雨のそぼ降るニューヨークの街で仕事を終えた私は、そのまま東京へ帰るのではなく本日はこのままジュネーブに旅立ちます。
ホテルが手配したブラックバンに乗り込み、一路目指すのはこれまた私のブログでは珍しい「ニューアーク空港」です。
●ニューアークからジュネーブへ旅立ちます!
●ニューアークを使った東京からの往路便の記事はこちら。
ミッドタウンから車はリンカーントンネルを活用して、一路「ニューアーク空港」のあるニュージャージーへ時間を消化していきます。少し遅めの午後ですが、雨も手伝いまぁまぁの交通量がある、なんとも年代を感じるトンネルをひた走るのです。1937年に最初の中央坑道ができたそうで、なかなかの歴史ですし、現代の機材がなかった頃にこういったものを作って来た先人の魂には感服するばかりです。
この日、ニューヨークは雨がそぼ降るというレベルの生易しい天候ではなく、周囲から寒波が接近して降り、時間を経るほどに天候が悪化してゆく出発には最も不向きな「荒れやすい」1日だったのですが、リムジンの中から見える景色も時が経つごとに鉛色の空の色は濃くなって来ており、さらには気温もググーっと低まって来ていることを実感できます。
半ばみぞれになりつつあるフリーウェイを車列に混ざりながら歩を進めていくわけですが、写真でも感じていただけるように、寒くて外など歩きたくない天候です。・・・また、この区域のニュージャージーは本当になんとも寂しい景色でして、数日間のニューヨークでの業務の疲れをひきづっている私は、この天気で余計ゲンナリしてくるわけですが、普段とは違う空港からのヨーロッパ路線という「飛行機オタク」が興奮するには十分な要素が揃っていますので、前向きに進んでいこうと思います。
・・・いやぁ・・・でも、ほんとに見えてくる景色が寂しい(笑)。
こんな景色を見つつ、iPhoneでは区域のMETER情報(航空気象情報)をとったりしつつ、心配することは一つ。
ねぇ、飛ぶの?俺の便?
って事ですよね。
既にかなりの便のキャンセルが情報として上がって来て降り、JFKも大混乱をしているとのニュースが耳に入って来ています。ジュネーブ到着後もすぐ仕事ではあるので、できる限りディレイなく到着したいわけですが、この目論見はどこまで達成されるのか、それが本日の見ものでもあるわけです(他人事か?)。
空港に着いてみれば発着が遅れ、スポットに満杯に駐機しているユナイテッドの機体の群れ。この頃には窓の外にはみぞれや、時折弱い雪が見えるようになってきており「出発できないんじゃないか説」がいよいよ現実味を帯びてきているのです。
その証拠に、チェックイン時に周辺のカウンターではキャンセル(欠航)になった便のお客さんが途方にくれながら空港スタッフに交渉する姿が多く見られ、私がチェックインした際には「You’re lucky!」と一応の「現在は飛ぶ予定の便」であることをスタッフが知らせてくれるほどでした。
行き先とゲートを表示するデジタルサイネージにも圧倒的な「Canceled(欠航)」の文字。国内線はかなりのダメージを受けている様相が見て取れます。
なんとか私の便は受付していましたので、チェックインをし、そのまま「Premier Access」の優先検査場を通過しゲートロビーフロアーまでたどり着きます。・・・さぁ、ラウンジでコーヒーでも飲みながら一息つこう、と思うところですが荒れている日は得てしてこんなもんで・・・
ラウンジ改装中につき、仮営業中(涙)。
なんかロビーフロアの片隅に仮囲いのなんとも心もとない一角があって、ここが「ラウンジ」だと・・・。
中に入ってみれば想像通り収容できてない人で溢れ、座る座席を探すどころじゃありませんし、せいぜいコーヒーマシーンが置いてある程度の仮ラウンジで、落ち着いて時間を過ごすどころの騒ぎじゃないのが写真でも分かっていただけると思います。ほんとアメリカの空港のラウンジってあんまりいい思い出がないなぁ(笑)。
●サンフランシスコでラウンジがしょぼくてゲンナリしたお話はこちら。
なので私はラウンジを諦め、ロビーフロアに色々オープンしている飲食店で軽くお腹を満たすことに決めました。
・・・極めてカジュアルなお店に入り、テーブルにセットしたタブレットから注文も決済も総てできるという便利さに浸りながら、なぜかニューヨークで「フィッシュ&チップス」を食べるのです。
味は予想よりも美味でして、コーラと一緒にジャンクフードを平らげ、漫然と「どんどん天気が悪くなる」窓の外の景色を眺めて時間を過ごすわけです。
景色はそろそろ日も暮れてくる時間でして、趣のあるスポットの水銀燈の灯りが旅情をくすぐって来るわけですが・・・
日が暮れる=気温も落ちて来る。
ワケでして、航空機の運航に関してはマイナス材料がまた一つ増えたというワケですね。
・・・現状私の乗る「UA956便」に関して、特別なネガティブインフォメーションはアナウンスされていませんので、どうやら出撃できることは半分以上は確定している様ではありますが、気は抜けません。
あー、やっぱり出発遅延してる。
ボーディング時間が迫ったのでゲートまで行ってみますと、しれ〜っと出発時刻が変更になり、到着時刻も既に50分遅れになってたりする訳です。・・・まぁ、元々鬼早い時間にジュネーブ到着の便だったので、この程度の遅れならある意味最適化されている気がしますので、嬉しいっちゃー嬉しいですけどね。
ユナイテッドの最上級会員が割り当てられる「Premier Access / Group1」のボーディングゲートに並びつつ、周りの全てのグループにも出発間近とあって多くの人が集まってきています。写真ではわかりませんが、この時間帯には既に窓の外には雪が降っており、これからの時間帯は雪との戦いになることが目に見えて感じられる、そんな景色でした。
おそらく50分から1時間遅れで始まったボーディングにより、機内へ足を進めることができました。一応出発の方向性であることだけは確かなので、乗ったものの天候のさらなる悪化でキャンセルとならない様に祈りつつも「荒れたフライト」が好きな私としては、必要範囲の混乱はむしろウェルカム!というワクワクした気持ちも併せ持ちながら座席につくこととします。
今日の機材は「Boeing767-300ER」です。7時間に及ぶ大西洋越えのフライトではありますが、ある種頻度の高いビジネス便でもありますので無駄に大きな機材を使わず中型機であるという点も新鮮であり、生活に根ざした便なのだなぁという感覚もとても好感のもてるものだったのを記憶しています。
とはいえ、座席はしっかりとフルフラットベッドになるビジネスクラスとなっており、一人一人が個別のコンパートメントになるようなスタッガード方式ではないものの十分な快適性をもったビジネスクラスです。ユナイテッドの中距離路線はほぼこの形のビジネスクラスが現在で使われている様ですね。
一応このクラスは呼称上は「Business First」と呼ばれています。
●ベガスからニューヨークまで米国国内線でビジネスファーストに乗った記録はこちら。
エコノミーの旅客が乗り込んでいる最中に、ビジネスファーストの座席にはチョコレートとウェルカムドリンクが配られます。私はまたしてもコーラを頂戴し、窓の外の不穏な天候に目をやります。
しかし、ウェルカムドリンクは意外とカジュアルというか、プラカップでのサーブなんですよね。まぁ、とっとと回収して離陸しなきゃいけないから現実問題としてファースト以外はこんな感じかと思いますが。
プッシュバックが始まる頃にはほぼ日も暮れ、窓の外にはまたみぞれ気味となった雪が音を立てて降り注いでいます。みた感じ視程はそれほど悪くないのでこのまま行けば出発には問題ないだろうと思われる景色です。
上の写真でわかるのはウイングレット先端部分に見事に雪が付着しており、駐機中の雪で機体の様々な部分に雪が乗っかっているんだなぁということですよね。出発準備に時間がかかっておりましたが、乗り込んでからもなかなか出発できずどんどんスケジュールが後ろ倒しになっていくのを時計でみながら感じておりました。
キャビンの窓にも氷の様なものが付着しており、なっかなかのフリージングデパーチャーです。
機内は適温に保たれており、往路便でも絶賛した「Saks Fifth Avenue」の寝具に囲まれてヌクヌクしながらこの凍える様な景色を楽しむ余裕があります。キャビンにいる客ってのはなんとも気楽なもんですが、天候の悪い時の出発ほど旅情が高まることはないですし、キャビン全体が多少の固唾を飲みながら出発を待ちわびる一体感も結構好きです。
さて・・・、プッシュバックをして、タキシング(地上滑走)を始めた機体ですが、しばらく進んだ先でいきなり停止をし、エンジンまで止まります。
え、ここどこ?
ってな気分の私ですが、窓の外を見て理解できました。
De-iceing(除氷作業)・・・ですね。
写真でも分かりますが、結構風も強く除氷エリアには次から次へと出発機が到着しては旅立っていきます。
除氷作業って、時間もかかるし、見た目大して翼とかに雪乗ってないじゃん・・・って思われるかもしれませんが、ほんのわずかな着氷があるだけでも運航性能には大きな影響があります。
何が?って感じですかね。
まぁ要するに、翼の上に氷化した雪が乗っている場合、翼の形が微妙に変形したり、氷の形で表面がツルツルではなく凸凹になったりすると、翼の上を流れる風が理想通りではなくなり、言うてみれば乱流が発生します。翼は翼の上面と下面を流れる風の速度の違いにより揚力という航空機が浮く力を生み出していますので、その風の流れが変わるということはイコールで「浮かなくなる」ってことなんですよね、ざっくり言うと。
一説では翼の上に1.5mmの着氷があるだけで機体の失速速度30%も増加するとも言われていますので、ほんのわずかな着氷ですら、数百人の命を危険にさらしてしまう、そんな世界なのです。
かつてこの着氷の深刻性が深く認識されていない時代の航空機はかなりの件数この「着氷」により墜落事故が発生していましたので、しつこいくらいに除氷作業が行われると言うのは運航の安全性を担保する極めて重要な作業なんです。
我々の機体も無事デアイシング(除氷作業)を終了しまして、渋滞する誘導路をやっと滑走路まで進んできました。並走する滑走路を写真の様に横切り、使用滑走路である「4R」の直前まで来ましたが、ここからも長〜い到着機と出発機の往来を眺めながら延々と自機の出発タイミングを待ち続けます。
パイロットは「早くクリアランス降りねぇかなぁ〜」とイライラしながら待っていたでしょうが、私は窓の外のなんとも旅情をくすぐるアンバーな世界を眺めつつ、ゆったりと出発を待ちます。遠くに見えるニュージャージーの街の灯や、フリーウェイの灯火がなんとも美しい世界を作っていますね。夜の出発時の色はやっぱこのオレンジの世界が素敵ですよねぇ・・・。ロシアの空港とかも結構こんな感じの景色が見れます。
・・・と、出発を長々と待たされている間、機内では「AVOD(機内エンターテインメント装置)が壊れたんで、再起動するっちゃ。」と、いきなり目の前の画面が真っ暗にシャットダウンされます。まぁ、上空でやられるより地上でやられる方がありがたいので、ナイスタイミングって感じですね。
しばしの後、無事AVODも復活し、滑走路に進入した機体は待たされた鬱憤を晴らし、凍える体にムチを打つ様に大轟音のフルパワーを与えられグングン加速しニュージャージーの空へ飛び立ちます。うーん、もう2時間は遅れましたかねぇ?(笑)
離陸直後の低い雪雲を突き抜ければ、眼下には目を見張る様な美しいニュージャージーの夜景が広がっています。
待たされた甲斐があったと言うものです!10,000ftまでは点灯が義務付けられている着陸灯がエンジンを煌々と照らし、これまた素晴らしい視界のアクセントとなっているのも嬉しいポイントです。
離陸直後には再びスナック付きでドリンクが配られ、夕食が始まります。
本サービスに入ったので、ドリンクを入れる容器はちゃんとガラス製のものに変わりました。・・・二人横並びタイプのビジネスクラスですが、意外と隣の人のことが気にならない絶妙な形状の椅子になっているので、早速ヘッドフォンで音楽を聴きつつくつろぐことが可能です。視界に入る前席のバックレスト部分が濃いグレーで塗装されているのも、全体的に落ち着いた視界を生みだしており、長時間を共にするキャビンの景色としては望ましい配色だと感じます。
バゲット、サーモン、サラダのスターターです。
タップリ目のサラダが疲れた体には優しいご褒美であり、食欲をくすぐり且つ椅子に身を投げ出した私の気分をより寛いだものとしてくれるのが嬉しいものでした。
メイン・・・これなんだったんだっけな・・・(笑)。
カレー味のフォー的な記憶があるんですが、メニューが手元にないし、この頃のフライトメモがiCloudのバックアップに失敗していて消失した関係でぜーんぜん分かりません。申し訳ない。ただ「美味しかった!」という記憶は残っていますので、悪いものではなかったのでしょう。あと、ANAなどではあまりお目にかかれないチキンが使われているという点でも海外移動の多い身としては色々な面でありがたいですし、ぶっちゃけ一番チキンが上空で食べる分にはお肉感が安定している(その場で焼かなくても美味しく食べれることが多い)点でもポイント高いですよね。
デザートはユナイテッド定番の待ちに待った「シグネチャーサンデー(SIgnature Sundae)」をチョイスです。今回はチョコソースにキャラメルソースをWトッピングしてより濃いギラデリ風のサンデーを作らせていただきました。結果はもちろん・・・
マジで美味い!
ですよね。これ、味わっていない皆様はぜひ、女房(旦那)を質に入れてでもユナイテッドビジネス乗ってみてください。損はさせません。
●シグネチャーサンデーのもうちょい詳しい記事はこちら!
●雪の降るジュネーブへ・・・
その後は、仕事の疲れもありますし夜行便であるという点(窓の外に何も見えない)もございまして、私はフルフラットベッドを作り、サックスの寝具に包まれて滅法安眠を貪っておりましたが、機体は順調に大西洋を超えてヨーロッパの地へ向けて飛行を続けています。
オーバーナイトが終わり、我々が向かっている東の空から太陽が昇り始める頃、機内でも朝食のサービスがスタートします。
とても静かな深夜の空気を引きづっているキャビンが少しづつ慌ただしくなり、乗客たちもランディングへ向けたシークエンスが始まったことを寝ぼけた頭の片隅で気づく、そんな朝がやってきました。
最近ではANAでも搭載が始まったシリアルを朝食に頂きながら、私も到着に向け体を起こしていきます。多めのフルーツにしっかりとした量のミルクで食べるシリアル。ヨーグルトもデフォルトで付き、なかなか満足度の高い朝食が提供される点でもユナイテッドのサービスは嫌いではありません。この航空会社はやはり上空では一流のサービスを持っている思うんですよね。パン用にコンフィチュールも付きますし、欲しいものがちゃんと提供されているという点は乗客のストレスを軽減する意味で非常に重要なポイントです。
機体は既に大西洋には別れを告げ、ヨーロッパ内陸を飛行しています。
一度明るくなるとその後一気に明るくなってゆく空に時間と言うものの残酷さを感じざるを得ませんが、ここは前を向いてやってきた朝に感謝をしながら、新しい1日のスタートへ向け気分を変えていきます。(単純に私が夜間や、夕暮れ時のフライトが好きなだけでしょうが・・・)
他の乗客が視界には入りますが、うるさい感じではなくほどよく人の息吹を感じる程度の上手な空間の作り方です。ウイングレットが付いている点でも新造機だというのが分かりますが、キャビンのオーバヘッドストウェージ(天井の荷物入れ)の形はBoeing777の造形とほぼ同じとなっており、現代のキャビンです。今ではクラシックな767のキャビンを見ることの方が難しくなっているでしょうね。
●オールドスタイルの767インテリアに興味のある方はこちら!
どんどん目的地ジュネーブへの距離が近づいています。高度35,000ftで飛行していることがわかりますね。しれ〜っと書かれていますが、到着時間はもともとの予定時刻だった「7:25」から「9:30」になっていますので、2時間遅れで飛んでいるってことですね。雪のニューアークでだいぶ時間を食ってしまった様です。
最後のコーヒーを飲みながらの、座席操作スイッチ。
基本的には「アップライト(離発着時姿勢)」と「ベッド(就寝姿勢)」の間に細かい中間姿勢の操作系があるという作りになっており分かりやすいものです。
降下する機体の外にはスイスアルプスが一瞬雲の切れ目から顔を出しますが、眼下の景色はニューアーク以上に雪景色。寒い冬だったことを思い出します。湖畔が景色に見えて来るといよいよジュネーブが近いなぁという感慨に追われる、懐かしくも大好きな機窓風景のひとつです。
いよいよ着陸というタイミングで見える地上の世界はこれまた凍ってそうな寒々しい雪国の風景。地上付近には低い雪雲も降りてきており、少し上の空より視程は悪くなっていきます。視程2km位ですかね。ただ、着陸前の気流は悪いものではなく、グレーの景色を眺めながらも機体は静かに降下を続けていきます。
この直後約7時間のフライトを終え、機体は「ジュネーブ・コアントラン空港」に静かにその脚を降ろします。
スリッパリーな滑走路面に争うように猛烈なフルパワーのスラストリバース(逆噴射)を行い、グイグイと機速を落としたのちはこれまた滑りそうなタクシーウェイをゆっくりと慎重に進みます。空の乗り物から地上の乗り物となった飛行機は既に大空で持ち得ていた自由に方向を決め高さを支配し、圧倒的な速度で移動することは許されず、ただ翼を休めるスポットまでたどたどしい足つきで進むのです。
今回は「PBB(Passenger Boarding Bridge)」への接岸ではなく、沖留めによるバス移動のオープンスポットでしたので、到着後は真横に控えているバスに乗ってターミナルまで移動します。ニューヨークからジュネーブまで私を運んでくれたBoeing767に感謝の眼差しを向けながら凍えるような寒さの大気にまた新しい街へやってきたことをようやく実感するのです。
移動中のバスの中からは新しい街へこれから出発するエールフランス機がゆっくりとその足を進めてゆく様子を間近で見ることができました。シャークレット付きのエアバスですからこれも比較的新しい機体なのでしょうね。
さて、こうやってやっと私は2時間遅れで無事ジュネーブに到着することができました。ニューアークの出発時は本当に飛ぶのかヒヤヒヤする場面もありましたが、結果的には旅情緒を満喫することができたとても良いフライトとなりました。往路でも感じましたが空の上ではユナイテッドのサービスはかなりのレベルにあると感じています。残念なのは総合的な顧客体験という意味で地上のユナイテッドはかなり2流だという点ですね。チェックインカウンターも「Premier Access」だとしてもかなり雑です。
ま、この辺の悪印象を決定づけたのは何度目か・・・という以下の既に記事にもしている事例ですよね。最高の空の上のサービスが泣く地上の体験のお粗末さ。そういう意味での総合点ではあまり積極的には選択したくない航空会社だってことになっちゃうんですよね。
ま、要するにこのジュネーブに到着し、カルーセルを回って出てくる自分のリモワを見て目が点になった・・・という訳です。クッソ寒い雪の降るジュネーブで自力で転がらないリモワを持ってタクシーに乗る羽目になるとは(笑)。
で、疲れたんでこの日は夜外出せずにルームサービスで軽くご飯を食べて翌日に備えることにしました。・・・というのもありますが、宿泊したホテルの部屋がめっちゃ居心地よくて出掛ける気にもならなかったというのも理由です。
ではみなさん、また新しい旅でお目にかかりましょう!
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