無事大阪入りしたわけですが、本日の宿はちょっと新規開拓をしてみました。通常の外資ホテル系列ではなく、なんか新しくて面白い宿ないかなぁ・・・と探した末に見つけたのが今回お世話になった「アルモニーアンブラッセ大阪(Hermonie Embrassee Osaka)」です。予約はいつものことですが「一休.com」を使用して予約を入れました。
大阪梅田の北東側の茶屋町に位置し、多くのホテルが集まるエリアとは異なる場所に開業しているホテルですが、駅からは徒歩10分程度でありそれほど不便な場所ではありませんし、ホテルの1Fには書店、隣にはLOFT、裏側には多くの飲食店と周囲を散策するだけでも十分に必要なものは手に入る立地となっていました。
建物の半分がレジデンスになっており、1Fの小さめな入口からエレベーターで10Fに上がるとレセプションがある構造です。スタッフはホテルの規模に対しては十分すぎるほど配置されており、もう少しカジュアルに接してくれた方が気が楽だなぁ・・・という程、慇懃な対応を躾されている雰囲気でした。
10Fのレセプションに到着するとレセプションカウンターの前のソファーと椅子の中間の様な椅子に座り、チェックインが始まりますが、リゾートホテルの様にこのタイミングで「ウェルカムドリンク」が出てきます。暑い日でしたので、小さなガラスコップに入れられた冷たいハーブティーは移動の疲れを癒すのに絶好で非常に有り難いものでした。その後、スタッフの方に誘導され、自室まで移動です。私は18階のお部屋となりました。特に今回はスペシャルなお部屋を予約はしておりませんので、通常のツインのシングルユースという形です。
ワンフロアに5室あり、私の部屋のタイプは「DOLCE VITA(ドルチェ・ヴィータ)」というタイプの様です。おっさんがドルチェ・ヴィータかよ!というツッコミはさておき(笑)、部屋に入って一番に驚くのがその「うなぎの長屋構造」じゃないでしょうか。玄関から、部屋へ入ると視界に入るのはソファーと、デスクワーク用の家具セット、そしてテレビです・・・が、更にその奥にベッドルーム、パウダールーム、バスといったプライバシーエリアが続きます。写真でも奥行きが尋常じゃない様子、少しはわかっていただけるでしょうか?
ちょうど部屋を分割するパテーションの役割をするのがテレビですが、このテレビは書斎側にも、ベッド側にも回転させられる様に土台が加工してあります。
そして、右手は全て天井まで続いたガラス窓、カーテンを全て開けはなつと素晴らしい開放感を手に入れることができます。う〜ん、まさにカップル向き(笑)。出張で来たおっさんが宿泊するには好みが分かれるでしょう(私は好きですが)。
そして、このホテルの最大の売り?となる、全室バルコニー。十分に広いバルコニーがガラス窓の外側に広がっています。タバコはこのバルコニーで喫煙可能であり、真冬を除けば気持ち良く過ごせること請け合いです。
また、バルコニーからは梅田の東側に広がる景色を眺めることができます。ちょうど伊丹空港への着陸機侵入経路を見ることができますので、航空機がお好きな方は楽しめると思います(今回飛行機好きの私がここに泊まったのはこの点では偶然です)。
ベッドルームも、程よくふかふかした寝具と、落ち着いたインテリアの雰囲気で寛げますが、写真でもお分かりいただける様に、このホテルの雰囲気が最も良くなるのは「夜」かと思います。
バスルームも十分な広さです。パウダールームは残念ながら一人分しかありませんが、逆にアメニティはふんだんに用意され、且つ写真を撮り忘れてしまいましたが、冷蔵庫内の飲み物が無料(ペプシやジュース、お茶などかなりの量が入っています)という点でも、滞在者へのフィジカルな気配りに力を入れているホテルだと考えることができます。あぁ、ここにも「NESPRESSO」が置かれており、こちらも無料で使用することができました。酒類のみミニバーは有償です。
ルームキーは最近では珍しい、通常のキータイプで、ご覧の様な大層なボックスに入れられ宿泊者に提供されるのです(笑)。まぁ、ここまでしなくてもいい気はしますが。
私は男性向けのスキンケアセットが無償提供されるプランで宿泊していたので、部屋にはご覧の様な「Margaret Jesefin」のシリーズの一つである「RAGORA」のスキンケアセットが置かれていました。こちら、まだ使用していませんので使用感はちょっとわかりません。
部屋のWiFiは無料で、なかなか速い速度のものが提供されていますので、仕事などをするにも問題はなく、やや電源ソケットが少ないですが、これは常に持ち歩いているマルチタップで事なきを得ます。窓を開け、バルコニーからの優しい風を受けながらするデスクワークはなかなか捗りますね。早速無料で提供されていた「PEPSI」を頂戴しつつ、打ち合わせまで部屋でデスクワークを進めます。
たった一泊、しかも実際にはほぼ寝るだけの滞在となりましたこの「アルモニーアンブラッセ」、スタッフにはまだまだ硬さや、サービスの丁寧さとカジュアルさのバランスを見計らっている様な未完成な部分も感じましたが、外資チェーン系以外で検討する場合、今後の大阪出張では候補に入れたくなる良いファシリティのホテルでした。特にカップル旅行や、夫婦での旅行、いつもの外資ホテルに飽きたビジネスパーソンなどにはお勧めできる宿じゃないかな?と思います。残念ながらというか、価格訴求性といいますか、一泊のお値段はそれほど安くありませんので、ビジホ系を普段使われる方やカジュアルなローコスト旅には向かない選択肢だと思います。
大阪のスタッフと、北新地で美味しい「香川」さんのカレーうどんを食べて夜を締め、明日の仕事に備えたいと思います。
ではまた!
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