ANAビジネスクラス搭乗記 : 羽田 → ロンドン → フランクフルト (NH211 / HND-LHR & LH915 / LHR-FRA / Business Class)

トラベル(海外)

今回の最終目的地は「フランクフルト」です。しかしながらブッキングの関係で直航便ではなく「ロンドン経由」(笑)、まーた無駄な距離を飛んで現地へ入るという私らしいスケジューリングなのですが、まぁ楽しんでいきましょう。

先にお断りしておくと、今回は食レポ的な写真中心になっております。。。(汗)

出発空港は羽田ですので比較的ゆったりと空港へ到着し、チェックインを済ませます。朝なのでバタバタしていたのか、ぜーんぜん空港内の写真を撮影していませんでしたが、チェックイン後は必要なもの(本や常備薬の補充など)を購入した後は、そのままラウンジへ直行です。

この日の天候は晴れ、風もそれほど強いわけではないので至って平和な環境が空港周辺を包んでいると言えます。

ラウンジでミネストローネスープとお馴染みの「ANAチキンカレー」を頬張り、国際線ボーディング前のルーティンをこなして行きます。このカレー「機内食あるのにそんなモリモリ食べて大丈夫なんですか?」とよく聞かれますが、写真の中のオシボリの大きさを比較していただくと分かるように、カレー皿自体は割と小ぶりなんです。故に大食いの人であれば3口くらいで完食してしまう量なので、それほど事前に食べても機内食に影響が出るものではありません。むしろ、エコノミークラスなど、機内食が期待できないフライトが待っている方などは「そば+カレー」のセットできっちり腹を満たしてボーディング、という様な風景をよく見かけます。

11:20に定刻通り優先搭乗が始まり、これから12時間近くを共にする機体の中へと足を進めてきます。見慣れた「ANA Business Cradle」が整然と並ぶCクラスコンパートメントですが、本日は窓側列の通路側という普段は取らない座席ですので、少しだけいつもと景色が異なっています。

搭乗するといつも写真の様に、マットレスを二つ折りにしてオットマンの奥へ先に敷いておき、掛け布団や枕も同じ場所に詰め込んでおきます。過去の記事にも書きましたが、私は「離陸後一定の上昇が確認できるまで」はスリッパに替えませんので、当面はこんな感じの景色が目の前に広がることとなります。

11:38にドアクローズ、40分の定刻ピッタリ(現在は定刻が11:50に変更になっています)にプッシュバックが始まりいよいよ1万キロを超える旅のはじまりです。

(イメージ画像ですみません・・・しかもB777-200ですし・・・)

本日私が利用するのは「NH211便(羽田→ロンドン・ヒースロー)」、機材は「Boeing777-300ER(JA787A)」、飛行距離は5965mile、予想飛行時間は11時間45分となっています。

羽田空港144番スポットから無事滑走路へ地上移動を終了した機体は、日本時間の正午ちょうどに羽田空港「RWY34R」より一気に離陸をします。馬力換算すると96,000馬力の超強大な推力を持つ2機のエンジンは、グイグイと乗客、貨物そして燃料を満載した機体を高い空へ押し上げて行きます。国際線の場合はとても機体が重いので、この重量感のある上昇がたまらなく乗っている側にとっても迫力があるのです。

とても気流が良いのか、離陸後4分で早々とベルトサインが消灯します。この後の空域が穏やかなことを示す合図ですので、今回の食事はゆったりと揺れを感じない状態で迎えられそうです。

穏やかな気流に助けられて、離陸後比較的早い段階で食事のサービスがスタートです。アミューズは・・・

・干し柿とバターのミルフィーユ仕立て
・くるみの飴
・ハムとトマトのアスピックとコルニッション
・合鴨とりんごのタルトタタン
・2種のオリーブとチーズ、ハーブオイルとともに

が目の前に並んでいます。なんか普段のアミューズとは見慣れない景色でしたので、サービスをしてくれたCAさんに「なんか良くわからないけど、ちょっといつもと雰囲気違いますよね?」と話しかけてみるとどうやらビンゴだった様で、この月からアミューズの品数と内容の見直しがなされた様で、ちょっと豪華になっていたようです。

この「くるみの飴」「ハムとトマトのアスピック&コルニッション」などはポーションが少ないのが残念なくらい美味しいものだったことを覚えています。

続きます前菜は写真の様なラインナップです。・・・なんと!珍しく和食をオーダーです。やはり機内食は少しづつ気分を変えないと似た様なものを食べ続けることになりますので、こういった緩急は重要なんですよね。
ということで、本日の「ANA ロンドン線 ビジネスクラス・和食」の前菜は・・・
・黄味酢(海老、利休麩、マスカット)
・射込み酢蓮根黄味寿司
・穴子八幡巻き
・石垣むかご
・菊花手毬寿司(お造り変わり / 小鉢)

・真烏賊酢漬け
・蒟蒻含ませ
・とちお揚げ旨煮
というラインナップでした。
確かに日本人としては器の美しさ含め、撮影欲を十分に沸かせてくれるお皿となっているかと思います。毎度のことですが、こういう美味しい料理をコーラで食べまして本当に申し訳ないです(笑)。ご飯の時は今度からはちゃんとペリエを追加注文することにしますかね?
さて、ご飯と主菜ですがもう和の匂いがビンビンに伝わって来る見慣れない景色です。
・朴葉香り焼き
・銀鰈(ぎんがれい)幽庵焼き
・ご飯、味噌汁、香の物
既に機体は1st CRZ ALT(第一巡行高度)であるFL300に到達しています。地上1万mの高い空でこれほどの和食、そしてホカホカのご飯をいただけるってのは悪くないですよね。普段は注文しない和食ですが、たまには和食をチョイスするのもアリだと思わされたこの日の食事です。
キャビンには和食、洋食、そして追加注文の美味しそうな匂いがそこはかとなく充満し、午後の暖かい日差しが窓越しに機内を照らす清潔感のあるキャビンの景色と相まってとても幸せな雰囲気です。
このまま機体は2nd CRZ ALTであるFL320へステップアップしたのち、一気にロシア領内へ進行して行きます。
眼下にロシアの湿地帯を眺めながら、時速900km程度の対地速度で移動する機体の中で食事の締めくくりとなるデザートをいただきます。
デザートではあるんですが、やっぱり「パン」が食べたいと思ってしまい(笑)、追加でパンとバターをいただきつつ、デザートもいただこうという感じです。この日のデザートは・・・
・ホワイトチョコレートムースと滋賀県産ブルーベリージャムをワッフルとともに
・マロンムース
の2種類から選べたんですが、写真でも分かる様に「両方」頂いてしまいました。。。このマロンムースは茶色い部分がなんだかイマイチな食感なんですが、ムース部分は非常に美味しく、コーヒーの友としては有能です。もう一つの方は・・・ちょっと中途半端だったかな?(笑)。

食後はナイトモードへ入るまで、強い日差しを浴びながらコーヒーを飲みつつの読書タイムです。しばらくロシアの湿地帯が続きますので、たまに見かけることができる集落を発見すると「ふだんどんな暮らしをしているのか?」ということに想いを馳せることができて、なんとも旅情感抜群のエリアですよね。

ナイトモードに入るにつれ、機内はゆったりと静まりかえり、ジェットエンジンの単調なサウンドと時折キャビンに響くアテンダントコールの音、そして連鎖反応が起きやすいラーメンをすする音(笑)と匂い・・・というようなロングフライトならではの独特な時間の流れ方を味わうことができます。

機内で作り出される「人工的な真夜中」の最中に、おなじみのハーゲンダッツタイムです。これを食べる頃には機体は大抵ウラル山脈の周辺を飛んでいる頃ですかね。ビジネスクラスの機内は寝静まっている時間帯ですが、ふら〜とエコノミーの方へ歩いて行くと、かなり多くの人が映画などを鑑賞していますのでこの時間帯に「起きている人」の率という意味ではエコノミークラスの圧勝の様な気がします。

機体はバルト海へ入り順調に距離を消化して行っています。ちょうどヘルシンキ上空で強い向かい風に出会い、対地速度が時速700km程度まで落ち込む瞬間もありました。コトコトという向かい風を切り裂く弱い揺れを感じながら朝食をいただきます。

朝食は毎度のルーティンで、コースを回避し「フルーツ」と「バゲット」のみをいただきます。この朝食をたいらげ、コーヒーを楽しんでいる頃・・・機体は少しづつ高度を下げ始め到着地への準備が始まるのです。ただ、本日は到着地がロンドンですのでまだ少し距離がありますね。なので、コーヒーやお菓子をもらいつつゆっくりと到着に向け体を目覚まして行きます。

機内のマップ画面にもデカデカと「LONDON HEATHROW」が表示され始めるといよいよ最終の着陸へ向けた準備です。離陸から11時間17分後に私たちは「TOD(Top Of Descend)」を迎えググーっと高度を下げて行きます。さらに11時間43分後には4チャイムが鳴り、機内は完全に到着準備です。おなじみのテーブルを戻して、背もたれを・・・の時間ですね。

このタイミングでは着陸に備え、カクテルテーブルの上を綺麗にし、広げていた荷物をかばんの中にしまい込み、スリッパから靴へ履き替え、入国書類などの漏れをチェックし忘れ物などが発生しない様に細かく周囲を確認します。

この日は到着機の集中と、ロンドンの天候が悪かったため着陸前に上空待機が数度あり、なかなか地上へ下ろしてはもらえませんでしたが、なんとか無事に現地時刻の「午後4時8分」ロンドン・ヒースロー空港「RWY09R」へ着陸。12時間8分の空の旅を終えました。

・・・とはいえ、ここが最終目的地ではないので、私は降機後そのまま「Connection Flights」の指示に従い、一旦通り越したフランクフルトへ向かう便へ乗り継ぎます。

現在「Star Alliance」が一括して使用している「T2」はリノベートされピカピカの美しいターミナルとなってます。配色もイギリスらしいオシャレでありながらなんとも言えない気品を漂わせたもので、パープルを上手に活用したカラースキームをとっています。シンプルなのに圧倒的にかっちょいい・・・何故に日本の空港はこういうことできないのかいつも悲しくなる瞬間ですね。

空港は悪天候のせいで様々な便が混乱しているらしく、私が乗り継ぐ便も使用ゲートが定まらず案内が保留されています。

故にしばらく案内再開を期待してロビーをうろうろしてみたのですが、一向に再開されず、挙げ句の果ては「遅延すっから、何時までは待ってろ。」的な表示に変わったので諦めてラウンジで茶でももらうことにしました。。。

使うラウンジはすぐ近くにあった「Lufthansa Senator Lounge」です。このラウンジは広くてなっかなか素敵ざます。パンとかいっぱいあるし、生ハム食べ放題だし、ヨーグルトも食べ放題だし(笑)。・・・いや、別に食べ物が欲しいわけじゃないんですけどね(汗)。

そんなこんなでラウンジ活動を少し楽しむと、ゲートが発表されていたのでボチボチ移動します。「ロンドン・ヒースロー」からは、お馴染みのルフトハンザ航空を利用しての移動です。使用する便は「LH915便(ロンドン・ヒースロ→フランクフルト)」、機材は「Airbus A320-200(シップナンバー不明)」406mileほどの短い旅となります。

とか、書きつつ定刻17:30のこの便、見事にボーディングが開始されたのは18:00過ぎでして、ドアクローズは「18:28」。この時点で定刻の1時間遅れです。悪天候ってのは色々響きますねぇ。

となりには「Star Alliance」塗装のルフトハンザ機が待機していますが、我々の便も同様に出発地及び到着地双方の悪天候によりフローコントロール(離発着便及び、上空経路の混雑の管理)を受けましてドアクローズからさらに30分強の地上待機が命じられているとのアナウンスがキャプテンより入ります。

延々とこの凍る様な寒い外界の景色を眺めつつ、我々は出発を待つのです。

結果、定刻の1時間45分後となる「19:15」に出発し、フランクフルトには大幅に遅延した夜遅い時間に到着する羽目となりました。まぁ、こういうドタバタも旅の楽しみなんで大歓迎なんですけどね(笑)。

到着したホテルの部屋で色々と仕事をしつつ、軽く睡眠をとることとします。インターネットのおかげで世界中どこにいても普通に仕事ができるというのは歓迎すべきことですが、同時に時差という生活時間のズレも消されてしまうのでめちゃくちゃ不規則な生活を強いられるのは致し方ない部分ではありますね。

現地での仕事の合間にちょうどいいタイミングだったので「フランクフルトモーターショウ」にも出かけられそうです。この日記で一気にやってしまおうか迷いましたが、まぁまぁ写真の枚数もあるので、別に分けてお話をさせてもらおうと思います。「東京モーターショウ」とは規模の違う、世界最大かつ最重要なモーターショウ・・・そのドアを開けると本当に規模が違うというものを多少は実感できる写真がお届けできるといいのですが。。。

ま、めっちゃくちゃオフタイムリーな情報ですけど、楽しんでいただければと思います。次回の記事も是非、楽しく読んでいただけれは幸いです。

ANAビジネスクラスと、Lufthansaビジネスクラスを活用し無事フランクフルト、到着です。

ではまた!

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この記事を書いた人

東京でプランナーとして働きつつ、様々なフィールドで遊ばせてもらっています。

ON / OFF問わず日本各地、世界各地へ出かけることが多いこと、そして移動手段
である航空機が大好きなことを理由に「航空機を活用した旅」をメインとしたブログ「Days of StyleDept」を書かせてもらっていましたが、もう少し幅の広い話題を取り扱うブログへの進化を目指してこの「Life with curiosity」を立ち上げ。

アイドルから航空機までをカバーする明るいオタクとして、日々好奇心の赴くままに暮らす二人の娘のオヤジでもあります。

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