JAL国内線搭乗記 / 北海道 Vol.3 : 帰路便もJALで。/ 新千歳 → 羽田(JAL Domestic Flight / CTS-HND / JL528 / Class J)

トラベル(国内)

「Ice Hills Hotel」を後にした我々はギリギリのコネクションで新千歳空港に滑り込みます。

新千歳空港駅

ニセコ、ジンギスカン、お寿司、小樽、アイスホテルなどなど冬の北海道を満喫した我々はもう消化する予定もなく、全員新千歳空港内の居酒屋で夕食中です。目一杯観光価格である「うに・いくら丼」を食べつつ、今回の旅の思い出話に花を咲かせます。

最高の旅の終わりは、最高のフライトで締めくくりたいものです。さて、今回利用したJALの羽田行フライトは一体どの様な時間を提供してくれたのでしょうか?

そういえば、チェックインの際に実はこのまま東京へ戻りとある案件でシンガポールと打ち合わせするための最終資料の作成が控えていた私は少しでも楽をして帰ろうと空席のあった「Class J」にアップグレードをしていたのですが、今「新千歳空港のサクララウンジ」って改修中なんですね。

グランドさんになんだかとっても丁寧に謝られた後、ラウンジが使えないので・・・と「1,000円分のバウチャー」をいただいてしまいました。結果これで家族へのお土産代がチャラになってしまったのですが、ラウンジ入れないだけでバウチャー出すって、JALさん凄いっすね。絶対ANAだったら一言の伝えられて終わりな気がします(違ってたらごめんなさい)。

新千歳空港

新千歳空港はお土産のメッカとしても知られるくらい、様々な人気のお土産がありますが、今回はちょっとマイナー系で攻めてみました。だったりとも違うブランドの「MORIMOTO」を選択です。ここの「雪鶴」シリーズは結構美味しいので有名ですが、「新千歳空港限定」として「アーモンド味」があります。これが程よいアーモンドバタークリームの味付けでコーヒーや紅茶にベストマッチ。ぜひ、新千歳でお土産に迷われたら試してみてください。

モリモト「雪鶴」アーモンド味

あぁ、そうそう、新千歳で時間が余っているときは「KINOTOYA」さんのアイスクリームも絶品ですよ!そして大きい!(笑)。コンフィチュールをかけて食べるバリエーションもありますので、KINOTOYAさんは「焼きチーズタルト」が有名ですが、こちらも押さえておくことオススメします。

KINOTOYA 焼きチーズタルト
こちらが地味に新千歳空港内のソフトクリームの最高峰とも言える「KINOTOYA」のソフトクリーム。ビビりますよねぇ、大きいし味も濃厚で甘党には極めて満足度の高い逸品です。
KINOTOYA ソフトクリーム

なんて、ドップリとスイーツ男子の様なことを書きつつ、時間が迫ってきましたのでとっとと優先検査場を抜け、制限エリアへ入ります。21:00発の便だということもあり、結構出発ロビーの賑わいは減ってきています。幸運なことに我々の15分後に出発する羽田便は到着機遅れでディレイの様ですが、我々の便はオンタイムとのこと。KINOTOYAで食べなかった分、ロビー内で売っている「石屋製菓」さんのソフトクリームをペロペロしつつ、ボーディングを待ちます。(写真が完全にお菓子だらけになってしまっている・・・)

オンタイムでボーディングが始まり、仲間と最後までロビーで談笑していた我々はまたまたファイナルコールでゲートをくぐります。

今回のフライトは「JAL528便(新千歳→羽田)」機材はBoeing777-200、飛行距離は510mileです。行きと同じくマイナス8度の気温の中、21時7分・・・プッシュバックが始まります。予報では運が悪いと吹雪に遭遇する予定でしたが、どうやら我々の離陸までは天候が持ってくれそうです。

新千歳空港

この復路便では先ほども書いた通り空席のあった「Class J」にしましたので、行きの「JAL SKY NEXT」普通席とアブレスト(配列)が異なります。普通席は「3-4-3」の10列仕様ですが、「Class J」では「2-4-2」の8列仕様。この2列の差は結構大きいですね。バルクを挟まず、いきなり「Class J」と「普通席」が変わる景色はちょっと違和感ありますが(笑)。

JALクラスJ

また、久しぶりの夜間のJAL便に乗って思ったのは「夜間照明が凝ってる!(笑)」ことでしょうか。ANAでもLEDキャビンライト搭載機はブルーのコーポレートカラーの照明パターンを結構使うのですが、JALももっと演出的に活用している印象があり好感が持てました。また、思い過ごしか、ギャレーや非常口の照明が「暖色系」を使用していて「どこもかしこも真っ白じゃー!」というANAの気持ち悪いほどのLED推しじゃない点も、落ち着いたキャビンを作っていると思います。

JAL夜間照明

さらにもう一個声を大にして言いたいのは「ANAさん、夜間離発着時はキャビンライト落としてくださいよぉ」ということ。国際的にも標準になっているこの手順、なぜANAはやらないんでしょうか?国際線や、国際線乗務が多いクルーの便では国内線でも実施する場合もあるんですが、基本的なオペレーションではANA国内線は夜間離発着はキャビンライトが煌々と灯っていますよね。

一説によれば、不運な夜間離発着時の事故の際、暗闇に目が慣らしておくことで、乗客が脱出経路をより正確に認識するためにキャビンライトを落とすそうです。まぁ、そもそもキャビンライトが点いていると夜間は外の景色が室内の景色を反射してしまい見づらいという点でもネガティブですし、安全面でも「?」が残りますよね。これ、もっといろんなANAヘビーユーザーの方が声を上げるとオペレーション変わる気がするんですけどね。

JAL夜間照明

あかん・・・またANAディスりの記事になってしまった(汗)。まぁ、愛ゆえです。えぇ。

21:23分にRWY01Rから無事に離陸し、漆黒の闇の中を安定したフライトで羽田へ向かいます。座席でも旅の思い出話を隣席の同僚としながら、好みの味(笑)のコーヒーをいただいていれば一気に時間を消化し、銚子上空です。

低気圧の影響で降下時に少し揺れましたが、想像よりも弱い揺れで快適さは損なわれません。到着も23時前ですので羽田のナイトアライバルにも該当しませんので、ふつーに高度を落として行きます。22:16にTOD(Top Of Descend)を迎え、そのまま何事もなく同43分、羽田空港のRWY34Rへ着陸です。

見慣れたANA機が並ぶ第二ターミナルを横目に見ながら、機体は第一ターミナルへ地上走行し無事にスポットイン。我々の北海道旅行は幕を閉じました。すでに機内解散ということにしていましたので、降機後は一目散に私は駐車場へ向かい、車を引き上げ一路オフィスへ出社という地獄のスケジュール(笑)。

久しぶりに国内線の旅を満喫しました。
今回の旅で最近のANAとJALの違いを体験できましたので、近い将来に乗るANA国内線ではまた別の観点からレポートができると思っています。

今回の旅は私にとってはほぼ意味をなしませんが「1,122 FLY ON Point」がつきました(笑)。今年これ以上増えることがあるのでしょうか?ちょっとそれはそれで楽しみですね。クレジットカードでは「JAL JGC CARD」もよく使っていますので、マイルとして増える分、特典航空券の原資という観点では重要なポイント付与です。

マイルもかなり余ってきたので、今度はJAL便で沖縄でもゆっくり行こうかな?
などと思いながら、深夜のオフィスで働くこととします!

ではまた!

***

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この記事を書いた人

東京でプランナー・コンサルタントとして働きつつ、様々なフィールドで遊ばせてもらっています。

ON / OFF問わず日本各地、世界各地へ出かけることが多いこと、そして移動手段
である航空機が大好きなのでそんな日常を多くの人と共有しようとブログを書いています。また、最近では愛車ポルシェ911での日々を綴るYoutubeチャンネル「Nine Eleven Cruise」も更新していますので、こちらも是非チャンネル登録の上御覧ください。

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Life with Curiosity

【コメント・メッセージ】

  1. lwc より:

    >タヌキ猫様

    はい、去年の4/30をもって閉店しちゃってます。。。(涙)
    美味しかったんですけどねぇ。。。

    今は花畑よりカルビーのプレゼンテーションストアが人気だったり、栄枯盛衰は結構ありますね。国際線ターミナルが出来て以降、大分新千歳の雰囲気変わりましたよ、ROYCEのプレゼンテーションストアがあったり、Steiffのお店が出来ていたり。

    もしそこそこ久しぶりの新千歳であれば楽しめると思いますっ!

  2. タヌキ猫 より:

    エ!!花まる潰れちゃったんですか?
    今、楽しみが一つ消えましたね…(-_-;)

    結構、入れ替わり激しいのでしょうか?
    花畑牧場なんか、かつての勢いはどうした?
    っていう感じですもんね。

    結構、風景変わってるかな…。

    タヌキ猫でした。

  3. lwc より:

    >タヌキ猫様

    ははは、やや毒舌が過ぎましたでしょうかね(笑)。普段と違うキャリアに乗ると本当に違いが分かって楽しいものですね。

    新千歳にご用事とは素敵ですね!
    「雪鶴」もご参考になれば幸いです!王道のお土産もいいですが、こういう変化球も彩がついて楽しめるかと思います。

    私の場合、ラウンジを使わない新千歳の過ごし方は、タバコを吸いますのでタバコが快適に吸えてお茶が出来る場所として、4Fの「プロント」を利用することが多いです。また、タバコを吸わなくていい、または吸わない人たちと同行している場合は、3Fの「宮越珈琲店」も非常に多く利用します。

    ご飯・・・はかなり好みが出ますが、お寿司なら「花ぶさ」を使うことが多いですし(ここの1.5人前のセットはバリューフォーマネーです)、ラーメンなら、ラーメン横丁の中に「えびそば一幻」が入っていますものね。少し前までは回転ずしの名店「花まる」が入っていたんですが、閉店してしまい残念です。。。

    更には「温泉につかる」という楽しみもありますよね(笑)。

    是非、新千歳満喫してきてくださいませ!

  4. タヌキ猫 より:

    StyleDept榊さん、こんばんは♪

    ANA派ゆえの思いを感じてしまいました(笑)
    そうそう、新千歳に行く機会がありましてね。

    あの鶴の入ったお菓子も含めまして、参考にさせて頂ければなと思います。
    あんなんがあるの知らなかったですねぇ~。

    ラウンジそういえば、クローズでしたっけねぇ・・・(汗)
    とはいえ、新千歳は、時間を潰せるところたくさんありますからね♪

    タヌキ猫でした。