結構ものぐさな性格なので「洗車」はとにかく苦手だったんですが、911購入以降自分で洗車をする機会・・・というか意欲が増えまして(笑)、冬のクソさっむい時期も自分で洗車場で洗うようになったんですが、そうなるとやはり気になるのは「洗車グッズ」ですよね。
といっても、バリバリの自分洗車オタクではありませんので、洗車を極めている方々からすればたいしたこだわりでも、グッズ量でも、ノウハウもある訳ではないんですが、ものぐさなりに短時間でできるだけ愛車を綺麗にしようという意欲はあるかと思いますので、今回は普段の洗車で使用している主だった洗車グッズをご紹介しようと思います。
・・・ということで書き出したのに、結局愛用の洗車場のお話で終わってしまったのが前回です(笑)。
◆◆◆
今回こそは愛用の洗車グッズをご紹介していきたいと思います!
【カーシャンプー】
「VOODOORIDE “JUJU” Carwash concentrate」
まずはカーシャンプ-です。シャンプーにも色々流儀があり、泡立ち重視の方や洗い落ち重視の方、そしてお手軽重視(リンスインシャンプ-的な撥水コート剤入りなど)の方などなど、色々好みが分かれるかと思います。そんな中、現在私が愛用しているのがこちら「VOODOORIDE “JUJU” Carwash concentrate」(通称“JUJU”)です。
まず「VOODOORIDE(ブードゥーライド)」ですが、こちらはアメリカ発祥のカーケアブランドとなります。元々は高級クルーザー向けのケア用品テクノロジーの中から生まれたようで、現在では様々なカーショウやディーラー、チューニングショップなどが車を磨く際に使用されているプロケア+一般ユースのケア用品ブランドとなっています。
◆◆◆
この「VOODOORIDE」は、以下の3つのウリを標榜しており、愛用者もこれらを確かなメリットだと感じて使用を続けていると言われています。
Usability (簡単に使用できる手軽さ)
High Quality(実感できる確かな効果と美しさ)
Cost Performance(最高品質なのに適正価格)
そんな「VOODOORIDE」のシャンプーとして出ているのがこの「JUJU」です。このシャンプーのウリは「カルナバロウ」入りのシャンプーであるという事。高級ワックスの原料として有名なカルナバロウ(カルナバ蝋)ですが、これがシャンプーに含まれることにより、洗車をするだけでボディのツヤ感が向上し、且つ水引が良くなるという特徴を持っています。
◆◆◆
【基本的な効能】
実際にこのシャンプーで洗車してみると(気持ちの問題でもありますが)それまでのシャンプーを使用した際の仕上がりに比べてツヤに深みがあり、ボディーの輝きの雰囲気が「ヌルっとした光」に変わっていることに気づきます。水引に関しては「VOODOORIDE」は疎水をウリにしていますので、派手な撥水(玉弾き)はせず、一瞬の親水状態ののちにサーっとボディから水が引いてゆく印象です。・・・「JUJU」を使用するまでは「GYEON」製の「Bathe+(バスプラス)」を使用していたのですが、ヌルっとした艶感やボディ表面に1枚艶層が乗ったような解像度の高い反射感をこちらの「JUJU」の方が得られる・・・と感じましたので、こちらに変えました。
さらに「VOODOORIDE」は環境保護にも熱心なブランドですので、製品には生分解性分のみが配合されています。故に、洗車用に使用したバケツに変なぬめり感が残ることがなく、さっと水洗いするだけでバケツが綺麗になるという点でも優れた商品だな、と感じています。特に洗車用シャンプーは直に肌に触れている時間が長いので「生分解性分=人間の肌にも優しい」という点は手の荒れを防ぐ効果がありますのでかなりのメリットがあるんですよね。
・・・まぁ、自己満足の世界でもありますが、そういう意味では圧倒的な自己満足感を得られ、洗車が楽しくなったのがこのシャンプーであり、以降愛用させてもらっています。
商品名 | JUJU Car Wash Concentrate |
品番 | VR7003 |
内容量 | 473ml(普通車洗車約16回分) |
希望小売価格 | ¥1,700(税別) |
【簡易コーティング剤】
「GYEON New WetCoat」
シャンプーで洗車した後は拭き上げてワックスを塗るという方も多いと思いますが、私は拭き上げせずにこちらの商品を使っています。
「GYEON “New WetCoat”」
はい、こちらは英国製のカーケアグッズブランドである「GYEON(ジーオン)」さんの商品です。「GYEON」は、カーディテイリング製品を専門に研究・開発するブランドとして2012年にイギリスで誕生しました。最高硬度を誇るクォーツコーティングをはじめ、各用途に特化した革新的なメンテナンス製品を数々発売し、ヨーロッパを中心に全世界のカーオーナーから評判のカーケアアイテムを発売しているブランドになります。特にカーケアグッズとは思えないオシャレなボトルに商品が入っているのが特徴で、トランクにあっても、家の玄関に置かれていても、はたまたガレージのインテリアとして置いていても映える・・・非常に統一性の高いブランディングが施されているのが特徴です。・・・まぁ統一感という意味では「VOODOORIDE」もドクロマークが必ず入っており、こちらはいかにもアメリカンな「ちょいワル・ストリート風」ブランディングでこちらも気に入ってはいるんですけどね。
そんな「GYEON」から出ているのが、今回ご紹介する簡易コーティング剤である「New WetCoat」となります。このコーティング剤の特徴は水と酸素を反応させることで撥水皮膜を生成し、最大でボディに対して12週間分の撥水効果を提供する点なんです。つまり、洗い終わった後の濡れたボディーにそのまま満遍なくこの「New WetCoat」を吹きかけ(購入時にスプレーが付属しています)、大量の水で洗い流すだけでコーティングが完了するという恐ろしいほど時短且つ、効果的なアイテムとなるのがこの商品なのです。
更に、この「New WetCoat」はガラス面(無機質材)にもそのまま使用できますので「ガラコ」いらずになりました(笑)。通常は塗装面(有機材)とガラス面(無機材)双方に使用できるコーティング溶剤ってほぼないんですが、これが一挙に行えることにより、ボディの撥水コートと艶出しのコーティング、そしてガラス面の撥水コートを一発で行えてしまうようになっちゃいました。・・・これは圧倒的な時短です。便利すぎて意識が飛びそうです。
最後に一応これコーティング剤なので、拭き上げるとしっかりとボディにピカピカーという艶が加えられますので「JUJU」と合わせていいツヤ感をボディがまとってくれるのは毎回洗っていて楽しい部分です。艶のヌメリ感では少し優位かなぁ?という「JUJU」ですが、こちらは疎水ですので、あえてそこに撥水機能を追加したいと(成分的に問題がないのか検証はしていませんが、現状大丈夫です)撥水性能の強い「New WetCoat」でコートするというやり方に落ち着きました。・・・一説ではこの「New WetCoat」を濡れたウェスで塗り込んでから拭き上げるとより強い艶が出るそうですが、塗ったらすぐ拭き上げないと強烈なムラ染みがボディに出来ますので、施工には十分気をつけて小さな区画ごとに施工するようにしてくださいませ。
JUJU+New WetCoat後はこんな感じのトゥルトゥル感のあるボディーに仕上がります。
◆◆◆
これ一本あるだけでとんでもなく時短できますし、基本的なコートや下地処理ができているボディであればほぼ完璧に輝きを維持できますのでおすすめです。特に遠方にツーリングに行った先での洗車や、雨天が予想されるイベントの前の施工なんかにはてきめんに役立ちますしね。私は1000mlを買い足していますが、まぁちょっとでかいので普段の持ち歩きには500ml版でもいい気がしますけど、結構使用量があるのですぐなくなっちゃうと思います。(※紹介写真で使っているのは別に持っている500mlのパッケージです。)
商品名 | New WetCoat |
品番 | Q2M-NWC100 |
内容量 | 1,000ml(500ml、4,000ml製品もあり) |
希望小売価格 | ¥4,180(税込) |
【ホイールクリーナー】
「GYEON IRON」
次にご紹介するのはホイールクリーナー・・・と言いますか、鉄粉除去剤ですね。ただ、これ私は普段ボディには使いませんので必然的にホイールクリーナーという位置付けになります。ホイールの鉄粉除去には様々なブランドから出ていますが、これは各商品の比較検討の結果ではなく、私は「GYEON」製品好き、というだけで使用している「IRON」です。
この「IRON」ですが、ウリは以下の通りです。
◆◆◆
ということで、冒頭に「私はボディには使わない」と書きましたが、製品的にはボディに使用できますので、粘土などでの鉄粉除去の前にこれを使用してみるのもありかと思います。塗装面を攻撃しない液剤配合になっていますので、ある種の下地処理的に使っても問題はないと思います。・・・ただ、これを使いますとボディ表面の不純物や皮膜を剥がしますので「IRON」使用後には再度コーティングをするか、先ほどご紹介した「New WetCoat」などで簡易にコーティングすることをお勧めします。
使用感としては、まぁ一般的に鉄粉除去剤と凄まじく大きな違いは感じませんが、塗布後に水で流すとホイール表面がツルっとして滑らかになっていますのでかなり鉄粉除去の能力は高いと思われます。ホイールを外して内側にこれを使用した後に「Bathe+」と「WetCoat」を使用すればホイールの裏側もトゥルトゥルになって、ピカピカの撥水ですので長持ちすること請け合いです。
あ、そうそうちょっと臭いは刺激臭といいますか、鉄粉除去系にありがちな「ウッ・・・」っていう感じの香りがついていますのでお気をつけください。
商品名 | IRON |
品番 | Q2M-IR100 |
内容量 | 1,000ml(500ml、4,000ml製品もあり) |
希望小売価格 | ¥3,960(税込) |
【水垢取り、部分磨き用】
「VOODOORIDE “SILQ” Synthetic Liquid Polish」
ポルシェの泣き所といえばボディの後ろ側です。エンジンフードと、エンジンフード近くのウイングなどのボディパーツがエンジンの排熱で常に暖められるため、雨天走行後に少し放置するだけでそこの部分だけ乾いてしまい、結果水垢やイオンデポジットの温床になってしまうんです。結構ポルシェのエンジンフード部分をよ〜くみると水垢っぽい模様がついている車両があるかと思いますが、これは裏を返せばそれだけ走っている(様々な環境で使用されている)ポルシェだという裏付けでもありますので、いわゆるガレージに入れっぱなしで見せびらかす時だけ表に出てくる「盆栽ポルシェ」ではない・・・と見分けられるんですけどね(笑)。
とはいえやはり過度の水垢は気持ち悪いなぁ・・・という気持ちもあるのでちょいちょいここの部分のメンテナンスをする訳ですが、その際に使用しているアイテムがこちらVOODOORIDEの「SILQ」です。この商品は商品名に「Synthetic Liquid Polish」と書かれている訳で、“下地処理+ポリマーコーティング”の商品となります。ただ、「リキッドポリッシュ」と書かれているものの、研磨剤は配合されていませんのでコンパウンドの入った下地処理剤の様に神経質になって使用する必要はありません。
◆◆◆
この「SILQ」ですが、主たる使用目的はこんな感じだと想定されています。“古くなって汚れたコーティング被膜と汚れを磨き取り、ボディーを綺麗にした状態から、新たなコーティングを施工する。プロのカーディテイラーが当たり前の様に行う作業です。この基本を簡単な作業で再現可能にした。これがSILQです。”(Voodooride websiteより)
水垢取りだけではなく、しばらく使用してくすみ感の出たボディなどを一回施工するのも効果的ですし、私の様に気になる部分にだけこの「SILQ」を使用して表面の滑らかさと不純物の除去、そしてポリマーによるコーティングを目的に使用しても良いかと思います。
使用感は非常に良好で、乾いたボディに対して、濡らしたマイクロファイバークロスにこの「SILQ」を取って優しく塗り込むだけ。下地処理をしたい面に満遍なく塗り込んだら、薬剤が乾く前に乾いたマイクロファイバークロスでささっとこれまた力を入れずに拭き上げれば施工完了です。必要に応じてこの処理を数度繰り返すことで水垢などが消えていきます。香りも少し甘めな優しい匂いの薬剤ですので、施工中に気分が悪くなることはないでしょう。個人的な感覚ですが「VOODOORIDE」の製品はどれも香りは優しい香料をしようしているものが多く、施工していて心地よいものが多いですね。逆に「GYEON」製品は、その辺の香りにはあまり気を使っていない印象です。
これ、施工後にびっくりするくらいボディ表面の手触り良くなります。忘れた頃にボディの様々な場所をしっかりとこれでメンテすることにより、塗装面の経年劣化をだいぶ抑えていくことができる気がしています。やはり塗装面の劣化で全体的にクルマのフォーカスといか、輪郭がぼやけて古臭い車に見えてゆくと思うので、こういった製品でのメンテナンス・・・本当に重要ですよね。ただ、施工に時間はかかりますし、結構なんだかんだ体力使いますので、洗車の度に使用している商品ではありません。
尚、「SILQ」はボディーだけでなく、ホイールやガラス、樹脂製レンズ、スクリーンなどにも使用可能です。愛車のあらゆる部分に高い保護効果を持つコーティングを施せるため、劣化の原因となる紫外線や雨、酸化物質の付着から愛車を守ることができますので一本持っておくと意外と便利だと思いますよ。僕がボディ全体をやっぱり「疎水」にしておきたい!と思う様になったらこれ、念入りに塗り込む日が来るのでしょう(笑)。あながちないとは言えません、やはり水垢をつけないにはボディ表面は疎水にしておく方が絶対良いはずなので。。。
商品名 | SILQ Synthetic Liquid Polish |
品番 | VR7002 |
内容量 | 473ml(ミニバン一台に約30ml使用とされているので、ミニバンだと約15回分) |
希望小売価格 | ¥2,800(税別) |
【洗車用ミット】
「GYEON “Smoothie”」
カーシャンプーを使用して車を洗う際は、たいてい洗車用スポンジを使用される方が多い気がするんですが(私もかつてはそうでした)、一度使っちゃうともう戻れないのが「洗車用ミトン(グローブ)」です。洗浄をするための布を直接手袋のように手にはめて洗いますのでボディの曲線もよく理解できますし、何よりどの程度塗装面に力を入れているかが直感的にわかりますから、無駄な力がはいることで塗装面を傷つけたり、塗装面にある傷や不具合を見逃すことが少ないという点で最近は「ミトン」を愛用しています。
そんな中でも見た目、材質の丈夫さ、はめた時のしっかりフィットする感じで気に入っているのが今回ご紹介する「GYEON」の「Smoothie(スムージー)」です。合成繊維を使用しているとてもやわらかな表面と、グローブ面に含まれるスポンジ成分により十分な含水性を持っていますのでシャンプーを含んだ多量の水でボディを洗うことができ、磨き傷などもつきにくい製品となっています。意外と市販のミトンは形状こそミトンですが、素材が薄いものや意外と柔らかくない素材のものも結構ありますので、ミトンが流行ってはいますがピンキリの印象です。大きく汚れた時などのスペア様に「非GYEON」のミトンも持っていますが、手に持った時の剛性感と風合いは全然違います。
合成繊維の風合いはこんな感じです。
あまり多くを語るほどの商品ではないのですが、これを持っているだけでとても洗車が楽になりました。唯一の難を言うとすれば、それは「全然乾かない」ってことでしょうか(笑)。まぁそれだけの含水力があるんですが、たまに家に持ち帰ってしっかり洗った後乾燥機で完全乾燥させることで復活させています。・・・似た様な理由ででしょうか、レビューなどで「(水を含むと)重すぎて使えない」とか、「重すぎてコントロールが効かない」って書いている人結構見かけるんですが、どんだけ体弱いんですかね・・・。私マッチョでもなんでもないですけど、全然気になったことがないです。むしろスポンジでボディに対しての力の入力が一定にならない方がちょっとなんか苦手ですね。
商品名 | Smoothie |
品番 | Q2MA-ST |
サイズ | 約20cm x 30cm |
希望小売価格 | ¥3,190(税別) |
【拭き上げタオル】
「GYEON “Silk Dryer”」
洗った後の拭き上げ、これはもうなんていうか洗車する際に一番憂鬱な儀式ですよね。拭いても拭いても水の跡が残ったり、たいして水を吸ってくれない(拭いても水跡が残る)、吸水セーヌのくせにすぐに絞らないと使えない・・・とか。自分で洗うのがどうも好きじゃなかった理由ってここだった気がするんですよ、私の場合。そんな面倒くささから解放し「洗車いきたい!」とまで私が思うほど意識改革をしてくれたのがこの商品「GYEON」の「Silk Dryer」です。
これ大きなサイズの方ですが、折りたたんでいますので実際はこの2倍の大きさです。バスタオルかよ・・・。
いや、商品としてはただの「拭き取り用のウェス」なんです。ただこの商品が凄まじいのはその「吸水力」です。最近の洗車動画とかでも結構ご覧になっている方多いと思いますがウェスをボディに乗せてス〜っと引くだけで乾いてる・・・っていうアレです。・・・で、あの感じ・・・正直「いやぁ、あれ作ってるんでしょ?あんなに撫でるだけで乾く訳ないじゃん!」って思ってる方も多いと思いますし、実際私も使うまではそうでした。
・・・が、
マジで撫でるだけで乾きます(汗)。
特殊な合成繊維とその編み込み手法によりとにかく水を吸います。そして吸った水を保持するので塗装面に戻ってきません。わずかに塗装面に残る水分が自然に気化するレベルまで一気に拭き上げますので事実上本当に「乗せて引くだけ」で乾くんですよね。(その後乾いたマイクロファイバークロスなどで優しく撫でておくとより塗装面がクリアーになります。)
これで拭き上げ時間は感覚値ですが半分以下になっていますし、ストレスは1/10位になってます。
大きさは「50×55cm」と「70×90cm」の2種類がありますが、ぶっちゃけ大きい方はバスタオルみたいな感じです。私は普段大きい方でざーっと全体を乾かしてしまい、細かい部分や手を入れないと拭けない部分、ドアシールやボンネット裏などのこまいところを小さい方を使って拭き上げています。どっちか一つを買う!というのであれば「小さい方」をお勧めします。・・・大きい方は大きい分めちゃくちゃ水吸いますが同時に「絞るのが超大変(コツがいる)」です。
シルクドライヤーには拭き上げのコツがあります!
また、拭き上げにもコツがあります。使い方間違えている人の感想は「思ったより水吸わない」とか「すぐに吸水力が落ちる」って感じだと思いますが、それ使い方間違ってるからかもしれません。この「Silk Dryer」を使うコツは「とにかく拭かない」のと「一方向だけに動かす」です。
①とにかく拭かない
まず「とにかく拭かない」ですが、これ普通のウェスの感覚ですとそこそこ手の力を乗せて、塗装面に若干押し付けながら拭いていくと思います。これだと吸水した水分を圧力で出しながら拭くことになりますので、結果「水吸い感がイマイチ」に感じると思います。とにかくコツは、ボディの拭きたい場所にふわっと乗せて、そのままウェスの端を持ってゆっくり引く。これだけです。そもそもの拭き上げ行為の動作が違うんですよね。
②一方向だけに動かす
そして、上記にも繋がってきますがこれも重要「一方向だけに動かす」ですね。どうしても「拭く」となるとシャッ、シャッ・・・と左右だったり、上下だったりの往復運動をしちゃうと思うんですが「Silk Dryer」はできる限り一方向だけに動かしてください。そうすることで驚くほど水を吸う様になると思います。この二つのコツを覚えてしまえばビチャビチャに濡れたボディも数分でカラッカラに乾かすことができます(笑)。意外と「A-PIT」でもこれを使っている人にあまり出くわさないんですが、使わないのすげー損してるんと思うんですけどね。。。
難があるとすれば「Smoothie」と一緒です。うん、ウェス自体が乾きにくい。これもたまに家で完全乾燥させています。
商品名 | Silk Dryer |
品番 | Q2MA-SD-S(Sサイズ)、Q2MA-SD-M(Mサイズ) |
サイズ | 50×55cm(Sサイズ)、70×90cm(Mサイズ) |
希望小売価格 | ¥1,760(Sサイズ・税込)、¥3,190(Mサイズ・税込) |
【室内及びプラパーツ保護剤】
「VOODOORIDE “DETAILER” All Surface Speed Detailer」
外装はそこそこご紹介してきたので、次は外装+内装で使っている商品です。主に外装ではプラスティックパーツの仕上げ、そして内装ではほぼ全般的に磨いて保護しておきたい時にはこれを使います。はい、「VOODOORIDE “DETAILER” All Surface Speed Detailer」です。商品の謳い文句は「無水洗浄+ポリマーコーティングスプレー」となっています。まぁ、水がない場所でささっと車を磨きたい方が使える洗剤+コーティング剤という立ち位置ですが、さすがに無水洗車は傷の面などからやらないだろうなぁ・・・というものの、この簡易ポリマーコーティングがとにかく便利です。お手軽な「SILQ」とも言えますが、ちょっと効能が異なっています。
が主な「Detailer」の効果でして、この3番目以降がとにかく便利です。まず外装には「色褪せ防止効果」によりプラスティック部品の白化抑制に効果があります。これと信越化学の「KF-96」を組み合わせたらほぼプラ部品の劣化は気にならないレベルで維持できるでしょう。まだボディには使用したことがありませんが「磨き傷隠蔽効果」も多少あるのであれば、少しはいいかもしれませんがこれは「SILQ」で代用できる気がしています。
ただ、この「磨き傷隠蔽効果」は内装のたとえばドアモールとかに出来る乗降の際の擦り傷隠しなどには多少有効(それ専用の薬剤ではないので深い傷には効果ありません)なので使っていますし、内装はやはり「紫外線カット」と「帯電防止効果」は大きいです。内装材の大敵は紫外線、一気に内装がこれで劣化しますからね・・・。これを和らげつつ、走行時に開けた窓から入る砂塵やほこりなどがナビ画面やエアコンのルーバーなどに付着するのを防いでくれる「帯電防止効果」によりかなり内装を綺麗に保つことができます。
故に洗車後拭き上げて、全体が乾ききった後に私はいつもこの「Detailer」でプラスティックパーツ、ラバーパーツ部を拭き上げ、最後に内装の一部を拭き上げて終了という感じです。各部に直接スプレーせず、いつもウェスに拭いてから塗り込む様にしています。あ、内装に使っても「VOODOORIDE」なので心地よい香り(ほんのり甘い香りだけどしつこくなく割と爽やか)が広がるので嫌な気分になりませんよ(個人的にこのDetailerの香りが好き)。もちろん香り自体はしつこくないので、洗車後数日もすれば消えてしまいます。あ、スウェードやファブリックには使えませんのでお気をつけください。それ以外のサーフェスにはほぼ万能に使えちゃうので、持っておいて損はない一本です。
商品名 | DETAILER All Surface Speed Detailer |
品番 | VR7001 |
内容量 | 355ml(普通自動車外装洗浄で約10回分)※プラパーツや内装用として使う場合は3倍程度持つと思います。 |
希望小売価格 | ¥3,100(税別) |
【洗車バケツ】
「ISETOU Soft Bucket Type8」
地味に洗車バケツって邪魔ですよね。場所とるし。特にポルシェの狭いトランクにまともなバケツを積んでおく余裕なんてありません(笑)。とはいえ洗車は突然したくなるものですし、シャンプーを自分の使いたいシャンプーでやりたいとなるとやはりバケツは必需品。なので普段の洗車ではこの商品をトランクに突っ込んであります。その名は「ISETOU Soft Bucket Type8」、キッチンやランドリー用品を多くリリースしている「伊勢藤」という会社のもので、まぁそこら中いろんなお店で売っていますので見たことある方が多いかと思います。
ご覧の様に畳むと高さ4cm程度の平たい円柱状になりますのでこれであればトランク内で場所をとりませんし、万が一トランクにパンパンに荷物を積む(例えばこの前の関西ツーリングに様に中型のRIMOWAを入れるなど)際にはフロントシートとリアシートの間に転がしておけますので非常に便利です。
展開すると「容量7.8L」のバケツになりますので普通に洗車をするには十分な容量を確保することができます。見た目より頑丈に出来ていますので頻繁に畳んだり、展開したりを繰り返してもへこたれません。・・・まぁ、洗車グッズをフタ付きのバケツに格納して収納なされている方もいらっしゃると思いますが、私は洗車用具は別の袋に入れてトランクにしまっていますので実際問題こっちの方が好都合でした(※普段ポルシェに積んでいない洗車用具はファミリーカーのトランクに、私もフタ付きバケツに入れて収納しています。)。
最小限のものだけいれておこうって感じでポルシェのトランク内はこんな感じになっています。
トランクの狭いスポーツカー、スーパーカー系にお乗りの方でこういったキットを積みたい方にはオススメのバケツです。・・・まぁ、スーパーカー乗ってる人は自分で洗車しないよね〜とかあるかと思いますが(笑)。S2000とか、ロードスターとかトランクが小さな車にもベストフィットじゃないかな、と思います。
商品名 | Soft Bucket 8型 |
品番 | I-484 |
容量 | 7.8L |
サイズ | (折りたたみ時)W296×D330×H47mm、(組み立て時)W296×D330×H230mm |
希望小売価格 | ¥1,400前後(税別) |
◆◆◆
ということでまぁまぁ長くなってしまいましたが、私の日常的な洗車で使用しているグッズでした!・・・まぁ「GYEON」と「VOODOORIDE」のオンパレードで申し訳ない!って感じではありますが、なんか今の私の気分や「時間と仕上がりのバランスが結果的にこの両社が優れている」・・・と思ったのが大きな要因です。しっかり半練りのワックスを・・・とか、いやいやガラスコーティングしとけばOKじゃん!とか、シャンプーはこれが俺は一番!とか色々あると思うんですけど、色々あって面白いのが洗車の世界なんですよね。ご紹介していないグッズも実は持ってたりします・・・気になると集めちゃう性分なので(笑)。
ポルシェおよび、様々なクルマをお持ちの方々に少しでも参考になっていれば書いた甲斐があります。ぜひぜひみなさんもご自身でいろんなグッズを試行錯誤しながら愛車を磨かれて、素敵な輝きを放つクルマで街へ峠へ、そしてサーキットへ遊びに出ていただきたいと思います。
ではまた!
◆◆◆
愛車ポルシェ911での日々を綴ったYoutubeもやってます覗いてみてください
⭐︎チャンネル登録などもしていただけますと非常に作者、喜びます(笑)。
●直接チャンネルへ飛ぶ場合はこちらのURLから動画一覧へ飛べます。
「Nine Eleven Cruise」:https://www.youtube.com/c/NineElevenCruise
◆◆◆
●コイン洗車場が消えゆく都心にあって、とっても便利なコイン洗車場「A-PIT」に関する記事はこちら!
●【NEWS!】ポルシェのVLOG(Youtube)始めました!第一弾はザ・酷道「R352」で奥只見へ!
●ポルシェで関西へ!途中神戸で洗車もしましたよ・・・なツーリング3部作はこちら!
【コメント・メッセージ】