの問題や無謀な撮影が重なることで本当に入れなくなってしまう可能性がある点は私たちも重々肝に命じて撮影すべきだと思います。

ちなみに、当然ですが17エンドは「ドローン撮影禁止」です。たまーにここで撮ったと思われる空撮映像がありますが、真横が空港ですので有無を言わさずドローンは飛行禁止です。DJI系ならおそらく離陸すらしてくれないと思いますが、制限解除を使ったり他社製のドローンの場合は離陸できてしまいますので・・・。下地島はほぼ全島、伊良部島の一部も、そして宮古島も空港付近と住宅密集地はドローン飛行は禁止ですのでドローンをお持ちの方はその辺の最低限の知識を持った上で遊んで欲しいです。

万が一飛ばして通報され捕まった場合、刑法犯ですので50万円以下の罰金ですし、まぁ空港周辺でドローン飛ばして捕まった場合は確実に実名晒されてヤフーニュースだと思いますので、社会的に死にますからご用心。

あくまでも「17エンド」は空港が善意で開けてくれているスポットですので、何か大きな問題が起きれば一発で入れなくなることでしょう。そのきっかけを作っちゃった人は生涯いろんな人から恨まれるでしょうねぇ・・・。

滞在中に一回でもこの景色を見ることができて本当に良かったです。

次はさらなる「最強コンディション」「本気の下地ブルー」を眺めに再訪したいと思います!
宮古、伊良部、池間、来間、そして下地。まだまだ撮影ポイントは残っていると思いますので次なる最高の景色に出会うのを楽しみにしていたいと思います。

気になったかたは是非就航したジェットスター便で下地島を訪れてみてください!到着前の凄まじい青さの海を機内から見るだけで悶絶できること請け合いです。

ではまた!

 

●伊良部島で宿泊した「ソラニワ ホテル & カフェ」の話題はこちら!

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