JAL国内線搭乗記 / 北海道 Vol.1 : たまにはJALで。 / 羽田 → 新千歳(JAL Domestic Flight / HND-CTS / JL511)

トラベル(国内)

生粋の?ANAユーザーとして知られる私ですが、今回は社の仲間達とウィンタースポーツの遊びに出かけるということで久しぶりに「JAL」便に乗りましたのでその内容を書いていきたいと思います。

(恐ろしい位、JAL関係の写真がないので、過去のサンフランシスコ空港の写真からスタートです。。。)

JALと言えばナショナルフラッグキャリア、日の丸の形をした鶴が描かれた意匠「鶴丸」は日本の航空会社が世界へ打って出る際のシンボル、そして日本の高度経済成長のシンボルとして圧倒的な知名度とカリスマ性をを持つマークですよね。一時期アークだったり、様々なCIが乱れ飛んだ時期がありますが、破綻後の再生プロセスによりこの鶴丸が復活したことは、ANAユーザーの私としても歓迎すべきシンボリックな出来事でした。

いきなりこのブログでは珍しい「鶴丸」の機体でスタートしましたが、もちろんJALにも乗りますワタクシ。今回のブログでは「ANAとJALの比較」という観点で皆様にご紹介をしてゆこうと思います。どうぞお楽しみください!

○久しぶりのJAL搭乗!

今回は社の同僚達とのゲレンデ遊びで北海道へ出かけるため「羽田→新千歳」便でJALの利用です。若手に幹事を任せている関係上、全体のコストを鑑みてJAL便が選択されているのですが、たまには他社便に乗るというのも良い気分転換です。・・・早朝、通勤の車でやや混み合う湾岸線から羽田出口をスルスルっと降り、そのまま駐車場へ車を進めます。が、体が覚えてしまっているのか、気がつけば「P3」へ車を進めてしまっている自分、慌てて「P2」への道へ戻ります。染みついた行動というのは時に恐ろしいものです。

使い慣れない「P2」に車を滑り込ませ、大型のSUVを止めるのに適した空間に車を収めると、そのまま出発ロビーへ移動します。「西・南行き」と「北行き」で南北のウイングが分かれる構造も久しぶりで新鮮ですね。かつてはANAもこの第一ターミナルだったのでよく使っていましたが、建屋の古さも相まり、少し成田の空気も感じられる良いターミナルだと思います。・・・同僚と合流し、急いで荷物を預けます。

実は私は一応「JAL Global Club(JGC)」の資格も持っていますので、JGCカウンターで荷物を預けそのまま優先検査場を抜け制限エリアへ。と言っても、ほぼJALは乗りませんので完全な「平JGC」ですが、優先チェックイン、優先検査場が利用できるのはこの手の移動の時間を大幅に短縮できるので本当に便利です。これまた第一ターミナルの見慣れない移動導線を仲間達と移動しながら気分はすでに休日モードです。・・・実はこの日は平日だったのですが、平日の朝からゆっくりと空港でリゾートに出かける心境というのは何物にも代えがたい素敵な時間だと思っています(笑)。

利用する便は「JL511便(HND→CTS)」、機材はBoeing777-200(Reg : JA773J)です。飛行距離は510mile、国内線では長い方ですが、普段の5000mile超えから考えると、わずかな距離ですね!

急いでいたのでラウンジには寄らず、そのままゲート近くの喫煙室で仲間と一服してからファイナルコールを聞きつつ機内へ入って行きます。(ブログ用に自分の写真を漁っていたら、なんと今回乗ったJA773Jのアーク塗装時代の写真を偶然撮影していたようです。。。奇遇というか嬉しい偶然ですので、気は心で貼ってみます。)

機内はどうやら新しく改装された「JAL SKY NEXT」のようで、真っ黒の革張りシートとさし色で入る赤が映える重厚で落ち着いた空間ですね。この景色は全然近年のANAとは違う、「目指す方向が違うんだな」という印象を強く与えられる空間設計です。ANAはコーポレートカラーであるブルーに固執するあまり、ラウンジも機内も「清潔感はあれど色気のない」空間が近年のスタンダードですので、残念ながら機内やラウンジの雰囲気はJALの方が好きです(笑)。「JAL SKY WiFi」や、「シートピッチ」など含め、圧倒的に顧客ホスピタリティの追求という点でANAはまだまだ遅れているし、その割に調子こいてる傾向が近未来の凋落を予感させ不安な部分でもあるんですよね。国内線発着枠の6割をコードシェアなどで確保するための「スカイマーク救済」に伴うAirbus A380の購入も極めてユーザーにとっては不安材料です。FFP含めたエリート顧客へのサービスという点もANAは最近サボっている印象が強いですね、なんら本質的ではない表層的な凄さは出しているとは思いますけど。

なんて、ANAヘビーユーザーの私がANAをディスりまくってもしょうがないのですが、結構快適なんですよ、JAL(笑)。

定刻通りのボーディング開始後、10時30分にドアクローズ。32分にはプッシュバックが始まります。滑走路への移動中にアナウンスが入り「到着地の天候次第では代替空港(Alternate)である帯広か旭川に降りる」という、いわゆる「ワーストインフォ」が入ります。事前に見た新千歳の天候は微風の最低視程予報が1500m、気象的には長期予報を見ても急変は低そうですので「まぁ、たぶん降りられる」という私の認識です(多少除雪の待機はあるかな?と感じましたが)。

10時47分に、機体は羽田のRWY34Rからスムーズに飛び立ちます。やや雲がちな東京の空をグングン上昇し、機内が朝日で照らされる頃にはドリンクのサービス開始です。

私はコーヒーを選択したのですが、JALのコーヒーの方がANAのコーヒーより好みの味(私はあまりコーヒーマニアではないため、濃いめのANAコーヒーがやや苦手)という「じゃぁお前なんでいつもANA乗ってんだよ!」と突っ込まれかねない感想を感じつつ、短い空の旅を満喫です。

(SKY NEXTのテーブルってめっちゃ小さいんですね・・・。これはちょっと使いづらかったっす。)

(普段読めない機内誌”SKYWARD”を読めるのも楽しみの一つですね!)

地獄の団体包括だったので、仲間共々普通席だったのですがまぁ、別に国内ですし苦はない広さですよね。お腹は空いていましたが、新千歳到着後すぐにいつもお寿司を食べているのでそこまでの約1時間の我慢です。あぁ、今頃FIRSTでは美味しい朝ごはん出てるんだろうなぁ、とか思いながら(笑)。・・・11時15分にはキャプテンアナウンスが入りますが「〜到着予定時刻は13時・・・」。

ん?13時??めっちゃ遅くない?

とか思っていると、すかさずCAから「ただいまの機長が申し上げました到着時刻は12時の間違いです」というなかなか面白い訂正が入ります。まぁ、ミスることもありますわな!

でも、ワーストインフォが出ているフライトだったので、中央列に座っていたオージーの旅行者の目がアナウンスを聞いて一瞬泳いでいたのは見逃しませんでした。彼らはワーストインフォアナウンスの時もCAさんに「着くかしら?」的な質問を結構していましたからね。その後上空で「新千歳の現在の天候では、このまま問題なく着陸できます」というアナウンスが入った時は、彼らとても嬉しそうにしていたのが印象的です。

(2年前の雪の日の新千歳。ロンギヌスの槍みたいのが突き刺さってる下が空港でして、
恐ろしい雪雲が西側から覆いかぶさってます。。。)

この手のワーストインフォ、あまり悲惨な目に遭ったことがないのですが、過去の「羽田→新千歳」便で、一度だけ羽田に帰ったことがあります。1時間ほどホールディング(空中待機)をして、旋回しながら一気にジェットエンジン音が大きくなり、そのまま南へ針路が取られた時はとても悲しい気分になった記憶がよみがえります。その際は添付の写真のような状況でしたので、上空からでも「うん、降りられないな・・・」と強く思っていた懐かしい思い出です。

とわいえ、このJL511便も見事に太平洋上で怪しい航路を飛び始めます。右へ左へ次々針路が変わりホールディングとも違う独特の飛び方です。・・・眼下には先行すると思われる「AIRDO」のBoeing737が見えます。・・・こういう時は新千歳が混乱している証拠ですので、到着時刻の遅れはこの段階で覚悟するわけです。

しばらくグニャグニャと飛んだ後、最終的に機首が新千歳方面を向き、一気に降下が始まります。フラップが下され、低気圧の不安定な気流の中ですが、それほど強い揺れを起こすことなく777はしっかりと、着実に雪景色の大地へ向け高度を消化してゆく様子はただ乗っているだけでも十分に楽しめるものです。ギアダウンをすると画面には雲と雪で視界は悪いものの、しっかりと白銀の世界に伸びる滑走路のグレーを確認できます。路面凍結の可能性が高いコンディションですので、できる限り滑走路の手前に接地させようと、少し強めに高度を落としたりする懸命な操縦を腰に感じていると、12時11分・・・スムーズに新千歳空港のRWY01Lへ着陸です。

WELCOME TO HOKKAIDO!

マイナス8度の気温と、本格的に降り始めた雪の中17番スポットへ向け慎重に地上滑走をします。あ、そうそう到着遅れの原因になった理由はこの地上滑走中によく理解することができました。本来RWY19Lへ降りる予定だったのでしょうが、除雪と風向きの関係でどうやら滑走路変更が生じ、その高度処理のために太平洋上で距離を稼ぐ飛行をしていたようですね。大量の除雪車が滑走路を除雪している姿を見れるのも、冬の新千歳の醍醐味。とても幸先が良い旅のスタートです。

結果40分強ディレイしたフライトではありますが、落ち着いた機内の雰囲気と合わせてとても快適なフライトでした。また、この旅では、最終日にちょっと変わった施設を訪問しましたので、その様子は別の記事でご紹介したいと思います。

ただの羽田→新千歳間のフライトで一本書いてしまいました。。。(汗)
たまにはこういう記事もよい?かと思います。お付き合いいただいてありがとうございました。

帰りもJALですので、またレポートしたいと思います。
ではまた!

***

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この記事を書いた人

東京でプランナーとして働きつつ、様々なフィールドで遊ばせてもらっています。

ON / OFF問わず日本各地、世界各地へ出かけることが多いこと、そして移動手段
である航空機が大好きなことを理由に「航空機を活用した旅」をメインとしたブログ「Days of StyleDept」を書かせてもらっていましたが、もう少し幅の広い話題を取り扱うブログへの進化を目指してこの「Life with curiosity」を立ち上げ。

アイドルから航空機までをカバーする明るいオタクとして、日々好奇心の赴くままに暮らす二人の娘のオヤジでもあります。

記事には出て来ない日常も垣間見れる「Instagram」(gulf9_styledept)もぜひフォローしてみてください。

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コメント

  1. lwc より:

    >タヌキ猫様

    コメントありがとうございます!やっと機能してくれたようです・・・(汗)。
    ご迷惑をお掛けしつつ、ご丁寧に再チャレンジしていただき感謝です!

    えぇ、マイレージを寄せているとどうしてもそうなってしまいますが余程の事が
    ないと乗らないJALに乗ってしまいました(笑)。

    アーク機ないかなぁ・・・とフォルダを漁っていて「あった!」と思ったら正に
    乗ってきた機体だったと分かったときはちょっと興奮してしまいました。。。

    ANAヘビーユーザーですし、大好きですが、汐留本社組の判断はちょっと嫌いな
    部分も多く、実際再生後のJALって凄く頑張っていて、色々な意味で圧倒的に昔
    のJALより良くなっていますので感想はやはり「フラット」に書いちゃいます。
    なので、タヌキ猫さんのブログはいい情報源なんです!

    キャプテン、自信満々に英語でも「13 O'clock」って言っていましたからね。。。

    実は帰りはClass-Jにしたのですが、それも快適でした!

  2. タヌキ猫 より:

    StyleDept 榊さん、こんばんは♪

    ホント、珍しくJAL便のご利用で・・・(汗)
    既に、日航本体では尾翼の真っ赤なアーク塗装機は全機退役
    しましたので、ホント、写真探されたんだな感がよく分かります(笑)

    そうそう、飛行機の写真って撮らないですもんね。
    なかなか、タヌキ猫がANAに乗らないこともあって、比較オモシロく拝見しました。

    ホント、ANAユーザーなのに、そんなに言っちゃっていいの?
    なんて思いつつ、JALユーザーとしては嬉しく思いました(笑)

    なかなか条件付きというのに遭遇しないのですが、やっぱり大変ですよね。
    それにしてもキャプテン・・・1時間も間違えたら・・・ビビりますよね。

    SKY NEXT 思われたより良いシートで何よりでした。

    タヌキ猫でした。