美しい朝焼けに始まり、朝焼けに終わる旅。(LH923, NH204 / LHR-FRA-HND / Business Class)

トラベル(海外)
※当ブログコンテンツは過去の旅をご紹介しています。コロナ(COVID-19)における渡航規制や外出自粛期間に行った旅行ではありませんのでご理解ください。

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ロンドンに到着した我々は日常の日々を過ごしています。時期は12月、ゴリゴリのクリスマスウィークでの渡航でした。拠点としている一軒家でミーティング等を行いつつ、空いた時間にはほんの少しだけ街歩きなどを楽しみながらのロンドン滞在です。

ロンドンでの日常は特段ブログに記載するような特筆事項はない平和な時間ではあったのですが、なんとなく食事などを楽しみつつトンボ帰りしなければならないわずかな現地の時間を楽しもうと思います。

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●リージェンツパーク近くで見つけたイタリアンが美味しかった件!

「リージェンツパーク(Regent’s Park)」の方まで歩いて行ってふらっと入ったイタリアンがなかなか美味でした。クラッシックなイタリアンレストランという感じで、重厚な家具と陽気な店員というデフォルトのセットが素晴らしいお店です。

こういっためっちゃ質素な料理が美味しいってとっても重要です!見ればわかる「カラマリ」さんではありますが、衣をつけずグリルであり、たっぷりのレモンをかけて食べると時差ぼけしている胃でも無限に受け付けてくれます。

生ハムも美味しいですよね・・・。海外のオープンスペースとかで白ワイン片手にハムをつまむ・・・とかもうCOVID-19のせいで気軽に出来ない時間が続いていますが、ちょっと懐かしい気分です。こういう小皿をつまみながら仲間と気ままに語らいの時間を持つ・・・今では最も贅沢な時間となってしまいました。

お魚のグリルや、チーズリゾット。

ペンネも注文です。見ているだけでお腹がすいてくる程よい艶とトマトソースの照りがたまりません。奇手を狙わずに極めてトラディショナルで王道感のある家庭料理風のイタリアンが最高に美味しいお店でした。

最後はミラノカツレツを頼んでデザートへ行こうと思います。この薄くて、しっかりと表面だけがクリスピーに仕上がっているカツレツも最高でした。特に何もつけずにお肉の塩見と衣の香ばしさ、レモンの酸味で食べきれちゃうくらいです。海外滞在時に美味しい食事の時間を持てるって本当に素敵で贅沢な瞬間なんだとブログに整理しながら改めて感じてしまう今日この頃・・・。完全に旅行に飢えていますね(笑)。

もし、ロンドン滞在のチャンスが今後あり、ご飯どこにしようか迷っている方はこのお店チャレンジしてみてください!結構地元店的な雰囲気ですので日本人観光客も少なめで良いと思います。

●『demartino restaurant』

●街歩きと早朝ミーティングをやって仕事終了!

夜の街歩きも悪くないです。写真好きには石畳や古い家屋をリノベして使用しているヨーロッパの街並みはご馳走が溢れています。

雨上がり感のあるマンホールの蓋なども雨の多いイギリスの雰囲気を感じさせてくれ、地味にこういう写真めっちゃ撮っている気がします。ほどよく落ち葉があるのもポイントですね。もっともっと東京もフォトジェニックな街として整備してほしいものですし、むやみに古い家屋を壊すのはやめてほしいなぁ・・・と。

水たまりですね。

イギリスらしいパープルの差し色が美しい会議室ですが、クッソ早朝からの打ち合わせです。ある意味今回のロンドン渡航のメインイベントなので集中して臨みますが、これが終わればあとは帰るだけ、このために急遽渡航が決まった数日前を思い出しつつ挑みます。

部屋に置かれたシンプルな朝食を摘みながら会議は進みます。・・・あ、そういえばロンドン到着後すぐに乗ったロンドンタクシーに愛用の一眼レフを置き去りにしてしまったものの、カメラに気づいた運転手がホテルまで戻ってきてくれたというミラクルを思い出しました。意外とこの手のミラクルが私には多く、国内外問わずものが無くなったまま出てこないという事がないんですよね。運がいいのだと思います。

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昔ニューヨークJFKの「Red Carpet Club(当時のユナイテッド航空のラウンジ)」にiPodを充電したまま置き去りにして搭乗し、上空で気が付いてCAさんにお話ししたらコックピットの「SATCOM(衛星通信装置)」を使用して空港と連絡を取り、無事発見されて翌日の便で乗員さんに手持ちで持ち帰ってきて来てもらったというエピソードもありましたね。この対応を頂いたのはANAでしたが「まぁ、手元に帰ってこないかな・・・」と思っていたものがすんなり戻ってきたことには驚いた記憶があります。まぁ、ラウンジの中にいる人たちは比較的民度高いですもんね・・・。

早朝MTGの打ち上げは中華で。私の大好きな四川のお店を見つけ、これまた大好きな「水煮小片」を頂きます。お肉を使った「水煮肉片」もありますが、やはり私は川魚をつかったこちら「水煮小片」(「水煮魚」とも書かれる事があります)の方が好きですね。死ぬほどからそうですが、食べる時にこの唐辛子は全て取り去りますし、油にはほどよく滲み出ているだけですので見た目ほど辛くはありません。東京でも時たま食べますが、こういうの書いていると本当に外食を気軽に出来た時代が懐かしく思えてきます。

●早朝のヒースローからフランクへ移動して東京へ戻ります!

全ての予定を終えた私たちは早朝のヒースロー空港「ルフトハンザ・セネター・ラウンジ」にいます。クッソ早朝ですのでラウンジに人影はまばらで、唯一のクリスマス装飾だけが場の艶やかさを演出してくれています。

とても広いラウンジですね。居心地最高です。やっぱセネターは落ち着きます。搭乗する便は「7時半」発ですので、早朝の人気のないラウンジをスタッフ達と独占し・・・つつも、まぁコーヒー程度しか飲みませんのでもっぱら雑談をしながらボーディングタイムを待ちます。

座席に座れば窓からは空港の夜明けが目に入ります。ピンク色に染まる朝焼けの空がなんとも美しく、東京への帰路のスタートを告げる最高の贈り物をロンドンからもらった気分です。

搭乗した便は「LH923便(LHR-FRA)」、機材は「Airbus A321-200」です。レジ番などの詳細情報はメモに残っていなかったので、雑な情報ではありますが最近では「Neo」に機材が変更されているようですね。往路はブリュッセル航空の「Avro RJ-100」でやってきたこの航路ですが、帰りはエアバスでフランクフルトへ移動します。飛行距離は「406mile」となっており、往路の「ブリュッセル→ロンドン」がわずか218マイルだったことを考えると倍弱飛ぶことになるんですね。・・・まぁ、実際のブロックタイムは倍弱にはならずもっと短い時間で到着できますが。

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●往路の日本では乗れないジェット旅客機「Avro RJ-100」搭乗記を含むレポートはこちら!

エチオピア航空の「Boeing777」が写っていますが、これフィルターかけたり色調をいじくり回してない肉眼で見ていた景色の色です(笑)。すごい朝焼けですよね、ピンクとパープル。もうこれを見れただけで「今日の旅は最高になる」と保証された気持ちです。

7時46分、機体はヒースロー空港の「RWY27L」からスムーズに離陸をしまだ暗い朝の空をグングン上昇してゆきます。

巡航高度に入ったタイミングでいよいよ上空も夜明けを迎えます。分厚い雲の隙間がオレンジに染まり、シアンブルーの景色の中に一筋の朝を告げる色彩がみるみるうちに広がってゆきます。夜明けのフライトはいつ乗っても心が洗われる気持ちになりますよね。

ルフトハンザ・近距離ビジネスクラスの朝食を頂きます!

近距離便ですのでフルサービスではありませんが、ビジネスクラスですのでちゃんと朝食が提供されます。・・・ご覧のようにレーズンシリアルとクロワッサン、バターにジャム、そしてチーズにハムという感じですかね。これにコーヒーや紅茶をつけるという感じですがこれまた必要十分且つ、とても美味しい朝食なんです。

少し黄味がかかった脂肪分の多そうな牛乳。濃厚な味で美味しいです。プラではなく瓶で出てくるところも質感がよく好感が持てますし、今時はやはりこういった再利用可能な容器が重要ですよね。窓の外はかなり明るくなっており、キャビンも朝の雰囲気が充満し落ち着いた時間が流れています。

シリアルにミルクを入れるとこんな感じです。シリアル好きにはとても美味しそうに見えるのでは?ドライフルーツ満載のやや粗めなグラノーラという感じですかね。一瞬で完食してしまいました(笑)。場所は取りそうですが、色気のある容器を使っている点もヨーロッパのエアラインの好きなところでしょうかね。効率一辺倒だと色気は出ないですよね。・・・今後1便あたりの搭乗者数を削って運行になるかもしれないので、そういう意味ではお皿やカトラリーは全面刷新してくれてもいい気がしますね。

ちなみにお客さんすごく少ないです(笑)。ビジネスクラスなので真ん中席は元々空いていますが「そんなの関係ねぇ!」って勢いでお客さんおりまへん。革シートなのが外航って感じですよね。

自席から後方を撮影していますが、不思議なレイアウトですよね(笑)。なんか軍用機?的な謎の空き空間があります。カーテンの向こう側がエコノミークラスですので、ビジはいかにガラガラなのかお分りいただけると思います。スッカすかな雰囲気が妙に楽しく、またこんなレイアウトのルフトハンザキャビンを見た事がなかったのでちょっと興奮して写真を撮りまくった形跡がハードディスクの中にありました(笑)

いよいよフランクフルトへ!

幾重にも飛行機雲が重なる「いかにもヨーロッパの空」という表情の空が見えてくるとフランクフルトが近づいている証拠です。眼下には総延長524kmの「マイン川(Main)」の姿も見えますね。低高度にも雲は散在していますが、概ね天気は良さそうです。

眼下には競馬場の跡地のようなものが見えますね、これ今Google Mapで調べても施設がなんであるか出てこないんです。おそらくは競馬場だったものあと思われますが、現在は半分くらい更地ですね・・・。空港手前4.5km地点位の位置となります。

とても安定した降下により無事「フランクフルト・アム・マイン空港」の「RWY25R」へランディングです。後ほど動画も公開させていただこうと思いますが、降下中に美しいブロッケン現象が現れたり、この写真にも写っていますが搭乗機の影が迫ってくる面白い視覚効果が続きましたのでなんともエンターテインメントに溢れた短い旅となりました。

朝の眩い光を浴びてタクシーしてくるのは「ルフトハンザ航空」の「Boeing747-8」です。どんどん大型機が退役している世の中ですが、やはり「747」には空の王者感と空の旅のロマンが凝縮された魅力があると思っています。このストレッチドアッパーデッキ(SUD)で旅をした際の記録も近いうちにブログ化したいと思っていますが、やはり2階席での旅は旅情ひとしきりです!

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●国内を747が飛んでいた時代のお話も登場!ちょいと前だけどプレミアムクラスの食事変遷記はこちら!

PBB(Passenger Boarding Bridge)ぶっ壊れる(笑)!

無事到着したなぁ・・・と思っていたんですが、さにあらず。

コックピットからのアナウンスで

「到着ゲートの搭乗橋(PBB)が故障し降機出来ないので、地上へ一旦おりてもらう」

旨の連絡が入りました。L2ドアに装着されたタラップを用いて一旦エプロンへ降りた私たちは係員の案内により地上入口からターミナルへの復帰を果たします。こういった小さなトラブルは大歓迎ですね(笑)、これにより降機が20分程遅れましたが旅の思い出としてよい記念ができました。

こんな感じで一旦地上を歩きます。主翼の真下を歩く経験などそうそうありませんので美味しいですよね。すぐ近くには数分前まで目一杯この約80tのボディを空で推進させていたエンジンが羽を休めています。旧型と新型(neo)双方非常に優れたフライトコントロール系統を持っており、2機のエンジンは「FADEC(Full Authority Digital Engine Control)」により制御されます。

意外と忘れがちですが、この「Airbus A321」はルフトハンザ航空とアリタリア航空がローンチカスタマーです。

時差により1時間刻が進みますのでフランクフルトは朝の10時過ぎ。大急ぎで乗り継ぎのANA便が待つゲートへ向かいます。移動中のバスから見えたのはルフトハンザ航空の「Airbus A380」。COVID-19による業績の悪化を受け、ルフトハンザは全14機保有するA380のうち6機を売却予定と発表。エミレーツは全115機(!)中の約4割りとなる46機を退役予定。エールフランスに至っては9機全機を退役させる方針であることから、今後様々な空港でA380を見る機会が減りそうです。この巨大な空のクジラが旅先で散見された時代も、数年たてば過去の景色となってゆくんでしょうね。

●Airbus A380のビジネスクラスでの旅も模様はこちら!

● 東京までのファイナルレグはANAのBoeing777-300ERで!

さて、いよいよ東京行の便にボーディングです。11時ジャストに搭乗開始でしたのでバタバタと機内へ進んでいきます。結構ヘビーな旅でしたので、今日は東京まで眠って過ごそうと決めているフライトです(結構珍しい)。

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本日私たちを羽田まで運んでくれるのは「ANA204便(NH204 / FRA-HND)」、機材は「Boeing777-300ER(JA784A)」、予定飛行距離「5,821mile」、予定フライト時間「10時間40分」となっています。本日の座席は「17A」のビジネスクラスを確保しました。

11時23分にドアクローズ、30分に定刻でのプッシュバックスタートです。11時37分にはタクシーアウトを行い、わずかな地上滑走ののち、11時43分には気温6度の曇ったフランクフルト空港「RWY25C」よりテイクオフとなりました。

機体は離陸後すぐに右旋回を行い、磁方位31度を保ちながらまっすぐにドイツ第三の都市となるヘッセン州の「カッセン(Kassen)」に向け順調に上昇を続けてゆきます。・・・離陸後30分のタイミングで最初の巡航高度となる「FL290(約29,000ft)」に到達し、機内は食事サービスの時間となってゆきます。

もうメモが残っていませんので、写真のみで失礼しますが、まずスターターはこんな感じです。チーズ多めって感じですかね(笑)。まだこのスターターディッシュのランナップが定まっていない頃という雰囲気です。

毎度あるオリーブのカップもハーブオイルでのマリネタイプではありませんので見た目は似ていますが、現在のラインナップとは異なっていますね。様々な試行錯誤を経て現在の形が出来上がっている・・・ということでしょう。

アペタイザーです。鴨肉がサーブされていることだけは写真でわかりますが、他は謎です(笑)。最近アペもボリュームがありますので、これはかなりボリュームの少ないアペの例だと言えそうです。・・・っていうか、これ一瞬で終わりますよね?なんでこんな少ないんだろ・・・。

メインはお肉です。これは悪くなさそうな気がします。お気づきでしょうか、環境光が暗くなってきていますよね。そうなんです、冬時間のため11時半の離陸便ではあるものの、緯度が高くなる(北欧の方へ近づく)につれどんどん夕暮れてきています。なんせ「ヘルシンキ(フィンランド)」冬の日没は「15時30分」前後!1日の日照時間は平均で6時間半程度しかありません。

デザートを食べる頃にはほぼ窓の外は暗くなっており、機内の照明のみで撮影していますので、スターターの時と写真の雰囲気が全然違いますよね。ビジネスクラスは平均で約2時間前後ご飯を食べていますのでこういった時系列変化が発生します。その間に「FL290」だった高度は「FL330」→「FL350」と徐々に高度を上げてゆき、これから数千キロに渡って続くトランス・ロシアルートに備えてゆきます。

窓の外はもうこんな感じです。右側(北側)はすでに暮れていますよね。さっきまで午前中だったのにいきなり夜にぶち込まれるってのがなんとも空の旅の醍醐味ですし、高緯度区間を旅している時の面白さでもありますよね。この後機体はヨーロッパに別れを告げる地点でもある「サンクトペテルブルク(St.Petersburg)」で完全に日没を迎え、以降日本海へ出るタイミングまで漆黒の闇夜が204便を包みます。

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【豆知識】

「サンクトペテルブルク(St.Petersburg)」は北緯59度56分、東経30度20分にある人口530万人を超えるロシア、サンクトペテルブルク連邦の都市。水の都としても知られる美しい都市ですよね。私が上空を通過した12月の平均気温はマイナス6度程度であり、日中気温がプラスになることはほぼありません。エルミタージュ美術館などもありますし、日本人にも人気の観光地ですが、ヨーロッパ線を利用する空の旅ではヨーロッパの玄関(ロシアですが)でもあり、復路ではヨーロッパに別れを告げる街としても空からその夜景が見えた時などはとても感動する街です。

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この後旅の疲れと、真っ暗になった外界及びキャビンに誘われて私は日本海まで眠り続けることとなります。一切の写真も取らず、間食もなしとは非常に珍しい行動ですが、次に私の目が覚めた時には外には朝日が登りつつある夜明けでした。。。

●朝食を食べたら再び朝焼けの羽田へ!

グースカ眠りこけた私が目を覚ますとウインドーシェードの外には「何度目の朝焼けか」とばかりに再び朝焼けが目に入ってきます。ロンドンでのピンク色の朝焼けとは違い、オレンジがダークブルーに溶け込んでゆく高高度ならではの夜明けです。機体はすでに日本海まで到達しており、目が覚めればこの10時間を超える旅も残り1時間程度になっていました(笑)。

パンとフルーツという極めて軽い朝食を頂きます。「朝食」と書きましたが、現在は日本時間で朝の5時過ぎ、そうまさに朝食なのです。たっぷり寝ましたので軽くなった体を起こしながら、いよいよ東京へ向けてラストスパートを開始した機体の中で旅を振り返ります。弾丸でしたが、非常に充実した数日間を味わうことができました。

写真右奥に見えているのは「犬吠埼」ですね。銚子方面をにらみつつ、成田の上空を抜けて羽田へアプローチしていきます。いよいよ窓の外も本格的な夜明けの雰囲気であり、時刻は5時50分といったところでしょうか。6時9分に銚子の南西を通過、機内も着陸準備が終了し一時の喧騒からは想像ができないほど再び静かな時間が流れています。・・・まぁ、乗ってるお客さん全員眠いでしょうしね(笑)。

6時17分には最終の着陸態勢に入ったことを示す「4点鐘」が機内に鳴り響きます。21分にはスラットが伸長し、着陸へのフラップシークエンスも始まりました。いよいよこの見慣れたビジネスクラスのキャビンともお別れの時間が近そうです。

6時29分羽田空港の「RWY34L」へスムースに着陸。そのまますぐ近くにある国際線ターミナル(現在はターミナル3と呼んでいますよね)の109番スポットへ接岸です。東の空からまさに今太陽が昇ってきている真っ只中の羽田到着。これはこれで味がありますが、こっちは疲れているのに到着後の日本はこれから1日がはじまるっての、微妙に体にはきついんですよね(笑)テンションが合わないというか(笑)。そういう意味では早朝着より、夕方・夜着の便の方が私は好きです。

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さて、朝焼けのヒースローから始まった旅の終わりは、再び朝焼けの羽田で幕を降ろすこととなりました。朝焼けに始まり、朝焼けに終わる。これもなかなか美しいですね。昨今はまだまだ海外への渡航はほぼできない情勢ですので、このように自由に空を駆け抜け、様々な街で、様々な人々をお互いの人生を交錯させる豊かな経験がでいない環境になっています。こうやって自身の過去の記録を振り返るだけでも、自分がどれだけ恵まれた毎日を送っていたのか改めて気づかされます。

再び空から空へ、国から国へ、街から街へ・・・と駆け回る毎日が帰ってくることを祈りながら今回のレポートを終了しようと思います。みなさまも大変な毎日が続くと思いますが、くれぐれもご自愛ください。

ではまた!

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●ロンドンの街の様子やANAビジネスクラスでの旅などの記事はこちら!

●ロンドンへANAファーストクラスで旅をした際の記事はこちら!

●最新のANAファーストクラス『THE Suite』搭乗記はこちら!やはり最新は最良でした。

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